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  • 【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    「ページ速度って何?」
    「SEOに影響はあるの?」
    「改善方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ページ速度とはWebサイトのページの読み込み速度のことです。ページ速度は離脱率、直帰率、コンバージョン、そしてGoogleの検索ランキング評価に影響します。目安は2.5秒以下で、PageSpeed Insightsのスコアが50未満であれば改善が必要です。

    この記事では、ページ速度の定義から計測方法、4つの影響、改善方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ページ速度とは何か
    • ページ速度が与える4つの影響
    • ページ速度の目安
    • PageSpeed Insightsを使った確認方法
    • 改善すべきかの判断基準
    • 4つの改善方法

    ページ速度とは?

    ページ速度とは「Webサイトのページの読み込み速度」のことです。ユーザーがWebサイトにあるページへアクセスしてから、そのページが読み込まれるまでの時間の速さであり、秒単位で示されます。

    ページ速度は以下のような要素によって決まります。

    • ネットワーク環境
    • Webサイトのサーバー設定
    • ページのHTML構成
    • JavaScriptやCSSなどのリソースの使用方法
    • 画像や動画の数

    Googleもページ速度の重要性を述べています。Google検索セントラルでは「ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます」と言及されています。

    ページ速度が計測されるしくみ

    PageSpeed Insightsでは2つのデータをもとに計測されます。

    フィールドデータをもとに計測

    実際のユーザー環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Chrome ユーザーエクスペリエンス レポート」を使用しています。

    アクセス数やデータ通信量の少ないページは、十分なデータを得られないため計測できないことがある点に注意が必要です。

    ラボデータをもとに計測

    試験環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Lighthouse」を使用しています。実際のユーザー環境は反映されないため推測値となります。

    ページ速度が与える4つの影響

    影響1:ページの離脱率

    Think With Googleの調査によると、ページの読み込みに3秒以上かかると、ページを訪問した人の53%が離れるとされています。

    影響2:ページの直帰率

    同じくThink With Googleの調査では、ページの読み込みが1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上がるという結果が出ています。

    影響3:コンバージョン

    AutoAnything社の事例では、ページ速度を半減させて売上を1%伸ばすことに成功しています。ページ速度はコンバージョンにも影響を与えます。

    影響4:Googleの検索ランキング評価

    デスクトップ検索ランキング評価の影響の1つにページ速度があります。2018年のSpeed Updateでモバイル検索のランキング要素にも追加されました。極端に遅いページは順位が下がることが考えられます。

    ページ速度の目安

    ページ速度の目安は「2.5秒以下」です。

    これはGoogleが定めているCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)の指標の1つ「Largest Contentful Paint(LCP)」に基づいています。

    Google Developersでは「良好なユーザー体験を提供するために、サイトはLargest Contentful Paintが2.5秒以下になるように努力する必要があります」と述べられています。

    Largest Contentful Paint(LCP)とは、ページのメインコンテンツが読み込まれるまでの時間のことです。

    PageSpeed Insightsを使ったページ速度の確認方法

    確認手順

    1. PageSpeed Insightsにアクセス
    2. ページ速度を確認したいURLを入力
    3. 「分析」をクリック

    計測できるのは1ページのみです。離脱率・直帰率の高いページ、コンバージョン率の低いページに限定して確認すると良いでしょう。

    「実際のユーザー環境で評価する」の見方

    過去28日間における実際のユーザー環境のデータ(フィールドデータ)をもとに計測されます。Webサイトのページ速度の現状を知る指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒以下
    • First Input Delay(FID):最初の応答時間。目安は100ミリ秒以下
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒以下
    • Interaction to Next Paint(INP):操作に対する反応時間。目安は200ミリ秒以下
    • Time to First Byte(TTFB):サーバーの初期応答時間。目安は0.8秒以下

    「パフォーマンスの問題を診断する」の見方

    試験環境において収集したデータ(ラボデータ)をもとに推測されます。Webサイト内部にあるページ速度に関する問題を見つける指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒
    • Speed Index:コンテンツ取り込み時間。目安は3.4秒
    • Time to Interactive(TTI):操作可能になるまでの時間。目安は2.5秒
    • Total Blocking Time(TBT):応答がブロックされている時間。目安は3.8秒
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下

    ページ速度を改善すべきかの判断基準

    「パフォーマンスの問題を診断する」に表示されるスコアが0から49(50未満)であれば改善すべきです。

    • 90以上:速い
    • 50〜90:平均的
    • 50未満:遅い

    スコアが50未満の場合、Webサイト内部にページ速度を遅らせる問題があることを意味します。

    ページ速度の4つの改善方法

    Googleが重視するのは「レンダリングを妨げるリソースを削除する」ことと「リソースや画像を圧縮・軽量化する」ことの2点です。

    改善方法1:外部のJavaScriptを削除する

    外部のJavaScriptを使用していると、その取得までに時間を要するためページ速度が遅くなることがあります。

    外部JavaScriptが小さい場合はインライン化(HTMLファイルに直接挿入)することで改善できます。

    改善方法2:外部のCSSを最適化する

    外部のCSSを使用しているとページ速度が遅くなることがあります。

    小さなCSSファイルの場合はインライン化することで改善できます。

    改善方法3:リソースのデータを軽量化する

    余分な改行、不要なコメント、使用されていないコードが残っているとページ速度が遅くなります。

    軽量化ツールを使用して対処しましょう。HTMLはHTMLMinifier、JavaScriptはUglifyJS、CSSはCSSNanoやcssoが利用できます。

    改善方法4:画像を最適化する

    画像が多かったり容量が大きかったりするとページ速度に影響します。

    以下の方法で対処できます。

    • コンテンツに無関係の画像を削除
    • 画像を圧縮
    • 圧縮性の高いファイル形式に変換(JPEG2000、JPEG XRなど)
    • レスポンシブ画像を使う

    ページ速度に関する5つの注意点

    注意点1:ネットワーク環境によって左右される

    通信障害や回線速度の問題でページ速度が遅くなることがあります。3回ほど計測することをおすすめします。

    注意点2:実際のユーザー環境の速度が表示されないページもある

    アクセス数やデータ通信量が少ないページは、十分なデータを得られないため計測できません。

    注意点3:スコアが遅いと判断されてもページ速度は良好なケースもある

    実際のユーザー環境のデータをもとに計測されたページ速度が良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することもあります。

    注意点4:改善案は全て行う必要はない

    改善案の中には多くの作業時間を要したり高度な技術が必要なものもあります。重要な改善案を優先に対応すると良いでしょう。

    注意点5:ページを改善しても実際のユーザー環境の速度はリアルタイムで変更されない

    過去28日間のデータをもとに計測されるため、改善後は日を置いて再度計測しましょう。ただし、「パフォーマンスの問題を診断する」のスコアは数分で変更が反映されます。

    よくある質問(FAQ)

    Q. ページ速度はSEOに影響する?

    A. はい、Googleの検索ランキング要素の1つです。2018年のSpeed Updateでモバイル検索にも適用されました。極端に遅いページは順位が下がる可能性があります。

    Q. ページ速度の目安は?

    A. Googleが定めるCore Web VitalsのLCP指標に基づき、2.5秒以下が目安です。PageSpeed Insightsのスコアでは90以上が速い、50〜90が平均的、50未満が遅いと判断されます。

    Q. スコアが低いのにユーザー環境では良好と表示される場合は?

    A. 実際のユーザー環境のデータが良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することがあります。

    Q. 改善案はすべて実施すべき?

    A. すべて実施する必要はありません。作業時間や技術的難易度を考慮し、重要な改善案を優先して対応しましょう。

    まとめ:ページ速度を改善してユーザー体験を向上させよう

    この記事では、ページ速度の定義から改善方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • ページ速度はWebサイトの読み込み速度のこと
    • 離脱率、直帰率、コンバージョン、検索ランキングに影響
    • 目安は2.5秒以下(LCP基準)
    • PageSpeed Insightsでスコア50未満なら改善が必要
    • フィールドデータとラボデータの2種類で計測される

    4つの改善方法:

    1. 外部のJavaScriptを削除する
    2. 外部のCSSを最適化する
    3. リソースのデータを軽量化する
    4. 画像を最適化する

    次のステップ:

    • PageSpeed Insightsでサイトのページ速度を確認する
    • スコアが50未満のページを特定する
    • 改善案を優先度順に対応する
    • 改善後は日を置いて再計測する

    ページ速度はユーザー体験とSEOの両方に影響する重要な要素です。スコアが低い場合は、優先度の高い改善から着手していきましょう。