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  • 【SEO】パンくずリストとは?SEO効果と設置方法を徹底解説

    【SEO】パンくずリストとは?SEO効果と設置方法を徹底解説

    「パンくずリストって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「設置方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、パンくずリストとはWebページのナビゲーションの一種で、ユーザーがWebサイトの階層や現在ページを把握できるようにするものです。SEOの観点では検索エンジンのクロールを助け、ユーザー視点では現在地の把握や他ページの発見に役立ちます。すべてのWebサイトに設置すべきナビゲーションです。

    この記事では、パンくずリストの定義から3つの種類、SEOメリット、設置方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • パンくずリストとは何か
    • パンくずリストの3つの種類
    • SEOの観点でのメリット
    • ユーザー視点でのメリット
    • 良いパンくずリストを作る3つのポイント
    • 構造化データに対応した設置方法

    パンくずリストとは?

    パンくずリストとは、Webページのナビゲーションの一種で、ユーザーがWebサイトの階層や現在ページを把握できるようにするものです。

    通常、ページの左上部に1行のテキストで配置される内部リンクです。ユーザーはパンくずリストを利用して、前のセクションやホームページ(トップページ)に素早く戻ることができます。

    例:ホーム > SEO > 初心者向けSEO > ナビゲーション > パンくずリストとは?

    パンくずリストの特徴

    右側にいくほど具体的
    左端にホームページを配置し、右側に向けてより具体的なセクションを配置します。

    現在地がわかる
    グローバルナビゲーションでは「自分がサイト内のどこにいるか」はわかりませんが、パンくずリストがあることでユーザーは今閲覧中のWebページがサイト内のどこに位置するのか把握できます。

    名前の由来

    パンくずリストの語源はグリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』です。森の中に連れられるシーンでヘンゼルが道しるべとしてパンくずを撒いたエピソードに由来します。

    英語では「Breadcrumb List(ブレッドクラムリスト)」と呼びます。ユーザーがWebサイトの入口から入っていくとき、いつでも経路をさかのぼってもと来た道を帰れるようにするのがパンくずリストの根源的な役割です。

    パンくずリストの3つの種類

    種類1:ロケーション型(位置)

    最も一般的なパンくずリストで、「階層型」とも呼ばれます。通常のオウンドメディアであれば「パンくずリスト=ロケーション型」と覚えておけば問題ありません。

    例:ホーム > SEO > 初心者向けSEO > ナビゲーション > パンくずリストとは?

    種類2:アトリビュート型(属性)

    「属性」を示すパンくずリストです。複数のフィルターで絞り込みができるサイトなどで使われます。ECサイトでユーザーが商品を探しやすくするために採用されることがあります。

    例:ホーム > 商品 > カテゴリー > 性別 > サイズ > カラー

    種類3:パス型(履歴)

    ユーザーがWebサイト内を移動した履歴を動的に示すパンくずリストです。現在地までの閲覧経路が表示されます。

    現在ではほとんど使用されていません。閲覧経路はルールに沿わずに蛇行的になるため、ナビゲーションとしてロケーション型に劣るという見解が一般的です。

    パンくずリストを設置するメリット(SEOの観点)

    メリット1:検索エンジンがクロールしやすくなる

    パンくずリストを設置すると、個別の記事から上位のカテゴリに、そして上位のカテゴリから個別の記事にと、リンクを張り巡らすことができます。

    サイト内でリンクがつながっていることで、検索エンジンはサイトの情報をクロール(収集)しやすくなります。クロールしやすい構造になっていると、検索エンジンのロボットはサイトの構造も把握しやすくなり、インデックスのスピードも早まります。

    メリット2:検索結果ページにパンくずリストが表示される

    構造化データに対応した場合、Googleの検索結果画面にもパンくずリストを表示することが可能です。

    長くてわかりにくいURLが表示されるよりも、パンくずリストが表示されたほうがクリック率の向上が期待できます。ユーザーはパンくずリストを見て、そのWebページがどのカテゴリに属しているのか事前に知ることができます。

    メリット3:良質な内部リンクを形成できる

    パンくずリストは、極めて高品質な内部リンクを自然発生的に形成してくれます。結果として、検索エンジンのクローラーは効率的にサイト内を巡回し、インデックスの速度を高め、SEOの成果が上がりやすくなります。

    パンくずリストを設置するメリット(ユーザー視点)

    メリット1:現在地がわかりやすい

    ユーザーの「ここは、どこ?」という問いに、いつでも明確に答えるのがパンくずリストです。「パンくずリストとは住所表示」と捉えるとわかりやすいです。

    知らない街で現在地がわからないと不安になったりイライラしたりします。パンくずリストは、サイトの階層構造内でのユーザー現在地を視覚的に示し、ユーザーのストレスを軽減する効果があります。

    メリット2:他のページを発見しやすくなる

    オフラインの住所表示はクリックできませんが、パンくずリストはクリックできます。パンくずリストがあると、現在地がわかるのみならず、ユーザーにとって有益なページを見つける手助けとなります。

    メリット3:最小限のスペース・負荷で設置できる

    テキスト1行なので読み込み時に負荷がないという意味で軽いです。スペースをとらないコンパクトさで、ページ閲覧中に視覚的に邪魔になる重さもありません。

    パンくずリストのデメリット

    デメリットはほとんどありませんが、強いて言えばスマートフォンなどで見栄えが悪くなることがある点です。

    PCでは1行で収まるパンくずリストも、スマートフォン表示では2行以上になってしまうことがあります。

    ただし、このデメリットはデザイン設定でカバーできます。

    • 文字サイズを小さくする
    • 横スクロール設定をして一行に収める

    パンくずリストは全てのWebサイトに設置すべき

    パンくずリストはSEOの観点からもユーザー視点からもメリットが大きいため、Webサイトには不可欠なナビゲーションといっても過言ではありません。全てのWebサイトで設置すべきです。

    Googleの検索結果画面にもパンくずリストを表示させるために、構造化データも併せて設定しておくことを推奨します。

    良いパンくずリストを作る3つのポイント

    ポイント1:論理的なパンくずリストを作る

    パンくずリストがわかりづらいと、それだけでユーザーを混乱させてしまいます。論理的なパンくずリストを作るためには、そもそものサイト内のページやコンテンツが論理的に構成されている必要があります。

    具体的には、適切なカテゴリー設定が重要です。カテゴリー分けが適切にされていれば、現在のページから上層のカテゴリーに移動できるため使いやすいです。

    カテゴリー分けがされていない場合、「戻り先の上層カテゴリーがない」パンくずリストとなってしまい、機能しないパンくずリストになってしまいます。

    ポイント2:ユーザーが見慣れた記号で作成する

    ユーザーが「これはパンくずリストである」と理解しやすい記号を使いましょう。

    良い例:

    • >(不等号)
    • /(スラッシュ)

    悪い例:

    • |(縦線)
    • ・(中黒)
    • :(コロン)

    ポイント3:グローバルナビゲーションの代わりにはしない

    パンくずリストはユーザーにとって非常に利便性が高いナビゲーションですが、あくまでもメインのグローバルナビゲーションを補助する役割を担います。

    パンくずリストを設置したからといって、ほかのナビゲーションをおろそかにしないよう注意しましょう。

    構造化データに対応したパンくずリストを設置する方法

    パンくずリストの成果を最大化するためには「構造化データ」にする必要があります。

    構造化データとは、「検索エンジンに、『その文字列が何を意味するのか?』についての情報を与える仕組み」です。

    「これはパンくずリストです」とGoogleに分かるように構造化データで記述すると、検索結果ページでの可視性が上がり、Googleのクロールにも好影響があります。

    方法1:パンくずリストを含むWordPressテーマを利用する(推奨)

    schema.orgに基づく構造化データ用のパンくずリストを生成するテーマを選択します。特別な事情がない限りこの方法が推奨されます。

    サイト運営者がパンくずリストや構造化データの設定をする必要はなく、テーマがすべて自動的に行ってくれます。

    方法2:WordPressプラグインを導入しテンプレートを改造する

    パンくずリストを生成できるWordPressプラグイン(例:Yoast SEO)を導入する方法です。

    この方法の注意点は、サイト全体にパンくずリストを実装するにはsingle.phpなどのテンプレートファイルを改造する必要があることです。

    方法3:WordPress以外のWebサイトでの実装

    WordPressなどのCMSを利用しないWebサイトで手動で構造化データを追加する方法は、Google検索セントラル「パンくずリスト(BreadcrumbList)の構造化データ」で詳しく解説されています。

    よくある質問(FAQ)

    Q. パンくずリストは必須?

    A. 必須ではありませんが、SEOとユーザビリティの両面でメリットが大きいため、すべてのWebサイトに設置することを強く推奨します。

    Q. 構造化データは必要?

    A. パンくずリスト自体は構造化データなしでも機能しますが、検索結果に表示させてクリック率を上げるためには構造化データへの対応が必要です。

    Q. スマートフォンでは非表示にすべき?

    A. 非表示にする必要はありません。文字サイズの調整や横スクロール設定などで対応できます。ユーザビリティの観点からも表示しておくことをおすすめします。

    Q. どの種類のパンくずリストを使うべき?

    A. 通常のブログやオウンドメディアであれば「ロケーション型(階層型)」を使いましょう。ECサイトで絞り込み機能がある場合は「アトリビュート型」も検討できます。

    まとめ:パンくずリストで検索エンジンとユーザーを助けよう

    この記事では、パンくずリストの定義から設置方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • パンくずリストはサイトの階層と現在地を示すナビゲーション
    • 語源はグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』
    • 最も一般的なのはロケーション型(階層型)
    • 検索エンジンのクロールを助ける
    • 構造化データで検索結果に表示できる
    • すべてのWebサイトに設置すべき

    良いパンくずリストの3つのポイント:

    1. 論理的なパンくずリストを作る
    2. ユーザーが見慣れた記号(>や/)で作成する
    3. グローバルナビゲーションの代わりにはしない

    次のステップ:

    • サイトのカテゴリー構造を論理的に設計する
    • 構造化データに対応したパンくずリストを設置する
    • WordPressの場合は対応テーマかプラグインを利用する
    • スマートフォン表示もチェックする

    パンくずリストはSEOとユーザビリティの両面で効果的なナビゲーションです。まだ設置していない場合は、ぜひ導入を検討してください。

  • 【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    「ページ速度って何?」
    「SEOに影響はあるの?」
    「改善方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ページ速度とはWebサイトのページの読み込み速度のことです。ページ速度は離脱率、直帰率、コンバージョン、そしてGoogleの検索ランキング評価に影響します。目安は2.5秒以下で、PageSpeed Insightsのスコアが50未満であれば改善が必要です。

    この記事では、ページ速度の定義から計測方法、4つの影響、改善方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ページ速度とは何か
    • ページ速度が与える4つの影響
    • ページ速度の目安
    • PageSpeed Insightsを使った確認方法
    • 改善すべきかの判断基準
    • 4つの改善方法

    ページ速度とは?

    ページ速度とは「Webサイトのページの読み込み速度」のことです。ユーザーがWebサイトにあるページへアクセスしてから、そのページが読み込まれるまでの時間の速さであり、秒単位で示されます。

    ページ速度は以下のような要素によって決まります。

    • ネットワーク環境
    • Webサイトのサーバー設定
    • ページのHTML構成
    • JavaScriptやCSSなどのリソースの使用方法
    • 画像や動画の数

    Googleもページ速度の重要性を述べています。Google検索セントラルでは「ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます」と言及されています。

    ページ速度が計測されるしくみ

    PageSpeed Insightsでは2つのデータをもとに計測されます。

    フィールドデータをもとに計測

    実際のユーザー環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Chrome ユーザーエクスペリエンス レポート」を使用しています。

    アクセス数やデータ通信量の少ないページは、十分なデータを得られないため計測できないことがある点に注意が必要です。

    ラボデータをもとに計測

    試験環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Lighthouse」を使用しています。実際のユーザー環境は反映されないため推測値となります。

    ページ速度が与える4つの影響

    影響1:ページの離脱率

    Think With Googleの調査によると、ページの読み込みに3秒以上かかると、ページを訪問した人の53%が離れるとされています。

    影響2:ページの直帰率

    同じくThink With Googleの調査では、ページの読み込みが1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上がるという結果が出ています。

    影響3:コンバージョン

    AutoAnything社の事例では、ページ速度を半減させて売上を1%伸ばすことに成功しています。ページ速度はコンバージョンにも影響を与えます。

    影響4:Googleの検索ランキング評価

    デスクトップ検索ランキング評価の影響の1つにページ速度があります。2018年のSpeed Updateでモバイル検索のランキング要素にも追加されました。極端に遅いページは順位が下がることが考えられます。

    ページ速度の目安

    ページ速度の目安は「2.5秒以下」です。

    これはGoogleが定めているCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)の指標の1つ「Largest Contentful Paint(LCP)」に基づいています。

    Google Developersでは「良好なユーザー体験を提供するために、サイトはLargest Contentful Paintが2.5秒以下になるように努力する必要があります」と述べられています。

    Largest Contentful Paint(LCP)とは、ページのメインコンテンツが読み込まれるまでの時間のことです。

    PageSpeed Insightsを使ったページ速度の確認方法

    確認手順

    1. PageSpeed Insightsにアクセス
    2. ページ速度を確認したいURLを入力
    3. 「分析」をクリック

    計測できるのは1ページのみです。離脱率・直帰率の高いページ、コンバージョン率の低いページに限定して確認すると良いでしょう。

    「実際のユーザー環境で評価する」の見方

    過去28日間における実際のユーザー環境のデータ(フィールドデータ)をもとに計測されます。Webサイトのページ速度の現状を知る指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒以下
    • First Input Delay(FID):最初の応答時間。目安は100ミリ秒以下
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒以下
    • Interaction to Next Paint(INP):操作に対する反応時間。目安は200ミリ秒以下
    • Time to First Byte(TTFB):サーバーの初期応答時間。目安は0.8秒以下

    「パフォーマンスの問題を診断する」の見方

    試験環境において収集したデータ(ラボデータ)をもとに推測されます。Webサイト内部にあるページ速度に関する問題を見つける指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒
    • Speed Index:コンテンツ取り込み時間。目安は3.4秒
    • Time to Interactive(TTI):操作可能になるまでの時間。目安は2.5秒
    • Total Blocking Time(TBT):応答がブロックされている時間。目安は3.8秒
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下

    ページ速度を改善すべきかの判断基準

    「パフォーマンスの問題を診断する」に表示されるスコアが0から49(50未満)であれば改善すべきです。

    • 90以上:速い
    • 50〜90:平均的
    • 50未満:遅い

    スコアが50未満の場合、Webサイト内部にページ速度を遅らせる問題があることを意味します。

    ページ速度の4つの改善方法

    Googleが重視するのは「レンダリングを妨げるリソースを削除する」ことと「リソースや画像を圧縮・軽量化する」ことの2点です。

    改善方法1:外部のJavaScriptを削除する

    外部のJavaScriptを使用していると、その取得までに時間を要するためページ速度が遅くなることがあります。

    外部JavaScriptが小さい場合はインライン化(HTMLファイルに直接挿入)することで改善できます。

    改善方法2:外部のCSSを最適化する

    外部のCSSを使用しているとページ速度が遅くなることがあります。

    小さなCSSファイルの場合はインライン化することで改善できます。

    改善方法3:リソースのデータを軽量化する

    余分な改行、不要なコメント、使用されていないコードが残っているとページ速度が遅くなります。

    軽量化ツールを使用して対処しましょう。HTMLはHTMLMinifier、JavaScriptはUglifyJS、CSSはCSSNanoやcssoが利用できます。

    改善方法4:画像を最適化する

    画像が多かったり容量が大きかったりするとページ速度に影響します。

    以下の方法で対処できます。

    • コンテンツに無関係の画像を削除
    • 画像を圧縮
    • 圧縮性の高いファイル形式に変換(JPEG2000、JPEG XRなど)
    • レスポンシブ画像を使う

    ページ速度に関する5つの注意点

    注意点1:ネットワーク環境によって左右される

    通信障害や回線速度の問題でページ速度が遅くなることがあります。3回ほど計測することをおすすめします。

    注意点2:実際のユーザー環境の速度が表示されないページもある

    アクセス数やデータ通信量が少ないページは、十分なデータを得られないため計測できません。

    注意点3:スコアが遅いと判断されてもページ速度は良好なケースもある

    実際のユーザー環境のデータをもとに計測されたページ速度が良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することもあります。

    注意点4:改善案は全て行う必要はない

    改善案の中には多くの作業時間を要したり高度な技術が必要なものもあります。重要な改善案を優先に対応すると良いでしょう。

    注意点5:ページを改善しても実際のユーザー環境の速度はリアルタイムで変更されない

    過去28日間のデータをもとに計測されるため、改善後は日を置いて再度計測しましょう。ただし、「パフォーマンスの問題を診断する」のスコアは数分で変更が反映されます。

    よくある質問(FAQ)

    Q. ページ速度はSEOに影響する?

    A. はい、Googleの検索ランキング要素の1つです。2018年のSpeed Updateでモバイル検索にも適用されました。極端に遅いページは順位が下がる可能性があります。

    Q. ページ速度の目安は?

    A. Googleが定めるCore Web VitalsのLCP指標に基づき、2.5秒以下が目安です。PageSpeed Insightsのスコアでは90以上が速い、50〜90が平均的、50未満が遅いと判断されます。

    Q. スコアが低いのにユーザー環境では良好と表示される場合は?

    A. 実際のユーザー環境のデータが良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することがあります。

    Q. 改善案はすべて実施すべき?

    A. すべて実施する必要はありません。作業時間や技術的難易度を考慮し、重要な改善案を優先して対応しましょう。

    まとめ:ページ速度を改善してユーザー体験を向上させよう

    この記事では、ページ速度の定義から改善方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • ページ速度はWebサイトの読み込み速度のこと
    • 離脱率、直帰率、コンバージョン、検索ランキングに影響
    • 目安は2.5秒以下(LCP基準)
    • PageSpeed Insightsでスコア50未満なら改善が必要
    • フィールドデータとラボデータの2種類で計測される

    4つの改善方法:

    1. 外部のJavaScriptを削除する
    2. 外部のCSSを最適化する
    3. リソースのデータを軽量化する
    4. 画像を最適化する

    次のステップ:

    • PageSpeed Insightsでサイトのページ速度を確認する
    • スコアが50未満のページを特定する
    • 改善案を優先度順に対応する
    • 改善後は日を置いて再計測する

    ページ速度はユーザー体験とSEOの両方に影響する重要な要素です。スコアが低い場合は、優先度の高い改善から着手していきましょう。

  • 【SEO】構造化データとは?できることと実装方法を徹底解説

    【SEO】構造化データとは?できることと実装方法を徹底解説

    「構造化データって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「実装方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、構造化データとは検索エンジンが理解しやすいようにページに関する情報を定義するデータ形式のことです。構造化データを実装することで、リッチリザルト表示が可能になり、検索結果でのクリック率向上が期待できます。検索順位に直接影響を与えるものではありませんが、ユーザーの利便性向上に効果的です。

    この記事では、構造化データの定義からできること、実装方法、確認方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 構造化データとは何か
    • 構造化データができる2つのこと
    • 注意点とガイドライン
    • 構造化データに必要な2つの要素
    • マークアップする2つの方法
    • 実装の確認方法

    構造化データとは?

    構造化データとは、検索エンジンが理解しやすいようにページに関する情報を定義するデータ形式のことです。

    HTMLは文書構造や段落などを指示できても、言葉の意味は指示できません。構造化データを使うと、Webページの理解をサポートできます。

    例えば、HTMLだけでは「100」が重量なのか価格なのか分かりませんが、構造化データを実装すると価格と100が紐づけでき、検索エンジンは100が価格を示していると理解できます。

    セマンティックウェブとの関係

    セマンティックウェブとは、W3Cが提唱しているWeb構想です。機械処理ができるメタデータなどをHTMLに付与して、語彙の意味や分類、定義を行います。

    構造化データはセマンティックウェブの実装例であり、HTMLにマークアップを行い検索エンジンの理解をサポートします。Googleも構造化データの使用を推奨しています。

    構造化データができる2つのこと

    できること1:リッチリザルト表示ができる

    リッチリザルトとは、通常の検索結果に比べて視覚的に見やすく表示できる拡張機能です。

    視認性が高く検索結果画面で目を引くため、通常表示のサイトよりもクリックされやすくなります。Milestone Researchの調査結果によると、リッチリザルト表示された1ページ目のクリック率は平均58%(非表示では約41%)とされています。

    代表的なリッチリザルトの種類:

    • FAQ:複数の質問が検索結果に表示される。クリック率が最も高い
    • パンくずリスト:ページの階層を可視化。どの階層のページにアクセスできるか一目で分かる
    • 評価や価格の表示:商品やサービスの評価、価格を検索結果に表示
    • How to:使い方や手順を見やすく表示。テキストのみ、テキスト+画像、テキスト+動画の3パターン
    • イベント:直近のイベントを3列縦に並べて掲載

    ただし、構造化データの実装=リッチリザルト表示ではありません。様々な要因が検索結果表示に影響を及ぼすため、必ずリッチリザルト表示できるとは限りません。

    できること2:検索エンジンにコンテンツ内容を理解してもらいやすくなる

    構造化データを用いて語彙の意味や定義を行うことで、何のコンテンツなのか分かりやすくなります。

    例えば、「コップ」という語彙があった場合、構造化データを使い「カフェ」であることを示すと、「コップ」というカフェがあることを検索エンジンが理解できます。

    また、構造化データはHTMLに埋め込まれるためクローラーが理解しやすく、検索結果への反映の短縮やコンテンツのクロールにかかる時間の短縮も見込めます。

    構造化データの注意点

    注意点1:Google未サポートの構造化データを使用しても意味がない

    検索エンジンによりさまざまなマークアップ方法を導入していますが、Googleが対応している方法は全体の一部に過ぎません。Googleがサポートしていない方法で実装しても、リッチリザルト表示を始め検索に役立つことはありません。

    注意点2:Googleが提示しているガイドラインを守る必要がある

    ガイドラインを守っていないとリッチリザルト表示ができなくなります。

    リッチリザルト表示ができなくなる主なケースは以下の通りです。

    • 構造化データの内容が誤解を与えている、または適切ではないと判断した場合
    • ユーザーに表示されない情報に関する構造化データを実装している
    • 構造化データを保持するために空白のページを作る
    • Googleの品質に関するガイドラインに違反している

    構造化データは順位に直接影響を与えない

    構造化データは、実装することで検索順位に直接影響を与えるものではありません。GoogleのJohn Mueller氏も同様の発言をしています。

    ただし、ユーザーの利便性が向上することでアクセス数を増加させる効果は十分に期待できます。FAQをリッチリザルト表示するとクリック率が87%も向上するというデータもあります。

    構造化データの目的:

    • リッチリザルト表示でユーザーの利便性を向上させてアクセス数を増加させる
    • 検索エンジンにコンテンツを適切に理解してもらう

    構造化データのメリットを最大限に活かせるケース

    ケース1:すでに基本的な競争力を身につけている

    構造化データを実装したからといって、必ずリッチリザルト表示されるとは限りません。サイト自体がユーザーにとって最適だと判断されなければ、リッチリザルト表示されない可能性が高いです。

    すでに検索結果で15位以上を獲得できている場合は、短期間で恩恵を受けやすいです。

    ケース2:構造化データの実装を継続できる仕組みが整っている

    コンテンツが増える場合には、その都度適切なカテゴリーの構造化データを実装する必要があります。チームや委託先で構造化データの実装ができる環境が整っていると有効活用できます。

    構造化データに必要な2つの要素

    要素1:ボキャブラリ

    構造化データを定義する規格のことです。代表的なものが「Schema.org」で、Yahoo!やMicrosoft、Googleなどで共同運営されています。

    Schema.orgの語彙の例は以下の通りです。

    • 人名:name
    • 画像:image
    • 調理時間:cookTime

    要素2:シンタックス

    構造化データをHTMLに記述するときの文法です。

    • JSON-LD(Google推奨):JavaScriptの記述方法を採用。HTMLのどのページにも記述でき、既存のコードの書き換えが不要
    • microdata:HTML5の一部として作成された表記
    • RDFa:HTML5の拡張機能

    構造化データをマークアップする2つの方法

    方法1:HTMLを使いマークアップする

    ボキャブラリを定義し、JSON-LDなどを用いてHTMLに構造化データをマークアップします。

    コードミスやボキャブラリの定義ミスがあると検索エンジンが正しく認識できない可能性があるので注意が必要です。

    方法2:Googleの構造化データマークアップ支援ツールを使う

    Googleが提供しているツールを使い、ノーコードでシンタックスを作成できます。

    1. 構造化データマークアップ支援ツールにアクセス
    2. 構造化データを実装したいページのURLとカテゴリーを入力
    3. 「タグ付けを開始」をクリック
    4. テキストをマウスで選択し、定義する語彙と紐づける
    5. 「HTMLを作成」をクリック
    6. 自動生成されたシンタックスをコピーして該当箇所に貼り付け

    決められたカテゴリーでしか作成ができず、細かな指示はできない点に注意しましょう。

    構造化データが実装できているか確認する方法

    確認方法1:リッチリザルトテスト

    Googleが提供している無料の診断ツールです。

    構造化データの実装を確認したいURLを入力し、「URLをテスト」をクリックします。

    結果の見方:

    • 「アイテムが検出されませんでした」→ 構造化データが実装できていない
    • 「有効なアイテムを検出しました」→ 構造化データが実装できている

    コードの検証も可能です。URLを入力する部分に構造化データのコードを入力して確認できます。

    確認方法2:Google Search Consoleで確認

    クローラーが構造化データを読み取れたか確認でき、エラーがある場合にはエラーの詳細を把握できます。

    1. Google Search Consoleにログイン
    2. メニュー内の「拡張」をクリック
    3. 「解析不能な構造化データ」を選択
    4. エラーがなければ、構造化データが問題なく実装されている

    警告が出ているとリッチリザルト表示ができないわけではありませんが、ユーザーの利便性が低下する可能性があるのでできるだけ早く修正しましょう。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 構造化データはSEOに効果がある?

    A. 検索順位に直接影響を与えるものではありませんが、リッチリザルト表示によるクリック率向上や、検索エンジンのコンテンツ理解促進に効果があります。FAQのリッチリザルト表示ではクリック率が87%向上したデータもあります。

    Q. 構造化データを実装すれば必ずリッチリザルト表示される?

    A. いいえ、必ず表示されるわけではありません。サイト自体がユーザーにとって最適だとGoogleに判断される必要があります。検索結果で15位以上を獲得できているサイトは恩恵を受けやすいです。

    Q. どのシンタックスを使うべき?

    A. JSON-LDがGoogle推奨です。HTMLのどのページにも記述でき、既存のコードの書き換えが不要というメリットがあります。

    Q. 構造化データの実装は難しい?

    A. Googleの構造化データマークアップ支援ツールを使えば、ノーコードでシンタックスを作成できます。ただし、細かな指示が必要な場合はHTMLでの直接マークアップが必要です。

    まとめ:構造化データでリッチリザルト表示を狙おう

    この記事では、構造化データの定義から実装方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 構造化データは検索エンジンの理解をサポートするデータ形式
    • リッチリザルト表示でクリック率向上が期待できる
    • 検索順位に直接影響を与えるものではない
    • Googleがサポートしている方法で実装する必要がある
    • ガイドライン違反はリッチリザルト表示ができなくなる

    構造化データに必要な2つの要素:

    1. ボキャブラリ:Schema.orgなどの定義規格
    2. シンタックス:JSON-LD(Google推奨)などの記述文法

    次のステップ:

    • サイトの現状の検索順位を確認する(15位以上なら効果を得やすい)
    • 構造化データマークアップ支援ツールで実装を試す
    • リッチリザルトテストで実装を確認する
    • Search Consoleでエラーがないか定期的にチェックする

    構造化データはSEOの直接的な効果よりも、ユーザーの利便性向上が主な目的です。サイトの基本的な競争力を身につけた上で、効果的に活用しましょう。

  • 【SEO】内部リンクとは?SEOでの重要性と効果的な張り方を解説

    【SEO】内部リンクとは?SEOでの重要性と効果的な張り方を解説

    「内部リンクって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「効果的な張り方を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、内部リンクとは同じサイト内のページとページをつなぐリンクのことです。適切に設置することでクローラーの回遊を助け、ユーザー体験を向上させ、Googleにサイト構造を理解させる効果があります。SEOにおいて非常に重要な要素で、関連性の高いページにリンクを張ることが大原則です。

    この記事では、内部リンクの定義から4つのメリット、効果的な張り方5つ、応用編まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 内部リンクとは何か
    • 内部リンクを設置する4つのメリット
    • SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ
    • サイト全体で効果的な内部リンクを設置する工夫5つ
    • 内部リンクについての3つの注意点

    内部リンクとは?

    内部リンクとは、同じサイト内のページとページをつなぐリンクのことです。別の参考記事に遷移させたり、問い合わせページに送客したりする場合などに使われます。

    「自サイト内」とは一般的には「同ドメイン内」を意味します。ただし、複数ドメインで1つのサイトを構築している場合など、実体に照らしたときドメインによる定義と矛盾する場合には実体が優先されます。

    対義語は「外部リンク(external link)」で、自サイトから別のサイトに向けたリンクのことです。

    内部リンクの種類

    コンテクスチュアルリンク(文脈上のリンク)
    コンテンツの文脈に沿って設置されているリンクです。

    ナビゲーションリンク
    ユーザーが別ページへ遷移するための案内です。グローバルナビゲーション、パンくずリスト、サイドバー、フッターなどがあります。

    発リンクと被リンクの違い

    • 発リンク:ページから発したリンク
    • 被リンク:他ページから受けているリンク

    被リンクと内部リンク、発リンクと外部リンクは別の概念なので混同しないように注意しましょう。

    内部リンクを設置する4つのメリット

    メリット1:クローラーが回遊しやすくなる

    Googleはクローラーを使ってWebページのデータを収集しています。内部リンクの設置はクローラーの通り道を作ることであり、クローラーのデータ収集を手助けできます。

    クローラーを手助けすることで、インデックスへのすばやい登録や更新がなされます。インデックスに登録されて初めて検索結果に表示可能となります。

    メリット2:ユーザーもサイトを回遊しやすくなる

    内部リンクを適切に設置することでUX(ユーザー体験)が向上し、クローラーだけでなくユーザーも回遊しやすくなります。

    WebサイトのUXを測る重要な指標は「滞在時間」と「直帰率」です。Wikipediaは内部リンクによってすばらしいUXを生み出している好例です。

    メリット3:Googleがサイトの構造を理解しやすくなる

    Googleは「どのページからどのページへ内部リンクがされているか」を見てサイトを理解しています。

    Googleのジョン・ミュラーは「あるページがサイト内で下層にあるのか上層にあるのか、URLのスラッシュの数だけではわからない。トップページやメインページから、どれだけ早くそのページに到達できるかが重要だ」と発言しています。

    つまり、ディレクトリの階層より内部リンクを重視しているということです。トップページから内部リンクが設置されていれば、ディレクトリ構造にかかわらず「上層」と判断されます。

    メリット4:Googleがページ同士の関連性を理解しやすくなる

    内部リンクで結ばれたページ同士は、「同じカテゴリのトピックについて話していて関係がある」とGoogleが解釈します。

    内部リンクによってサイトに関する情報をGoogleへ的確に伝えられれば、ニーズに合うユーザーの検索結果に表示されやすくなります。

    適切な内部リンク設置はSEOに良い影響を与える

    適切な内部リンク設置がSEOに良い影響を与える理由は以下の通りです。

    • クローラーを助けると早くインデックスに登録されるため、新着コンテンツにおいてSEOで有利な状態を作れる
    • Googleがサイトの構造やページ同士の関連性を理解しやすくなり、ニーズに合うユーザーの検索結果に表示されやすくなる
    • 滞在時間が長くなり直帰率が下がることで、サイト全体のSEOに良い影響を与える

    悪い内部リンクは逆効果

    以下のような内部リンクは、Googleにとってもユーザーにとっても役に立たない「悪いリンク」です。

    • メインコンテンツと関連性が低いページへのリンク
    • リンクである(クリックできる)ことが伝わらないデザインのリンク
    • 1ページ内に何度も出てくる同ページへのリンク
    • 切れているリンク
    • ユーザーの気持ちとは関係がないリンク(商品・サービスのLPへの唐突な誘導など)

    Googleは関連性が高いページに張られたリンクを「良いリンク」と見なしています。

    SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ

    張り方1:【大原則】関連性が高いページにリンクさせる

    関連性が高いページにリンクさせることで、Googleに「リンク元のページと、リンク先のページは関連性が高いページですよ」と教えることができます。

    「ユーザーのためになる関連したページ」にリンクを張るのが基本です。リンク先のページが「良質であること」は絶対条件です。

    張り方2:URLではなくリンクテキスト(文字列)を設置する

    文字列に設定したリンクは「リンクテキスト」「アンカーテキスト」と呼ばれます。

    悪い例:セミナー詳細:http://www.sample.jp/seminor/
    良い例:セミナー詳細:バズ部が11年間で積み上げてきたCVアップのポイント公開

    張り方3:リンク先の内容が分かる文字列を設定する

    「こちらのページ」ではなく「SEO対策ノウハウ50選」のように、リンクをクリックした後の内容を想像しやすい文字列を設定しましょう。

    意識すべきことは以下の通りです。

    • 同じアンカーテキストを使いまわさない(「こちらのページ」「詳しくはこちら」など)
    • リンク先の内容が明確にわかるアンカーテキストにする
    • プラグインによる自動リンク挿入は基本的に使わない

    Zyppyの調査によると、アンカーテキストのバリエーションが多いほど、検索トラフィックが増えるという結果が出ています。

    張り方4:画像にリンクを張る場合にはalt属性を設定する

    画像に内部リンクを指定する際は、必ず「alt属性」を設定しましょう。

    悪い例ではalt属性が空になっていますが、良い例では「バズ部式マーケティング広告費を1/10にして売上を倍増させる全手法」のようにリンク先の内容がわかるalt属性を設定しています。

    張り方5:クリックされていない内部リンクは削除する

    「ユーザーのためになっていない内部リンク=クリックされていない内部リンク」が無いかチェックして、見つかったら削除しましょう。

    あるWebサイトでは、メインコンテンツの内部リンクのうち、クリック数の少ないリンクを機械的に削除しただけで、直帰率などに改善が見られました。

    内部リンクのクリックは、タグマネージャーとGoogle Analyticsを組み合わせることで測定できます。

    【応用編】サイト全体で効果的な内部リンクを設置する工夫5つ

    工夫1:トピッククラスターでコンテンツを作る

    トピッククラスターとは、HubSpotのマシュー・バービーが提唱したコンテンツ設計手法です。

    • コアトピック:幅広い情報を網羅し、多くのユーザーに対してキャッチ力があり、高い成約率がある記事
    • サブトピック:コアトピック分野のトピックを深掘りし、ニッチなニーズに応える記事

    トピッククラスターの魅力は、「サイトが深い情報を持っていることを検索エンジンに知らせながら、秩序ある内部リンクで、コンバージョンの柱となるページを検索上位に押し上げられる」という点です。

    工夫2:重要度の高いページにリンクを集める

    内部リンクが集まっているページには自然とアクセスが集まります。クローラーも「このページはサイトにとって重要度が高いページなのだな」と理解できます。

    コンバージョンに繋がりやすい記事など、重要度の高いページには優先的に内部リンクを集めましょう。

    工夫3:ナビゲーションから重要なページにリンクを張る

    ナビゲーション(グローバルメニュー、フッターメニュー、サイドカラムなど共通メニュー)から直接内部リンクできる状態にすることで、多くのアクセスを集められます。

    工夫4:パンくずリストを設置する

    パンくずリストを全てのコンテンツに適切に設置するだけで、記事から上位カテゴリに内部リンクが張られ、検索エンジンにサイトの構造を理解してもらいやすくなります。

    工夫5:HTMLサイトマップを活用する

    HTMLサイトマップとは、サイトの来訪者に見せるサイト全体の地図のようなものです。重要なカテゴリやページへの内部リンクをまとめて張っておけます。

    内部リンクについての3つの注意点

    注意点1:リンクジュースのことは忘れる

    リンクジュースとは「リンク元ページからリンク先ページへ、検索エンジンの評価が渡される」という概念です。

    しかし、Googleのジョン・ミュラーは2020年に「リンクジュースの知識はすべて忘れることだ。すべてが時代遅れ、間違っている、誤解を招く可能性が非常に高い。そうではなく、あなたのWebサイトのユーザーたちにとって、よくワークするサイトを構築してほしい」と発言しています。

    注意点2:ユーザーのために内部リンクを設置する

    リンクジュースを渡すことを目的にではなく、「ユーザーのためになる、ユーザーにとって必要な、ユーザーに役立つ内部リンク」ということだけを考えましょう。

    どんな内部リンクがユーザーのためになるかを知るには、ユーザー理解から始める必要があります。

    注意点3:ナビゲーションは自分で改造しない

    ナビゲーションで重要なのは「ユーザーがここにあるだろうと思うところに案内がある」ことです。他サイトと共通する見慣れた様式であることに意味があります。

    SEOに精通した作者が作ったWordPressテーマを利用するのが最善です。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 内部リンクはSEOに効果がある?

    A. はい、適切な内部リンク設置はSEOに良い影響を与えます。クローラーの回遊を助け、インデックス登録を早め、Googleにサイト構造を理解させる効果があります。

    Q. 内部リンクは多いほど良い?

    A. 量より質が重要です。関連性が高く、ユーザーのためになるリンクを設置することが大原則です。クリックされていない内部リンクは削除しましょう。

    Q. リンクジュースを意識すべき?

    A. Googleのジョン・ミュラーは「リンクジュースの知識はすべて忘れること」と発言しています。ユーザーのためになる内部リンクを設置することに集中しましょう。

    Q. 内部リンクのクリック数は測定できる?

    A. はい、タグマネージャーとGoogle Analyticsを組み合わせることで測定できます。クリック数の少ないリンクを削除することで直帰率の改善も期待できます。

    まとめ:ユーザーのための内部リンクを設置しよう

    この記事では、内部リンクの定義から効果的な張り方まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 内部リンクは同じサイト内のページをつなぐリンク
    • クローラーの回遊を助け、インデックス登録を早める
    • ユーザー体験を向上させ、滞在時間と直帰率を改善
    • Googleにサイト構造とページの関連性を理解させる
    • 関連性が高いページにリンクを張ることが大原則

    SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ:

    1. 関連性が高いページにリンクさせる
    2. URLではなくリンクテキストを設置する
    3. リンク先の内容が分かる文字列を設定する
    4. 画像にリンクを張る場合にはalt属性を設定する
    5. クリックされていない内部リンクは削除する

    次のステップ:

    • サイト内の関連性の高いページを洗い出す
    • アンカーテキストを具体的な内容に変更する
    • クリックされていない内部リンクを調査して削除する
    • トピッククラスターを意識したコンテンツ設計を行う

    内部リンクはリンクジュースのためではなく、ユーザーのために設置するものです。ユーザー理解を深め、本当に役立つ内部リンクを設置していきましょう。

  • 【SEO】ページランクとは?今でも意識すべき理由と確認方法を解説

    【SEO】ページランクとは?今でも意識すべき理由と確認方法を解説

    「ページランクって何?」
    「2016年に廃止されたんじゃないの?」
    「今でも意識する必要がある?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ページランクとはGoogle検索エンジン独自の評価指標の一つで、被リンクの数と質でページを評価する仕組みです。2016年に廃止されたのは「ツールバーページランク」であり、Google内部でのページランクの使用は現在も継続しています。被リンクは検索順位に影響を与えるため、今でも意識すべき重要な指標です。

    この記事では、ページランクの定義から仕組み、確認方法、評価を上げる方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ページランクとは何か
    • 2016年に廃止されたのは何か
    • ページランクの仕組み
    • 検索順位への影響
    • ページランクを確認する方法
    • 評価を上げる3つの方法

    ページランクとは?

    ページランク(PageRank)とは、Google検索エンジン独自の評価指標の一つです。「ページ間のリンクを投票と解釈し、どのサイトが最高の情報源として投票されているか分析をする」というGoogleの考え方を基に、被リンクの数と被リンクの質でページ評価をします。

    簡単に言うと、被リンクの数が多く被リンクの質が高いサイトは良いサイトと判断され、逆に被リンクの数が少なく質が低いサイトは評価の低いサイトだと判断されます。

    この考え方は学術論文を参考にしています。学術論文では参考文献が多ければ多いほど、信頼のおける論文だと考えられます。同様にサイトでも、被リンクが多ければ多いほど信頼があり評価に値すると捉えています。

    ページランクには2種類ある

    • Google内部のページランク:Googleの内部で更新されているページランク。リアルタイムで更新されており一般ユーザーや管理者が見ることはできない
    • ツールバーページランク(TBPR):Google内部で更新されるページランクを「0〜10」の11段階でランク付けをしたもの(リアルタイム更新ではない)※2016年で廃止

    2016年で廃止となったのはツールバーページランク

    「Googleのページランクは2016年で廃止された」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、廃止となったのは「ツールバーページランク」に限定された話です。

    当時はページランクのみが視覚的に把握できる要素だったため非常に重要視されていました。その結果、被リンクの売買やスパムリンクの発生を招くようになり、Googleのアルゴリズムにも悪影響を及ぼしたため廃止されました。

    Google内部でのページランクの使用は継続されている

    現在も、Google内部のページランクの使用は継続していると考えられています。

    理由1:Google社員Gary Illyes氏の発言
    2016年以降の会議で「ページランクツールバーが存在していないだけで、ページランク自体は依然としてアルゴリズムの一部である」と発言しています。

    理由2:Googleが掲げる10の真実に記載がある
    Googleが掲げる10の真実では「Googleでは、200以上の要素と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています」と記載されています。

    ページランクの仕組み

    仕組み1:被リンクの獲得数が多ければ多いほど評価される

    ページランクはウェブ上のリンクを票と見なします。最初の段階では票の数は平等とされており、被リンクを獲得することでどんどん票が増えていきます。

    飲食店に例えると、「おいしい」「いい経験ができた」など評価された飲食店に票が集まり、その結果飲食店の価値が高まります。同様に、被リンクという票が集まれば集まるほど人気や価値があると判断されてランクアップにつながります。

    仕組み2:リンク元の質が問われる

    ページランクは、リンク元の状態(質)によって票の価値が変わります。

    リンク元の被リンク数
    リンク元の被リンク数が多いと、人気が高いページからリンクを獲得したとみなされます。被リンクが5つのサイトよりも、被リンクが10のサイトからリンクをもらったほうが1票の価値が高くなります。

    関連性の高いページやサイト
    関連性の高いページからのリンクを重視する傾向があります。関連性のない被リンクはユーザーの利便性を低下させるため、評価も低いです。

    有名なサイトや上位表示サイト
    Yahoo!ニュースやGoogleニュースなど有名なサイトからの被リンクや、特定のキーワードで上位表示を得ているサイトからの被リンクは、票の価値が高くなる可能性があります。

    仕組み3:過剰な被リンクや被リンク販売はページランクの低下を招く

    被リンクの質や量を増やすために過剰な被リンクや被リンク売買をすると、ページランクの向上どころか評価の低下につながる可能性があります。

    Google検索セントラルでは「Googleでは、過度のリンク交換や購入したリンクでのPageRankの転送など、検索エンジンの結果の操作を目的としたリンクについては評価を下げるように努めています」と記載されています。

    評価が下がる行為:

    • 短期間での過度な被リンク設置
    • 被リンクの購入
    • Googleの品質に関するガイドライン違反

    ページランクは検索順位に影響を及ぼす

    Googleが公表している「10の真実」の中にページランクは含まれており、少なからず検索結果表示に影響を与えています。

    アメリカのSEO会社Backlinkoが2020年に1180万件のGoogle検索結果を分析したところ、Googleで1位表示となるサイトは2位〜10位表示のサイトよりも平均3.8倍も多い被リンクをもらっていたという結果が出ています。

    ただし、Googleの検索順位を決めるアルゴリズムには200を超える要素が関連しており、ページランクはそのうちの1つの指標です。ページランクのみに集中し被リンク獲得にこだわるだけではサイトの価値を高めることはできないため、バランスの取れたSEO対策が必要です。

    ページランクを確認する方法

    現在Googleではページランクを公表していませんが、外部ツールを使えばページランクの目安が把握できます。

    外部ツールで把握できるのはあくまでもページランクの目安で、Googleのページランクそのものではない点に注意してください。

    確認方法1:Moz(モズ)

    アメリカのSEO会社が提供している分析ツールです。

    1. Mozの公式サイトを開き、ページランクを把握したいURLを入力(事前に無料の会員登録が必要)
    2. 分析結果が表示されるため「ドメインオーソリティ」を確認(これがページランクの目安となる)

    確認方法2:Ahrefs(エイチレフス)

    SEO分析や競合分析ができる有料ツールです。

    1. Ahrefsの公式サイトにアクセスしログイン(プラン契約が必要)
    2. ダッシュボード画面にページランクを確認したいサイトのURLを入力
    3. 検索結果が表示されるため、「UR(URL Rating:URL別評価)」と「DR(Domain Rating:ドメインの評価)」を確認

    URとDRはどちらも被リンクの質や量を評価するAhrefs独自の指標です。数値が高ければ高いほど、ページランクとドメインの評価が高いと考えられます。

    ページランクの評価を上げる3つの方法

    方法1:スパムリンクを削除する

    まずは現在の被リンクの状況を確認するところから始めましょう。被リンクの状況は、Google Search Consoleを使い確認できます。

    1. 被リンクの確認がしたいURLを使いGoogle Search Consoleにログイン
    2. メニュー欄にある「リンク」をクリック
    3. 画面に内部リンクと外部リンクが表示されるので、外部リンクの詳細をクリック
    4. 被リンクページの一覧が表示されるため、被リンクの確認をしたいページをクリック
    5. リンク元のURLが表示される

    万が一、質の低いサイトやGoogleのガイドラインに反するサイトから被リンクをもらっていた場合は、否認テキストファイルを送信で被リンクを拒否することも可能です。

    方法2:良質なコンテンツを作成する

    ページランクを向上させるには、何よりもユーザーにとって有益な質の高いコンテンツを作成することが必要です。

    そもそも質の低いコンテンツには被リンクが設置しにくいです。「リンクを設置したい」と感じるコンテンツがなければ、被リンクを集めることや質の高いサイトから被リンクをもらうことが難しくなります。

    無意味な被リンク設置をしない:

    • サイドバーやフッターにリンクを並べる
    • リンク前後に文字がない
    • 同じドメインからの被リンクばかりを使う

    これらは評価が低いです。メインコンテンツ中に文脈に沿って、関連性のある被リンクを使うことで質の高い被リンクとして評価されます。

    方法3:被リンクをもらいやすいコンテンツを作成する

    コンテンツ内の被リンクが少ない場合、敢えて被リンクが増やせるコンテンツを作成するのも一つの方法です。

    被リンクをもらいやすいコンテンツ:

    • 事例紹介や商品紹介(商品や事例元となる会社から被リンクを獲得できる可能性)
    • インタビューコンテンツ(インタビュー元の会社から被リンクを獲得できる)
    • 監修者のいるコンテンツ(監修者から被リンクを獲得できる)
    • 独自の研究やアンケート結果を扱うコンテンツ(一次情報とみなされて多くの被リンクを獲得できる可能性)

    よくある質問(FAQ)

    Q. ページランクは廃止されたのでは?

    A. 2016年に廃止されたのは「ツールバーページランク」であり、Google内部でのページランクは現在も使用されています。Gary Illyes氏も「ページランク自体は依然としてアルゴリズムの一部である」と発言しています。

    Q. ページランクは検索順位に影響する?

    A. はい、影響します。Backlinkoの調査では、1位表示のサイトは2位〜10位のサイトより平均3.8倍も多い被リンクを獲得していました。ただし、200以上ある要素の1つなので、バランスの取れたSEO対策が必要です。

    Q. ページランクを確認する方法は?

    A. Googleは公表していませんが、MozのドメインオーソリティやAhrefsのUR・DRで目安を確認できます。ただし、これらはGoogleのページランクそのものではありません。

    Q. 被リンクを購入しても良い?

    A. いいえ、被リンクの購入はGoogleのガイドライン違反です。評価が下がる可能性があるので、良質なコンテンツで自然に被リンクを獲得しましょう。

    まとめ:ページランクは今でも重要な指標

    この記事では、ページランクの定義から評価を上げる方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • ページランクは被リンクの数と質でページを評価する指標
    • 2016年に廃止されたのはツールバーページランクのみ
    • Google内部でのページランクは現在も使用されている
    • 1位表示サイトは平均3.8倍も多い被リンクを獲得している
    • 過剰な被リンクや購入は評価低下につながる

    ページランクの評価を上げる3つの方法:

    1. スパムリンクを削除する
    2. 良質なコンテンツを作成する
    3. 被リンクをもらいやすいコンテンツを作成する

    次のステップ:

    • Google Search Consoleで現在の被リンク状況を確認する
    • 質の低い被リンクがあれば否認テキストファイルで拒否する
    • MozやAhrefsでページランクの目安を確認する
    • 被リンクをもらいやすいコンテンツを企画する

    ページランクは200以上あるランキング要素の1つですが、被リンクの重要性は現在も変わりません。良質なコンテンツで自然に被リンクを獲得し、バランスの取れたSEO対策を行いましょう。

  • 【SEO】リンクジュースとは?現代SEOでの位置づけと被リンク戦略

    【SEO】リンクジュースとは?現代SEOでの位置づけと被リンク戦略

    「リンクジュースって何?」
    「今でも有効なSEO手法なの?」
    「被リンク戦略にどう活かせばいい?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、リンクジュースとはリンク元ページからリンク先ページへ検索エンジンの評価価値が渡されるという概念です。ただし、これはGoogleが公式に認めているものではなく、むしろ否定的な見解を示しています。2000年代前半に流行した古いSEO手法であり、現在は「TrustRank」など信頼性に基づくアルゴリズムを意識した被リンク戦略が重要です。

    この記事では、リンクジュースの定義から現代のSEOにおける位置づけ、そして有効な被リンク戦略まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • リンクジュースとは何か
    • なぜ古いSEO手法なのか
    • 現在注視すべきTrustRankとは
    • 内部リンクの本当の役割
    • nofollowの現在の扱い
    • 現代の被リンク戦略

    リンクジュースとは?

    「リンクジュース」とは、飲料のジュースが流れていくように、リンク元ページからリンク先ページへ、検索エンジンの評価価値が渡される、と考える概念を指します。

    あるWebページから別のWebページへリンクが張られたとき、リンク元からリンク先へ渡される価値(権威性やドメインパワーなど)を指す概念です。英語の”juice”には「活力、エネルギー、(金銭などの)甘い汁」といった意味合いがあります。

    たくさんのWebページから、たくさんのジュースを注がれたページは、検索エンジンから高評価され、検索結果の上位に表示されやすくなる、というロジックです。

    非公式のスラングであることに注意

    「リンクジュース」は、SEOの世界で俗にいわれる概念であり、Googleが公式に認めているものではありません。むしろ、Googleはリンクジュースについて否定的です。

    Googleのジョン・ミューラーは「『リンクジュース』について読んだことは全て忘れて良い。全てが時代遅れで間違っていて、さらに誤解を招く可能性が非常に高い。それよりも、ユーザーにとって適切に機能するWebサイトを作ってほしい」と発言しています。

    コンテンツが最重要なのは当然の大前提であり、リンクジュースは、あくまでも補助的なスパイスという認識が重要です。

    「PageRank高比重時代」のリンクジュースの話は無視する

    2000年代前半に流行したリンクジュース

    リンクジュースという言葉は、2000年代前半の古いSEOで盛んに用いられた概念です。ネット上にあふれているリンクジュース情報のほとんどは、2005年頃に流行した古典的なSEOテクニックです。

    現在は通用しません。なぜなら「ページランク」という、過去にGoogleのメインだったアルゴリズムを攻略する手法だからです。

    PageRankとは

    PageRank(ページランク)は、Googleのアルゴリズムの中で最も古く、最も有名なアルゴリズムです。Google創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが開発しました。

    PageRankのアルゴリズムでは、WebページからWebページへのリンクを「投票」と解釈し、「どのサイトが、他ページから最高の情報源として、多く投票されているか?」を解析してランキング要因とします。

    旧PageRankの重要度は下がっている

    Googleの技術は大きな発展を遂げ、現在ではPageRank以外に数百以上のアルゴリズムが稼働しており、PageRankの重要度は相対的に低下しています。

    2011年8月の時点で、Google公式ブログに「PageRankをこえて ― より実用的な指標へ」というメッセージが公開されています。

    いま注視すべきアルゴリズムは「TrustRank」

    被リンクは依然としてSEOにとって重要です。2020年代以降のSEOにおいて注視すべきは、旧PageRankよりも「TrustRank」です。

    リンクジュースを再定義する

    古いリンクジュースという言葉を、「リンク元ページからリンク先ページへ、何らかの情報が、検索エンジンに伝えられるという概念」と再定義します。かならずしも”甘い汁”ではないところがポイントです。

    TrustRankとは

    TrustRank(トラストランク)は、PageRankと同じようにリンクをベースとしたアルゴリズムです。「Search result ranking based on trust(信頼に基づく検索結果ランキング)」の名で特許を取得しています。

    Googleは「Trust DB(信頼データベース)」を持っていて、そこには収集したWebページに関する信頼情報が蓄積されています。

    TrustRankの仕組み:

    • 信頼されたものに属するページへのリンク
    • ユーザー(サイト運営者)が信頼するページを識別する信頼リスト
    • 無価値なページの所有者を信頼するユーザーを識別する無価値リスト

    TrustRankとリンクジュースの関係

    「Googleが”信頼できるサイト”と認識しているサイト群と、自サイトがリンクによってつながると、信頼スコアを加算するリンクジュースが流れてくる」と考えられます。

    逆に、信頼ランクの低いページと近しい関係と判定されれば、信頼スコアが減点されます。

    シードページの概念

    PageRankの特許更新では、選ばれた少数の信頼できるページとの関係の近さによって、信頼度を測る仕組みが追記されています。

    ポイント:

    • 「信頼できる」ページ(=シードページ)を選定し、シードページからのリンクをたどって、良質であると思われる他のページを発見する
    • シードページからの直接リンクだけでなく、シードページからリンクされたページの先のリンクもたどっていく
    • シードページからのリンク間の距離が短いほど、ランキングスコアが高くなる

    SEOに活用する考え方

    例えば、中小企業を支援するBtoBのオウンドメディアを運営していた場合、権威性の高いgo.jpドメインの中小企業庁から被リンクを獲得できれば、信頼スコアが上昇しSEO効果が得られます。

    直接リンクしてもらうのがハードルが高い場合は、「中小企業庁からリンクされているサイトからのリンク」を獲得できないか考えます。

    「信頼サイト群の輪の中に入る」ことを意識して被リンクの戦略を立てましょう。同時に「無価値サイト群の輪の中に入る」ことがないようにも注意が必要です。

    内部リンクはGoogleのコンテキスト理解のために重要

    高評価が内部リンク先に配分されることはない

    古典的なSEOテクニックでは、「検索上位を獲得したページから、他のページへ内部リンクを張って、リンクジュースを分け与える」といった手法が使われていました。

    現在、このようなことはないので注意してください。リンク先へ高評価が配分されるわけではありません。

    内部リンクはコンテキスト理解のために重要

    内部リンクによって検索順位がアップすることはありますが、それは「リンクジュースのおかげではない」のです。

    内部リンクは、Googleやユーザーに、サイトのコンテキスト(ページ同士の関係性やさまざまな状況)の情報を伝える役割を果たします。

    例えば、Googleは内部リンクのつながりを見て、サイト内でどのページが重要なのか理解します。全ページから内部リンクされているページ(例:トップページ)であれば、重要度の高いページだと理解します。

    内部リンクは、リンクジュースのためではなくコンテキストを伝えるために注力すべきSEO施策です。

    nofollowを使ったテクニックは過去のもの

    nofollowとは

    「nofollow」とは、リンクを張るときにHTMLのアンカータグの属性として適用できる値です。

    nofollowの値は、もともとブログのスパム対策として、2005年にGoogleによって考案されました。「rel=”nofollow”を持つリンクは、リンク先のPageRankに影響を与えない」としたものです。

    2005年当時は、リンクジュースの最盛期でもあり、「自サイトのリンクジュースを渡したくないページにリンクするときは”nofollow”を設定する」という手法が一般化しました。

    現在のGoogleはnofollowでも考慮する

    2019年9月にGoogleはnofollowの扱いを変更しました。

    Google検索セントラルブログでは「すべてのリンク属性(sponsored、ugc、nofollow)は、Google検索でどのリンクを考慮または除外すべきかに関するヒントとして扱われます」と述べられています。

    現在ではnofollowの値を持つリンクであっても、検索アルゴリズムで使用するシグナルとしてみなされます。

    「コメントスパムに評価を与えたくない意思表示」など合理性がある場合には引き続きヒントとして利用されますが、評価を与えない合理性がないのにnofollowの値を設定しても、Googleは無視すると考えられます。

    よくある質問(FAQ)

    Q. リンクジュースは今でも有効?

    A. 古いSEO手法としてのリンクジュースは通用しません。ただし、被リンクによる信頼性の伝達という概念自体は、TrustRankなどの形で現在も存在しています。

    Q. PageRankはもう重要ではない?

    A. PageRank以外に数百以上のアルゴリズムが稼働しており、相対的な重要度は低下しています。現在はTrustRankなど信頼性に基づくアルゴリズムを意識すべきです。

    Q. 内部リンクでリンクジュースを渡せる?

    A. いいえ、高評価が内部リンク先に配分されることはありません。内部リンクはサイトのコンテキスト(ページ同士の関係性)を伝えるために重要です。

    Q. nofollowを設定すれば評価を渡さない?

    A. 2019年以降、Googleはnofollowをヒントとして扱うようになりました。合理性がない場合はGoogleに無視される可能性があります。

    まとめ:リンクジュースより信頼性を意識した被リンク戦略を

    この記事では、リンクジュースの定義から現代の被リンク戦略まで解説しました。

    重要ポイント:

    • リンクジュースはGoogleが公式に認めていない概念
    • 2000年代前半に流行した古いSEO手法
    • ジョン・ミューラーは「全て忘れて良い」と発言
    • 現在注視すべきはTrustRank(信頼に基づくランキング)
    • 内部リンクはコンテキスト理解のために重要
    • nofollowは2019年以降ヒントとして扱われる

    現代の被リンク戦略:

    1. 「信頼サイト群の輪の中に入る」ことを意識する
    2. 権威性の高いサイトからの被リンクを目指す
    3. 直接が難しければ、信頼サイトからリンクされているサイトを狙う
    4. 無価値サイト群との関係を避ける

    次のステップ:

    • 自社サイトに関連する権威性の高いサイトを洗い出す
    • そのサイトからリンクされているサイトを調査する
    • 被リンク獲得の戦略を立てる
    • 良質なコンテンツでユーザーに価値を提供する

    リンクジュース自体は古いSEO手法のレガシーですが、「そんなものは存在しない」と完全に切り捨てるのではなく、TrustRankなど現代のリンクジュース的なモノに目を向けながら取り組むことで、より精度の高いSEOを実現できます。

  • 【SEO】外部リンクとは?SEOに与える影響と対策方法を徹底解説

    【SEO】外部リンクとは?SEOに与える影響と対策方法を徹底解説

    「外部リンクって何?」
    「SEOにどんな影響がある?」
    「良い外部リンクを増やす方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、外部リンクとは外部のWebサイトに対して貼られるリンクのことで、発リンク(自サイト→他サイト)と被リンク(他サイト→自サイト)の2種類があります。質の高い被リンクを多く持つサイトはSEOで高く評価されますが、質の悪い外部リンクは逆に悪影響を与える可能性があります。

    この記事では、外部リンクの定義からSEOとの関係、良い外部リンクを増やす4つの方法、低品質リンクの対処法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 外部リンクとは何か
    • 外部リンクとSEOの関係
    • 良い外部リンクと悪い外部リンクの違い
    • 良い外部リンクを増やすための4つの方法
    • 低品質な外部被リンクの対処法
    • 外部発リンクの注意点

    外部リンクとは?

    外部リンクとは、外部のWebサイトに対して貼られるリンクのことです。発リンク(自サイトから外部サイトに張るリンク)と、被リンク(外部サイトから自サイトに向けられるリンク)の2種類があります。

    これに対して、同じサイト内で張られるリンクを「内部リンク」といいます。

    外部発リンク(自サイト→他サイト)

    自サイトから外部の別のサイトに遷移するリンクのことです。アウトバウンドリンクともいわれます。

    外部被リンク(他サイト→自サイト)

    外部の別のサイトから自分のサイトに向けられたリンクのことです。インバウンドリンクやバックリンクとも呼ばれます。

    外部からの被リンクはSEOにおいてかなり重要で、質の高い被リンクを多く持つサイトやページは評価が高くなり上位表示されやすくなります。

    「外部リンク=被リンク」を意味することもある

    被リンクの重要度が高いため、文脈によっては「外部リンク=被リンク(外からのリンク)」のみを意味する場合もあります。

    例えば「サイトの評価を上げるために、外部リンクを増やしましょう」という場合は、外部からの被リンクを指しています。

    外部リンクとSEOの関係

    外部リンクには良いリンクと悪いリンクがあります。悪いリンクを受けたり発したりすると、SEOに悪い影響を与える可能性があります。

    関係1:外部被リンクを受けるとインデックスされやすくなる

    外部からリンクされることにより、クローラーに見つけてもらいやすくなり、インデックスされやすくなります。

    被リンクが増えることでクローラーが頻繁に訪れるようになり、ページが早く評価されるようになります。

    関係2:外部被リンクの多さはSEOに良い影響がある

    外部被リンクをたくさん得ているページは「重要なコンテンツだ」と判断され、SEOに良い影響があります。

    Googleが掲げる10の事実では「Google検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです」と述べられています。

    学術論文に例えると、後発の論文に多く引用される論文は価値の高い論文と考えられます。同様に、多くの被リンクを得ているページは重要なコンテンツと判断されます。

    SEOに良い影響を与える外部被リンク:

    • PageRank(ページランク)が高いサイトからの被リンク
    • 関連性が高いコンテンツからの被リンク

    関係3:質の悪い外部被リンクはSEOに悪い影響がある

    被リンクが質の悪いものである場合、逆にSEOに悪い影響を及ぼす可能性があります。自作自演で意図的に増やした外部被リンクやその疑いがある被リンクはサイトの評価を下げ、最悪の場合ペナルティを受けることがあります。

    ランキングに悪影響を与える可能性がある外部被リンク:

    • お金や対価を払って受けた被リンク
    • 相互リンクを目的としたサイトからの被リンク
    • 大量のキーワードやリンクを含む低品質なサイトからの被リンク
    • 自動化されたプログラムなどで作成された被リンク

    関係4:質の悪い外部発リンクもSEOに悪い影響がある

    自サイトからの質の悪い外部発リンクも同様に、SEOに悪い影響があります。対価を得て行われたリンクや意味のないリンクと判断されると、サイトの評価を下げかねません。

    良い外部リンクを増やして悪い外部リンクを減らす

    外部リンクの影響をまとめると以下の通りです。

    • 外部からの被リンク:クローラーに見つけてもらいやすくなり、インデックスされやすくなる(良い影響)
    • 外部からの被リンク(質の良いリンク):多くの被リンクを得ているページは質の高いコンテンツと判断される(良い影響)
    • 外部からの被リンク(質の悪いリンク):自作自演で意図的に増やしたような被リンクは、サイトの評価が下がる可能性がある(悪い影響)
    • 外部への発リンク(質の悪いリンク):対価を得るために設定したリンクや意味のないリンクは、サイトの評価が下がる可能性がある(悪い影響)

    良い外部リンク(被リンク)を増やすための4つの方法

    良い影響がある外部被リンクとは、自然に発生する被リンク(ナチュラルリンク)のことです。

    Google検索セントラルでは「自分のサイトに他のサイトから高品質で関連性の高いリンクを作ってもらうには、インターネットコミュニティで自然に人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成するのが最も効果的な方法です」と述べられています。

    方法1:共有したくなる良質なコンテンツを作る

    ユーザーが思わず共有したくなる良質なコンテンツを作ることが基本です。「この記事は為になった」「分かりやすくまとめられている」と思えば、自然にそのページは共有されます。

    「共有したい」と感じた時にすぐ共有できるシェアボタンを設定しておくのも良いでしょう。

    方法2:オリジナルな情報を含むコンテンツを作る

    他のサイトに書かれていないオリジナルな情報を含むコンテンツを作れば、引用・参照されやすくなります。

    引用されやすい情報の例:

    • 研究結果や自社で収集したアンケート結果
    • 口コミをまとめた結果
    • 自社の詳細な成功事例
    • 海外にしかない情報の和訳

    他サイトに引用される場合、「引用:サイトタイトル」のようにリンクが設定されるため、自然な被リンクを得ることができます。

    方法3:ソーシャルメディアで配信して拡散を促す

    良質なコンテンツができたら、ソーシャルメディアで更新情報を発信し、拡散を促しましょう。特に有効なのはTwitter、Facebook、はてなブックマークです。

    TwitterやFacebookからのリンクそのものには「nofollow属性」が付与されており、被リンクの効果はありません。

    しかし、ソーシャルメディア上で話題になれば、メディアやブログで紹介されるなど外部被リンクを多く受けられる可能性があります。サイテーション効果も得られます。

    方法4:魅力的なプレスリリースを配信する

    プレスリリースとは、企業が報道機関に向けてリリースする報道発表のことです。PR内容が魅力的なものであれば、多くのメディアに転載され、多くの外部被リンクを獲得できます。

    魅力的なリリース文を作成できれば、1回の投稿で50以上のメディアに掲載されることもあります。

    低品質な外部被リンクを受けている場合は削除申請・否認する

    低品質なサイトからの外部被リンクを受けている場合、サイト全体の評価を下げてしまう原因になりかねません。

    対処方法:

    1. Google Search Consoleで「リンク」項目をチェックし、低品質な外部被リンクがないか定期的に確認
    2. 見つかった場合は、サイト先にリンク削除を依頼
    3. 削除してもらえない場合は、Google Search Consoleからリンクの否認を行う

    やみくもに否認してしまうとサイトの評価に悪影響を及ぼす可能性があるため、慎重に行いましょう。

    リンク否認の手順:

    1. Google Search Consoleにログイン
    2. リンク>上位のリンク元サイトから、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くあるサイトがないかチェック
    3. 否認したいサイトのURLをメモし、否認リストをテキストファイルで作成
    4. リンクの否認ツールのページから、否認リストをアップロード

    外部発リンクは信頼性・関連性が高いサイトにする

    良質で関連性の高いサイトに発リンクする

    外部サイトに発リンクする場合は、良質で関連性の高いサイトに発リンクしましょう。真にユーザーのために役に立つ情報を発信したいと思うならば、必然的にそうなるはずです。

    質の低いサイトや関連性の低いサイトに発リンクを設定することは避けてください。質の悪いサイトへの誘導や不自然な発リンクは、Googleからスパム行為と見なされ、ペナルティ対象になりえます。

    信頼性の低いサイトへの発リンクにはnofollowを設定する

    やむを得ず信頼性の低いサイトに発リンクしなければならない場合は、aタグにnofollow属性を設定しましょう。

    nofollow属性を設定することで、リンク先のサイトに被リンク効果を与えないことになり、発リンクすることでサイト評価が下がる心配もなくなります。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 外部リンクはSEOに重要?

    A. はい、特に外部被リンクは非常に重要です。質の高い被リンクを多く持つサイトは評価が高くなり上位表示されやすくなります。ただし、質の悪い被リンクは逆効果です。

    Q. 被リンクを買っても良い?

    A. いいえ、お金や対価を払って受けた被リンクはGoogleのガイドライン違反です。ペナルティを受ける可能性があるため、絶対に避けてください。

    Q. 低品質な被リンクを受けたらどうする?

    A. まずサイト先にリンク削除を依頼し、削除してもらえない場合はGoogle Search Consoleからリンクの否認を行います。ただし、やみくもに否認すると悪影響があるため慎重に行いましょう。

    Q. SNSからのリンクは被リンク効果がある?

    A. TwitterやFacebookからのリンクにはnofollow属性が付与されており、直接の被リンク効果はありません。ただし、拡散によりメディアやブログで紹介される可能性があります。

    まとめ:良質なコンテンツで自然な外部リンクを獲得しよう

    この記事では、外部リンクの定義からSEOとの関係、対策方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 外部リンクには発リンクと被リンクの2種類がある
    • 質の高い被リンクを多く持つサイトは上位表示されやすい
    • 質の悪い外部リンクはSEOに悪影響を与える
    • 被リンクの購入や自作自演はペナルティ対象
    • ナチュラルリンク(自然に発生する被リンク)が重要

    良い外部リンクを増やすための4つの方法:

    1. 共有したくなる良質なコンテンツを作る
    2. オリジナルな情報を含むコンテンツを作る
    3. ソーシャルメディアで配信して拡散を促す
    4. 魅力的なプレスリリースを配信する

    次のステップ:

    • Google Search Consoleで現在の被リンク状況を確認する
    • 低品質な被リンクがあれば削除依頼・否認を行う
    • オリジナルな情報を含むコンテンツを企画する
    • シェアボタンの設置を確認する

    外部リンクによるSEO効果はさまざまありますが、「ユーザーが120%満足するコンテンツを作る」ことを徹底していれば、結果は後から付いてきます。テクニカルな方法で外部被リンクを増やそうとするのではなく、真にユーザーのためになるメディアを作り上げていきましょう。

  • 【SEO】被リンクとは?SEO効果と良質なリンクの増やし方を徹底解説

    【SEO】被リンクとは?SEO効果と良質なリンクの増やし方を徹底解説

    「被リンクって何?」
    「SEOにどんな効果がある?」
    「良質な被リンクを増やす方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、被リンクとは別のWebページからされたリンクのことで、バックリンクやインバウンドリンクとも呼ばれます。Googleは黎明期から被リンクの品質と数をWebページの評価に用いており、SEOにおいて非常に重要な要素です。ただし、被リンクの「数」だけでなく「質」が問われるため、高品質な被リンク獲得を目指すことが重要です。

    この記事では、被リンクの定義からSEO効果、高品質な被リンクの条件、増やす方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 被リンクとは何か
    • 被リンクがサイトに与える2つのSEO効果
    • 被リンク施策のデメリット・注意点
    • 高品質な被リンクの5つの条件
    • 高品質な被リンクを増やす方法
    • 低品質な被リンクの対処法

    被リンクとは?

    被リンクとは「別のWebページからされたリンク」のことです。バックリンク(backlink)やインバウンドリンク(inbound link)とも呼ばれます。

    「被」とは「他から〜される」という意味なので、被リンクとは「他からリンクされる」という意味になります。

    Googleは黎明期から「被リンク」の品質と数を、Webページの評価に用いてきました。そのため「被リンクはSEOに重要」といわれています。

    関連用語との違い

    • 発リンク(アウトバウンドリンク):別のページへしたリンク(被リンクの対義語)
    • 外部リンク(エクスターナルリンク):外部サイトと自サイトの間のリンク
    • 内部リンク(インターナルリンク):自サイト内のリンク

    被リンクがサイトに与える2つのSEO効果

    効果1:被リンクが多いサイトは重要なサイトと判断される

    Googleの検索結果に表示される順位の決定には、被リンクが影響しています。

    GoogleのはじまりはPageRankの開発にあり、「Webページの質を把握する最良の方法は、被リンクの数と質を分析することである」という考え方に基づいて設計されています。

    効果2:質の高い被リンクを得ているサイトは評価が上がる

    被リンクの「数」が多ければ良いわけではなく「質」が問われます。すべての被リンクが等しく評価されるのではありません。

    被リンク数は少なくても、質の高い被リンクを得ているページのほうが高評価となることもあります。

    SEO上位を目指すなら質の高い被リンク獲得を目指す

    SEOで上位表示を目指すならば、質の高い被リンク獲得を目指すべきです。

    被リンクは「本数が多ければ良い」というものではありません。「どのようなサイトからの被リンクなのか」「被リンクを受けているサイトの発リンクの数が多いか少ないか」によって、被リンクの価値も変わります。

    基本方針:関連性が高くDR(ドメインの強さ)が高いサイトから被リンクを獲得することを目指しましょう。

    目指すべき被リンクの本数:競合サイトとの相対評価になるので一概には言えません。競合サイトをベンチマークにして参考にしましょう。

    被リンク施策のデメリット・注意点

    注意点1:悪い被リンクはSEOに逆効果になることがある

    被リンクには良いものと悪いものがあり、悪い被リンクを増やしてしまうと、SEOに悪い影響を与えてしまうことがあります。

    お金を払ってリンクを貼ってもらう行為や、人気の掲示板に自社コンテンツへのリンクを意図的に書き込むなどの行為はやめましょう。

    注意点2:無価値な被リンクは増やしても意味がない

    高品質ではない「無価値な被リンク」をいくら増やしても意味がありません。無価値な被リンクを100個獲得するよりも、高品質な被リンクを1つ1つ獲得することに尽力すべきです。

    注意点3:被リンクはSEO施策のほんの一部でしかない

    Googleの検索順位を決める要素は200項目以上があるといわれており、被リンクはその中の一つに過ぎません。

    現在のSEOにおいては、コンテンツそのものの質の高さやE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重視される傾向にあります。

    高品質な被リンクの5つの条件

    条件1:E-E-A-Tが高いWebページからの被リンク

    E-E-A-Tが高いページからの被リンクは、質が高いリンクと評価される可能性が高いです。

    E-E-A-Tが高いサイトの例:

    • 特定分野の専門メディア
    • 特定分野の第一人者のブログ
    • 有資格者の執筆記事
    • 官公庁のサイト

    条件2:アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク

    アンカーテキストに重要キーワードを含んでいる被リンクのほうが、質が高いと評価されます。

    Googleは、そのリンクがただ機械的に設置されたものか、Webページの文脈上必要があって設置されたものかをアンカーテキストから判断しています。

    条件3:関連性が高いWebサイトからの被リンク

    自サイトとまったく関連性のないカテゴリのWebサイトよりも、関連性のあるカテゴリのWebサイトのほうが質が高いと判断されます。

    友人知人など交友関係をベースとする相互リンクよりも、”赤の他人の同業者”からリンクされたほうが効果的です。

    条件4:過去にリンクされていないドメインからの被リンク

    同じサイトから4回被リンクを受けるのと、4つの異なるサイトから4回被リンクを受けるのでは、後者のほうが質が高くなります。

    さまざまなサイトから被リンクをもらえることが重要です。

    条件5:nofollowではない被リンク

    nofollowとは、リンク設定時にリンク先をクロールさせたくないと表明できるrel属性の値です。

    高品質な被リンクの条件に当てはまるリンクをもらっても、nofollowの指定がついていると評価に貢献しにくくなります。

    高品質な被リンクを増やす方法

    大前提として、自分から働きかけなくても相手が自然にリンクを設置したくなるコンテンツを作ることが重要です。

    方法1:【大原則】良質なコンテンツを作る

    良いコンテンツ・質が高いコンテンツだからこそ、読者が「他の誰かにも共有したい」という気持ちが生まれ、リンクを張ってくれます。

    良質なコンテンツの例:

    • 読んだ人の生活に役立つ正しい知識やノウハウを提供するコンテンツ
    • その人の人生にとってプラスになるコンテンツ
    • 読者のニーズを満足させるようなコンテンツ

    方法2:一次情報(どこにも無い情報)を含んだコンテンツを作る

    一次情報とは、自分が最初に発信するオリジナルな情報のことです。他のどこにも存在しない情報です。

    一次情報の例:

    • 著者が行った調査や実験の結果のデータ
    • 著者が直接体験をして得た情報
    • 著者オリジナルの視点で考察された内容
    • 自社のお客様の声や導入事例

    一次情報は、そこにしか存在しない価値があるデータなので、自然と被リンクを獲得しやすいです。

    「その情報へリンクしたいユーザーの選択肢は、自ページしかない状態」を戦略的に意図して作りましょう。

    方法3:参考文献として引用されるコンテンツを作る

    価値のある情報には利用価値があるので、かならず繰り返し活用されます。

    引用されやすいコンテンツ:

    • インフォグラフィックや図解を用いて、直感的に分かりやすいコンテンツ
    • 他サイトよりも圧倒的に分かりやすくまとめられているコンテンツ
    • 信頼性や権威性が高い著者が解説しているコンテンツ

    「当該ページのリンクをしたうえで、引用は自由にしてください」という主旨が伝わるようにサイトポリシーを整備することも効果的です。

    方法4:強い感情反応を誘発するコンテンツを作る

    強い感情反応(爆笑、号泣、激怒、感動、衝撃、共感など)を誘発するコンテンツも被リンクを獲得しやすいです。

    辞書のように無機質なコンテンツではなく、熱い思いをコンテンツに乗せてみましょう。

    方法5:E-E-A-Tの高いコンテンツを作る

    E-E-A-Tの各要素が被リンク獲得に与える影響は以下の通りです。

    • Experience(経験):独自性が高く、そこにしかない情報があるため被リンクを得やすい
    • Expertise(専門性):専門性が高いコンテンツの方が参考サイトとされやすい
    • Authoritativeness(権威性):権威のある人物の発信は被リンクを多く獲得できる
    • Trustworthiness(信頼性):信頼性が高いコンテンツは参考リンクとして適切と判断される

    方法6:リンクされやすい仕組みを整える

    シェアボタンやURLコピーボタンを記事の上部や下部に設置しましょう。

    SNSでシェアされた場合はnofollowが付与されるため直接的なSEO効果はありませんが、サイテーション(言及)として間接的にSEOに良い影響があると考えられています。

    気をつけるべき低品質な被リンク一覧

    低品質な被リンク(リンクスパム)を受けてしまうと、SEOにマイナスの影響が出る危険性があります。

    リンクスパムの例:

    • ランキングを上げることを目的としたリンクの売買
    • 過剰な相互リンクや相互リンクのみを目的としたパートナーページ
    • 自動化されたプログラムを使用した自サイトへのリンク作成
    • テキスト広告やテキストリンク(ランキングクレジットをブロックしないもの)
    • 質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク
    • ウィジェットに埋め込まれた非表示のリンクや低品質のリンク
    • フッターやテンプレートに埋め込まれて広く配布されるリンク
    • フォーラムでのコメントにおける作為的なリンク

    場合によっては、Googleのガイドライン違反となり、手動ペナルティの対象になる可能性もあります。

    サイトが獲得している被リンクの調べ方

    調べ方1:Google Search Consoleを使う

    Search Console管理画面の左側メニューで「リンク」をクリックすると、外部リンクおよび内部リンクの被リンクリストが表示されます。

    調べ方2:被リンク分析ツールを使う

    Ahrefs(エイチレフス)がおすすめです。被リンクに特化した優れたデータベースを保有しており、24時間ごとに約40億のWebページをクロールし、15分ごとに新しいインデックスを更新しています。

    無料版の被リンクチェッカーも用意されています。

    低品質な被リンクが発見されたときの対処法

    対処法1:悪影響を確信しているなら「否認」

    Googleの「サイトへのリンクを否認する」機能を使って否認が可能です。

    1. 定められた形式で否認したいリンクのリストをテキストファイルで準備
    2. リンクの否認ツールのページから否認リストをアップロード

    対処法2:無理して否認する必然性はない

    近年のGoogleは、悪意ある第三者の行為(スパム被リンクなど)によってWebサイトに悪影響が起きないよう取り組みを進めています。

    Googleは否認ツールの積極的な使用を勧めていません。低品質なリンクが問題を引き起こしている確信があり、かつ余力があれば否認の作業を行いましょう。無理してまで行う必然性はありません。

    心情的にはネガティブに感じるかもしれませんが、Googleが正しく解釈してくれると信用して放置で問題ありません。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 被リンクはSEOに重要?

    A. はい、非常に重要です。Googleは黎明期から被リンクの品質と数をWebページの評価に用いてきました。ただし、「数」だけでなく「質」が問われます。

    Q. 被リンクを購入しても良い?

    A. いいえ、リンクの売買はGoogleのガイドライン違反です。手動ペナルティの対象になる可能性があるため、絶対に避けてください。

    Q. 被リンクは多いほど良い?

    A. 「本数が多ければ良い」というものではありません。無価値な被リンクを100個獲得するよりも、高品質な被リンクを1つ獲得することに価値があります。

    Q. 低品質な被リンクは必ず否認すべき?

    A. 必ずしも否認する必要はありません。近年のGoogleは悪意ある被リンクによる悪影響を防ぐ取り組みを進めており、Googleが正しく解釈してくれると信用して放置で問題ないケースが多いです。

    まとめ:良質なコンテンツで自然な被リンクを獲得しよう

    この記事では、被リンクの定義から増やす方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 被リンクは別のWebページからされたリンクのこと
    • Googleは被リンクの品質と数をWebページの評価に用いている
    • 被リンクの「数」だけでなく「質」が重要
    • 悪い被リンクはSEOに逆効果になることがある
    • 被リンクはSEO施策のほんの一部でしかない

    高品質な被リンクの5つの条件:

    1. E-E-A-Tが高いWebページからの被リンク
    2. アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク
    3. 関連性が高いWebサイトからの被リンク
    4. 過去にリンクされていないドメインからの被リンク
    5. nofollowではない被リンク

    次のステップ:

    • Google Search Consoleで現在の被リンク状況を確認する
    • 競合サイトの被リンク数をベンチマークにする
    • 一次情報を含んだコンテンツを企画する
    • シェアボタンやURLコピーボタンの設置を確認する

    被リンクは200項目以上あるランキング要素の一つに過ぎませんが、依然としてSEOにおいて重要な要素です。テクニカルな方法で増やすのではなく、良質なコンテンツで自然な被リンクを獲得していきましょう。

  • 【SEO】Ahrefs(エイチレフス)の使い方|導入から無料ツールまで解説

    【SEO】Ahrefs(エイチレフス)の使い方|導入から無料ツールまで解説

    「Ahrefsって何ができるの?」
    「どうやって使うの?」
    「無料で使える機能はある?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、Ahrefs(エイチレフス)は被リンク分析からスタートしたSEO実務に強い有力ツールで、特に「被リンク」と「競合分析」に強みがあります。GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスでは得られない情報を得ることができ、自サイトだけでなく競合他社などあらゆるサイトの情報を把握できるのが特徴です。

    この記事では、Ahrefsの概要から導入方法、基本的な使い方、無料で使える11個のツールまで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • Ahrefsとは何か
    • Ahrefsを使うメリット
    • 料金プランと機能の違い
    • 導入方法
    • 最初に覚えたい3つの使い方
    • 無料で使える11個のツール

    Ahrefsとは?

    Ahrefs(エイチレフス)は、シンガポールに拠点を置くSEO会社の社名であり、また提供するツール名です。被リンク分析からスタートしたSEO実務に強い有力ツールで、特に「被リンク」と「競合分析」に強みがあります。

    GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスでは得られない情報を得られるのが特徴です。

    Ahrefsの背景

    2010年にDmitry Gerasimenkoによって設立されました。彼はわずか15歳でオリジナルの検索エンジンを開発した天才肌で、被リンクに特化した検索エンジンを完成させました。これがAhrefsの『Site Explorer』の原形となり、瞬く間に世界最高峰の被リンク分析ツールへと成長しました。

    現在のAhrefsは、被リンク分析の『Site Explorer』に加え、キーワード分析の『Keyword Explorer』、サイト分析の『Site Audit』なども加わり、全方位にSEOをサポートするツールへと進化しています。

    Ahrefsを使うメリット

    • AhrefsBot(独自クローラー)の運用による、Ahrefsでしか得られないデータの有益性
    • 他のSEOツールに比較してデータの表示速度(ロード時間)が爆速
    • 被リンクの確認がとても楽(効率的にできる)
    • 競合サイトの流入キーワードも把握できる

    自サイトだけでなく、競合他社などあらゆるサイトの情報を把握できることが特筆すべき点です。

    Ahrefsの料金プラン

    プラン別の料金

    • ライト:月額$99(年払いの場合$83/月)
    • スタンダード:月額$199(年払いの場合$166/月)
    • アドバンスド:月額$399(年払いの場合$333/月)
    • エンタープライズ:月額$999(年払いの場合$833/月)

    プランの違い(一部抜粋)

    ダッシュボード登録可能サイト数:ライト5件、スタンダード20件、アドバンスド50件、エンタープライズ100件

    ランクトラッカー登録キーワード数:ライト750件、スタンダード2,000件、アドバンスド5,000件、エンタープライズ10,000件

    1回のレポートで表示可能な最大行数/月:ライト2,500行、スタンダード30,000行、アドバンスド75,000行、エンタープライズ150,000行

    Ahrefsの導入方法

    ステップ1:Ahrefsを申し込む

    1. https://ahrefs.jp にアクセスして「Ahrefsを申し込む」をクリック
    2. プランを選択し、利用規約を確認して同意
    3. 名前・住所・電話番号・クレジットカード番号を入力
    4. 内容を確認して料金を支払い、申込み完了

    ステップ2:アカウントを有効化する

    1. 登録したメールアドレス宛に届くメールで「Confirm email」をクリック
    2. パスワードを設定し、アンケートに回答
    3. チームメンバーの招待画面(課金に注意、スキップ可能)
    4. Search Consoleとの連携または手動でサイトを追加

    チームメンバーを招待してアクティブに利用すると追加課金されるので注意してください(カジュアルユーザー$20/月、パワーユーザー$50/月)。

    ステップ3:管理画面にログインして日本語化する

    管理画面の最下部で言語を「日本語」に変更できます。

    最初に覚えたい3つの使い方

    使い方1:競合サイトを調べる

    管理画面上部の入力欄に調査したいドメインやURLを入力してエンターキーを押すだけです。

    確認できる情報:

    • トラフィック数の推移
    • オーガニックキーワード
    • オーガニックトラフィック
    • 有料キーワード、有料トラフィック
    • 被リンク、参照ドメイン

    競合サイトの流入キーワードを調べる場合は、左サイドメニューから「オーガニックキーワード」を表示します。

    主要な用語説明

    • DR(ドメインレーティング):被リンクプロファイルの強さを100点満点で表示
    • AR(Ahrefsランク):被リンクプロファイルの強さのランク(1が最強)
    • 被リンク:他のWebサイトからのリンク合計数
    • 参照ドメイン:リンクしているユニークドメインの総数
    • オーガニックキーワード:オーガニック検索結果の上位100位以内にランクインしたキーワード総数
    • オーガニックトラフィック:オーガニック検索から獲得する月間訪問者数の推定値
    • KD(キーワード難易度):オーガニック検索結果上位10件にランクインする難しさを100点満点で推定

    使い方2:自サイトの被リンクを調べる

    被リンク分析こそ、Ahrefsの真価が発揮されるところです。

    1. 「Dashboard」をクリック
    2. 自サイトのダイジェストが表示されるので「被リンク」をクリック

    確認できる情報:

    • 参照ページ(リンクを含むページのタイトルとURL)
    • ドメインランク
    • ドメイントラフィック
    • アンカーとターゲットURL
    • 初回確認日、最後に確認した日付

    使い方3:キーワードを分析する

    1. 「Keywords Explorer」を表示
    2. 「Japan」を選択
    3. 調べたいキーワードを入力

    確認できる情報:

    • キーワード難易度(上位10位にランクインするために必要な被リンク数も表示)
    • ボリューム(月間平均検索回数)
    • トラフィックポテンシャル
    • グローバルボリューム
    • 関連キーワード(条件一致、質問、こちらもランクイン、こちらについても言及)

    Ahrefsの無料版ツール11個

    国の設定が必要なツールはデフォルトが「United States」になっているため「Japan」に変更が必要です。

    1. 被リンクチェッカー(Backlink Checker)

    ドメインレーティング、上位100件の被リンク数、参照ドメイン数などが確認できます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/backlink-checker

    2. Webサイトオーソリティチェッカー(Website Authority Checker)

    ドメインレーティング(DR)をシンプルに提示するツールです。

    URL: https://ahrefs.com/ja/website-authority-checker

    3. Webサイトチェッカー(Website Checker)

    Search Consoleと連携して、SEO健全性の監視、100以上のSEO問題点チェック、被リンク確認などができます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/website-checker

    4. リンク切れチェッカー(Broken Link Checker)

    ドメイン内のリンク切れを簡単にチェックできます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/broken-link-checker

    5. Ahrefs SEOツールバー(SEO Toolbar)

    ChromeおよびFirefoxの拡張機能です。表示中のWebページのSEO情報をワンクリックで表示でき、検索結果ページにもAhrefsの指標が表示されます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/seo-toolbar

    6. キーワード難易度チェッカー(Keyword Difficulty Checker)

    キーワードの難易度スコアと検索結果ページの一部が確認できます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/keyword-difficulty

    7. キーワードランクチェッカー(Keyword Rank Checker)

    自サイトや競合サイトの対象キーワードの検索順位を把握できます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/keyword-rank-checker

    8. キーワードジェネレータ(Keyword Generator)

    キーワードのアイデア出し向けのツールです。「フレーズマッチ」「質問」の2種類の関連キーワードが表示されます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/keyword-generator

    9. SERPチェッカー(SERP Checker)

    検索結果ページをチェックできます。ドメインや被リンクに関する情報とともに検索上位の状況が表示されます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/serp-checker

    10. Amazonキーワードツール(Amazon Keyword Tool)

    Amazon内でユーザーがどんなキーワードを使って検索しているかチェックできます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/amazon-keyword-tool

    11. YouTubeキーワードツール(YouTube Keyword Tool)

    YouTube内でユーザーがどんなキーワードを使って検索しているかチェックできます。

    URL: https://ahrefs.com/ja/youtube-keyword-tool

    よくある質問(FAQ)

    Q. Ahrefsは無料で使える?

    A. 有料ツールですが、被リンクチェッカーやキーワードジェネレータなど11個の無料ツールが用意されています。まずは無料ツールで試してみることをおすすめします。

    Q. 最低限のプランはどれ?

    A. 個人や小規模サイトであれば「ライトプラン」(月額$99)から始められます。登録可能サイト数やレポート行数に制限がありますが、基本的な機能は利用できます。

    Q. Search Consoleとの違いは?

    A. Search Consoleは自サイトのデータのみですが、Ahrefsは競合サイトのデータも確認できます。また、被リンクの詳細情報やキーワード難易度など、Search Consoleにはない情報が得られます。

    Q. 日本語で使える?

    A. はい、管理画面の最下部で言語を「日本語」に変更できます。

    まとめ:Ahrefsで競合分析と被リンク戦略を強化しよう

    この記事では、Ahrefsの概要から使い方まで解説しました。

    重要ポイント:

    • Ahrefsは被リンク分析と競合分析に強いSEOツール
    • GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスでは得られない情報が得られる
    • 競合サイトの流入キーワードも把握できる
    • 料金はライトプラン月額$99から
    • 無料で使えるツールが11個用意されている

    最初に覚えたい3つの使い方:

    1. 競合サイトを調べる
    2. 自サイトの被リンクを調べる
    3. キーワードを分析する

    次のステップ:

    • 無料の被リンクチェッカーで自サイトを分析してみる
    • 競合サイトのドメインレーティングを確認する
    • キーワードジェネレータでキーワードのアイデアを出す
    • 本格的に使いたい場合はライトプランから始める

    Ahrefsは被リンク分析と競合分析において世界最高峰のツールです。まずは無料ツールで試してみて、本格的にSEOに取り組む場合は有料プランを検討してみてください。

  • 【SEO】Googleアナリティクス(GA4)の導入と使い方を徹底解説

    【SEO】Googleアナリティクス(GA4)の導入と使い方を徹底解説

    「GA4って何ができるの?」
    「どうやって導入するの?」
    「設定方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、Googleアナリティクス(GA4)はGoogleが無料で提供している分析ツールで、ユーザーの行動分析や行動予測ができます。従来のユニバーサルアナリティクス(UA)は2023年7月1日でサポート終了となったため、GA4の使用が必須です。

    この記事では、GA4の導入方法から初期設定、分析できること、有効活用する方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • GA4とは何か
    • GA4を導入する4つのステップ
    • 導入時に行いたい設定
    • GA4で分析できること
    • GA4を有効活用する方法

    Googleアナリティクス(GA4)とは?

    Googleアナリティクス(GA4)は、Googleが無料で提供している分析ツールです。ユーザーの行動分析や行動予測ができるようになり、Webサイトやアプリのパフォーマンスを最大化できます。

    GA4は従来のユニバーサルアナリティクス(UA)の後継版です。UAは2023年7月1日でサポート終了となったため、GA4の使用が必須となっています。

    GA4を導入する4つのステップ

    ステップ1:Googleアカウントを作る

    GA4はGoogleアカウントでログインするため、まずGoogleアカウントを作成します。

    入力項目:

    • 氏名
    • ユーザー名(Gmailのアドレスになる、半角英数字とピリオドのみ)
    • パスワード(8文字以上)
    • 電話番号(任意)
    • 再設定用メールアドレス(任意)
    • 生年月日
    • 性別

    ステップ2:GA4の初期設定をする

    1. Googleアナリティクスにアクセスし「無料で利用する」をクリック
    2. 「測定開始」をクリック
    3. アカウント名を入力(社名や個人名など分かりやすい名前)
    4. データ共有設定(基本的にすべてにチェック)
    5. プロパティの設定(分析対象のWebサイト名、タイムゾーン、通貨を設定)
    6. ビジネス情報を入力(業種、ビジネス規模、利用目的)
    7. 利用規約に同意して「同意する」をクリック

    データ共有設定の項目:

    • Googleのプロダクトとサービス
    • ベンチマーク
    • テクニカルサポート
    • アカウントスペシャリスト

    ステップ3:Webサイトと連携する

    1. 「データ収集を開始する」から「ウェブ」を選択
    2. データストリーム設定:測定対象のWebサイトのURLとサイト名を入力
    3. 拡張計測機能の設定(自動測定したい項目をオンにする)
    4. 「実装する」をクリック
    5. 「タグの実装手順を確認する」でタグをコピー
    6. コピーしたタグをWebサイトのタグの下に貼り付け

    拡張計測機能で設定できる項目:

    • ページビュー数:ユーザーがページを閲覧した回数
    • スクロール数:スクロールの深さが指定位置まで来たときにカウント
    • 離脱クリック:閲覧中ページから別のURLに移動するリンクをクリックした回数
    • サイト内検索:サイト内検索を行った回数
    • 動画エンゲージメント:埋め込み動画の視聴状況(YouTubeのみ)
    • ファイルのダウンロード:ユーザーがファイルダウンロードをした回数

    タグの反映には最大48時間かかることに注意してください。

    ステップ4:ホーム画面の見方を把握する

    GA4は左端の5つの項目で管理します。

    ホーム:GA4を立ち上げたときに表示される画面で、簡単な分析結果を確認できます。ユーザー数、新しいユーザー数、平均エンゲージメント時間、合計収益、過去30分間のユーザーなどが確認できます。

    レポート:ユーザー数やリピート数、滞在時間などWebサイト上でのユーザーの動きを細かく確認できます。

    探索:分析する側が選択した指標を分かりやすく可視化する機能です。必要な項目を自由に選択してレポートを作成できます。

    広告:Google広告を始めとする広告の分析ができる機能です。

    設定:イベントの作成や管理を行う機能です。

    導入時に行いたい設定

    イベントの設定

    イベントとは、遷移を伴わない計測(ページ内でのユーザーの行動)を指します。

    設定手順:

    1. ホーム画面で「設定」→「イベントを作成」をクリック
    2. 「作成」をクリック
    3. カスタムイベント名と一致する条件を入力
    4. 「作成」をクリック

    イベントの種類:

    • 自動的に収集されるイベント:設定不要で測定できるイベント
    • 推奨イベント:Googleが推奨しているイベント
    • カスタムイベント:ユーザーが自由に作成するイベント

    IPアドレスの除外

    自社のWebサイトなど分析に反映させたくないIPアドレスがある場合に設定します。

    1. 「管理」→「データストリーム」→対象サイトを選択
    2. 「タグ設定を行う」→「内部トラフィックの定義」をクリック
    3. ルール名とIPアドレスを入力して「作成」
    4. 「管理」→「データ設定」→「データフィルタ」で「フィルタを有効にする」

    Googleシグナルの設定

    異なる端末からログインしても同じユーザーであることを認識し、より精度の高い分析ができる機能です。

    1. 「管理」→「データ設定」→「データ収集」をクリック
    2. Googleシグナルデータの収集で「設定」→「続行」→「有効にする」

    Googleサーチコンソールと連携する

    連携するとオーガニック検索クエリやオーガニック検索トラフィックなどの分析情報を併せて確認できます。

    1. 「管理」→「Search Consoleのリンク」→「リンク」をクリック
    2. Search Consoleのアカウントを選択して紐づけ

    複数人で共有する

    1. 「管理」→「アカウントのアクセス管理」をクリック
    2. 右上のプラスボタン→「ユーザーを追加」
    3. Gmailアドレスを入力
    4. 権限を設定して「追加」

    権限の種類:

    • 管理者:すべての機能が利用可能
    • 編集者:ユーザー管理以外のすべてのデータの閲覧と編集が可能
    • アナリスト:特定のプロパティアセットを作成、編集、削除可能
    • 閲覧者:管理画面または共有アセットの表示が可能

    データの保持期間の変更

    デフォルトは2ヶ月ですが、最長14ヶ月まで延長可能です。

    1. 「管理」→「データ保持」をクリック
    2. イベントデータの保持を「14ヶ月」に変更して「保存」

    広告と連携する

    Google広告と連携することで広告の効果を可視化できます。

    1. 「管理」→「Google広告のリンク」→「リンク」
    2. Google広告アカウントを登録して設定

    GA4で分析できること

    ユーザー

    Webサイトにアクセスしたユーザーの属性を詳しく把握できます。

    ユーザー属性:国、市町村、年齢層、性別、言語

    ユーザーの環境:使用デバイス、ブラウザ、OS

    集客

    新規ユーザーが検索した方法や再訪問したユーザーの経路などが確認できます。

    主な指標:ユーザー数、新規ユーザー数、セッション数、リピーター数、コンバージョン数、平均セッション時間、エンゲージメント率、平均エンゲージメント時間、イベント数、ライフタイムバリュー、総収益

    カテゴリー:

    • ユーザー獲得:初めてWebサイトを訪問したときの流入経路
    • トラフィック獲得:すべてのユーザーの流入経路
    • Google広告キャンペーン:Google広告経由のデータ

    エンゲージメント

    Webサイト内でのユーザーの操作に焦点をあてた指標です。

    カテゴリー:

    • エンゲージメントの概要:平均エンゲージメント時間、エンゲージメントがあったセッション数
    • イベント:拡張計測機能やカスタムイベントの測定データ
    • コンバージョン:設定したイベントにおけるコンバージョン
    • ページとスクリーン:ページごとの表示回数とユーザー属性

    収益化

    Webサイトがどれくらい収益を生み出しているか確認できます。

    カテゴリー:

    • eコマース購入数:売れた商品の一覧、カートに入った回数など
    • アプリ内購入:アプリ内で売れた商品
    • パブリッシャー広告:広告での収益、インプレッション数、クリック数

    維持率

    ユーザーの維持率に着目した指標です。

    確認できる指標:ユーザー維持率(新規リピーターの割合)、リピーター数、新規ユーザー数、ユーザーエンゲージメント、ライフタイムバリュー

    GA4を有効活用する方法

    オリジナルレポートを作成する

    必要なKPIのみを集めて可視化する機能です。

    1. 「探索」→「新しいデータ検索を開始する」を選択
    2. 期間、セグメント、ディメンション、指標、ビジュアリゼーション、手法を設定
    3. 右上のボタンから共有やダウンロードが可能

    レポートの項目:

    • 期間:レポートの対象期間
    • セグメント:ユーザーをセグメントする基準
    • ディメンション:データ解析をする対象(性別、年齢など)
    • 指標:データ解析の結果を示す指標
    • ビジュアリゼーション:グラフの形式(円グラフ、棒グラフなど)
    • 手法:分析の手法

    テンプレートを活用する

    1. データ探索ページの「テンプレートギャラリー」をクリック
    2. 使用したいテンプレートを選択
    3. 必要に応じて項目を追加・編集

    よくある質問(FAQ)

    Q. GA4は無料で使える?

    A. はい、GA4はGoogleが無料で提供しています。Googleアカウントがあれば誰でも利用できます。

    Q. UAからGA4への移行は必要?

    A. はい、UAは2023年7月1日でサポート終了となったため、GA4への移行が必須です。

    Q. タグを設置してもデータが表示されない

    A. タグの反映には最大48時間かかります。しばらく待ってから確認してください。

    Q. データの保持期間は変更できる?

    A. はい、デフォルトは2ヶ月ですが、最長14ヶ月まで延長可能です。「管理」→「データ保持」から変更できます。

    まとめ:GA4を活用してWebサイトを改善しよう

    この記事では、GA4の導入方法から有効活用する方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • GA4はGoogleが無料で提供している分析ツール
    • UAは2023年7月1日でサポート終了、GA4の使用が必須
    • ユーザーの行動分析や行動予測ができる
    • タグの反映には最大48時間かかる
    • データの保持期間は最長14ヶ月まで延長可能

    導入時に行いたい設定:

    1. イベントの設定
    2. IPアドレスの除外
    3. Googleシグナルの設定
    4. Googleサーチコンソールと連携
    5. 複数人で共有
    6. データの保持期間の変更
    7. 広告と連携

    次のステップ:

    • Googleアカウントを作成する
    • GA4の初期設定を行う
    • Webサイトにタグを設置する
    • Googleサーチコンソールと連携する
    • データの保持期間を14ヶ月に変更する

    GA4を活用することで、Webサイトのパフォーマンスを最大化できます。まずは導入して、ユーザーの行動を分析してみましょう。