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  • 【SEO】アンカーテキストとは?6つの種類と最適化の3つのポイント

    【SEO】アンカーテキストとは?6つの種類と最適化の3つのポイント

    「アンカーテキストって何?」
    「SEOにどんな影響があるの?」
    「最適化のポイントを知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、アンカーテキストとはクリックできるテキストのことで、現在のGoogleはリンク先ページのコンテキスト(文脈)を理解するために活用しています。過去のようにダイレクトに検索順位に影響することはありませんが、間接的にSEOに影響を及ぼしています。

    この記事では、アンカーテキストの定義から6つの種類、SEOへの影響、最適化の3つのポイントまで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • アンカーテキストとは何か
    • アンカーテキストがSEOに与える影響
    • アンカーテキストの6つの種類
    • 最適化する3つのポイント

    アンカーテキストとは?

    アンカーテキストとは、簡単にいえばクリックできるテキストのことです。クリックすると、ほかのページやページ内のほかの場所へ移動します。

    アンカーテキストは通常、青色を基調とした他のテキストとは異なる色で表示されます。下線が引かれていることも多いです。「リンクテキスト」「リンクラベル」と呼ばれることもあります。

    アンカーテキストのHTMLタグ

    アンカーテキストは、HTMLのタグを使います。の”a”はAnchor(アンカー)の略です。

    テキストリンク
    アンカーテキスト

    画像リンク(alt属性がアンカーテキストになる)
    アンカーテキスト

    ページ内リンク
    アンカーテキスト

    メールアドレス
    info@example.com

    電話番号
    090-1234-5678

    WordPressでの操作

    WordPressでリンクを挿入する際のショートカットは以下の通りです。

    • Windows:Ctrl + K
    • Mac:command + K

    アンカーテキストがSEOに与える影響

    古いSEOでは有力な手法だった

    キーワードを大量に埋め込むような作為的なアンカーテキストが、SEOテクニックとして流行していた時代があります。極端な話、アンカーテキストに狙いのキーワードを使用することで、ページに存在しないキーワードでGoogle上位表示させることも可能でした。

    アンカーテキストを意図的に扱うと、一歩間違えればGoogleから低評価を受けるリスクがあります。

    ペンギンアップデートとアンカーテキスト

    Googleは2012年に「ペンギンアップデート」を公開しました。不自然な被リンクを排除する目的の調整で、不自然な被リンク、スパムによる被リンク、不正なリダイレクト、不適切なアンカーテキスト、マークアップの悪用などが対象です。

    ペンギンアップデート後、「アンカーテキストの多様性が低いWebサイトの検索順位が落ちる」という事象が観測されました。

    “多様性が低い”とは、同じアンカーテキストを使って被リンクを獲得していること。これが「不自然である」と認識され、検索順位を操作するマイナス行為とみなされるようになりました。

    現在のGoogleはコンテキスト理解のために活用

    現在のGoogleは、コンテキスト(文脈、前後関係、脈絡)を理解するためにアンカーテキストを活用しています。

    アンカーテキストは「リンク先ページがどんなページなのか?」をGoogleが理解する手がかりとなっています。

    Googleのジョン・ミューラーは「ほとんどのリンクは、アンカーテキストを通じて、ちょっとした追加的なコンテキストを提供する」「アンカーテキスト(と画像のaltテキスト)は、Googleがコンテキストを理解するうえで、かなり役立つ」と発言しています。

    現在のSEOでは、過去のようにアンカーテキストがダイレクトに検索順位に影響することはありませんが、「コンテキストの理解」という観点から見れば、間接的に検索結果に影響を及ぼしています。

    アンカーテキストの6つの種類

    種類1:完全一致(Exact-match)

    上位表示を狙う検索キーワードと完全に一致したアンカーテキストです。

    例:「アルゴリズム」で上位を狙う場合 → [アルゴリズム]

    過去のSEOで流行したのは「できる限り、完全一致の被リンクを増やす」という手法でした。

    種類2:部分一致(Partial-match)

    キーワードを含みつつ、他のワードを組み合わせたアンカーテキストです。

    例:[アルゴリズムの勉強方法]

    種類3:ブランド(Branded)

    ブランド名(企業名、サイト名など)にリンクを張るアンカーテキストです。検索キーワードは含みません。

    例:[バズ部]

    種類4:画像(Images)

    画像のリンクは、alt属性に入力したワードがアンカーテキストとして使用されます。

    種類5:ネイキッドリンク(Naked link)

    URLをアンカーテキストとするタイプです。「裸のリンク」という意味です。

    例:[https://example.com/]

    YouTubeの概要欄など、リンク設置ができないシーンで使う方法です。

    種類6:ジェネリック(Generic)

    汎用的な語句(続きを読む、詳細はこちら、ダウンロードはこちらなど)をアンカーテキストとするものです。

    例:[詳しくはこちら]

    SEO的な効果は期待できませんが、CTA(コールトゥーアクション、行動喚起)の目的でよく使われます。

    アンカーテキストを最適化する3つのポイント

    ポイント1:第三者による外部サイトのアンカーテキストは自然に任せる

    Googleは、アンカーテキストが検索順位の作為的なコントロールに悪用されないように、アルゴリズムを進化させてきました。できるだけ「ナチュラルに任せる」ことが、Googleから誤解されずに安全にSEOを実践するうえで必要不可欠です。

    「自然発生の被リンクを、多種多様な外部サイトから獲得した結果、アンカーテキストが多様化した状態」が目指すべき理想です。

    ただしタイトルは戦略的に設定しておく

    ページのタイトルがそのままアンカーテキストとして使われるケースが多いため、以下を守りましょう。

    • ターゲットとするキーワードを含むこと
    • ページのコンテンツと整合していること
    • ページごとに異なる固有のタイトルであること
    • 簡潔でわかりやすいこと(28字〜36文字が目安)

    ポイント2:コントロールできる外部リンクは「完全一致」を使う

    「権威性の高い一流メディアに記事を寄稿する」といったコントロールできる外部リンクのチャンスでは、完全一致のアンカーテキストを狙いましょう。

    Medium社の分析によれば、完全一致のアンカーテキストは、依然として上位表示にある程度の影響力を持つことが示唆されています。

    ただし乱用は避ける

    乱用すればペンギンアップデートの捕獲対象となります。安全圏として以下を目安にしましょう。

    • 完全一致は1〜2%以内
    • 部分一致は30%以内

    SEOツール(Ahrefsなど)を使うと、自サイトのアンカーテキストの割合を把握できます。

    ポイント3:内部リンクのアンカーテキストはUXに配慮して決める

    Googleのジョン・ミューラーは「内部リンクのアンカーテキストは、検索順位に対して目に見える効果はない」と発言しています。

    内部リンクは「Googleがコンテキストを理解するために役立つ」という意味では間接的にSEO効果を発揮しますが、外部リンクに比較すれば検索順位への直接的な影響は軽微です。

    検索エンジンではなく、ユーザーのために役立つアンカーテキストを考えることが重要です。

    具体的なヒント3つ

    ヒント1:リンク先の内容が想像できる言葉選び
    「検索ボリュームが多いキーワードを含めよう」という魂胆は不要です。純粋にその記事を読んだ読者にとってわかりやすい言葉がよいです。ジェネリック(汎用的なワード)より具体的にリンク先の内容を説明するワードが適しています。

    ヒント2:文章の自然な流れの中に出現
    Googleはアンカーテキスト周辺の文章や画像も参考にしています。「和菓子」の話をしているのに急に「SEO」のアンカーテキストが出現したら、Googleは「不自然なリンクの可能性あり」と検知します。

    ヒント3:クリックできるとわかるデザイン
    リンクのデザインは「青系統の色+下線」が基本です。HTML5の推奨デフォルトカラーは #0000EE(訪問済みは #551A8B)です。

    よくある質問(FAQ)

    Q. アンカーテキストにキーワードを入れるべき?

    A. 外部リンクで自分がコントロールできる場合は完全一致を狙えますが、乱用は避けましょう(1〜2%以内が目安)。内部リンクではSEO目的でキーワードを詰め込むより、ユーザーにとってわかりやすい言葉を選ぶことが重要です。

    Q. 「詳しくはこちら」はSEOに悪い?

    A. SEO的な効果は期待できませんが、悪影響があるわけではありません。CTAとして有効な場合もあります。ただし、リンク先の内容がわかる具体的なテキストの方がユーザーにもGoogleにも親切です。

    Q. 同じアンカーテキストを使い回すとペナルティ?

    A. 外部リンクで同じアンカーテキストばかりだと「不自然」とみなされるリスクがあります。内部リンクでは大きな問題にはなりませんが、多様性を持たせることが望ましいです。

    Q. 画像リンクのアンカーテキストは?

    A. 画像リンクの場合、alt属性に設定したテキストがアンカーテキストとして機能します。適切なalt属性を設定しておきましょう。

    まとめ:アンカーテキストはユーザーファーストで最適化しよう

    この記事では、アンカーテキストの定義から最適化のポイントまで解説しました。

    重要ポイント:

    • アンカーテキストはクリックできるテキストのこと
    • 現在のGoogleはコンテキスト理解のために活用している
    • 過去のように直接検索順位に影響することはない
    • ペンギンアップデート後、多様性の低いアンカーテキストは低評価対象に
    • 内部リンクは検索順位への直接的な影響は軽微

    6つの種類:

    1. 完全一致:キーワードと完全に一致
    2. 部分一致:キーワードを含みつつ他のワードを組み合わせ
    3. ブランド:企業名やサイト名
    4. 画像:alt属性がアンカーテキストになる
    5. ネイキッドリンク:URLそのまま
    6. ジェネリック:汎用的な語句

    次のステップ:

    • 外部リンクのアンカーテキストは自然に任せる
    • コントロールできる外部リンクは完全一致を狙う(1〜2%以内)
    • 内部リンクはユーザーのためにわかりやすい言葉を選ぶ
    • ページタイトルにキーワードを含め戦略的に設定する

    アンカーテキストの最適化は、SEOテクニックとして捉えるのではなく、ユーザーにとってわかりやすいリンクを設置することを心がけましょう。結果として、Googleにもコンテキストが伝わりやすくなります。

  • 【SEO】クロールバジェットとは?Googleの見解と最適化の4つの方法

    【SEO】クロールバジェットとは?Googleの見解と最適化の4つの方法

    「クロールバジェットって何?」
    「自分のサイトに影響あるの?」
    「最適化の方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、クロールバジェットとは1つのサイトに対してGoogleのクローラーが巡回できる上限枠のことです。ただし、Googleは公式に「クロールバジェット」という用語を採用しておらず、サイトのURLが数千もない場合はほとんど意識する必要はありません。

    この記事では、クロールバジェットの定義からGoogleの公式見解、影響を受けるサイト、最適化の方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • クロールバジェットとは何か
    • Googleの公式見解
    • クロールバジェットに影響を及ぼす要因
    • 影響を受けるサイトの特徴
    • クロールを最適化する4つの方法

    クロールバジェットとは?

    クロールバジェットとは、1つのサイトに対してGoogleのクローラーが巡回できる上限枠(割り当て枠)のことを指します。

    • 「クロール」= Googlebot(クローラーボット)
    • 「バジェット」= ここでは「上限」という意味

    クローラーにはサイトで見られるページ数の上限が設定されており、ページ数が上限を超えてしまうと一部の内容を認識できなくなる可能性があります。

    ただし、クロールバジェットは基本的に大きめの数値に設定されており、よほど大きなサイトでない限りほとんど影響はないと見られています。

    Googleの公式見解

    重要なポイントとして、Googleでは「クロールバジェット」という用語や概念を採用していません。

    2017年1月にGoogleは公式ブログで「昨今、『クロールの割り当て』についてさまざまな定義を耳にします。しかし、Googleの外部で『クロールの割り当て』が表すあらゆるものを一言で説明できるような言葉はありません」と述べています。

    さらに「サイトのURLが数千もない場合、そのサイトのクロールはたいてい効率的に行われます」とも説明しています。

    つまり、大規模なWebサイトを運営していない限り、クロールバジェットを意識する必要はないということです。

    クロールバジェットに影響を及ぼす要因

    クロールの必要性

    検索エンジンがクロールする必要があるかどうかを判断する指標があります。

    人気度
    インターネット上で人気の高いURLほど、Googleのインデックスで情報の新しさが保たれるよう頻繁にクロールされる傾向があります。

    古さ
    Googleのシステムでは、インデックス内のURLが古くなり無効とならないようにしています。サイトの移転などのイベントでは、新しいURLのコンテンツをインデックスに再登録するためにクロールの必要性が高まります。

    価値の低いURL

    Googleは価値の低いURLが多数あるとサイトのクロールやインデックス登録に悪影響を及ぼす可能性があると述べています。

    価値の低いURLの例は以下の通りです。

    • ファセットナビゲーションとセッションID:URLパラメータによって引き起こされた複雑な構造のサイト
    • サイト内の重複コンテンツ
    • ソフトエラーページ:404ページを表示しながら200レベルのコードを返すエラーページ
    • ハッキングされたページ
    • 無限のスペースとプロキシ:多数のリンクを自動生成したURL
    • 質の低いコンテンツやスパムコンテンツ

    クロールバジェットの影響を受けるサイト

    影響を受ける可能性があるのは、サイトのURLが数千以上ある規模の大きなサイトです。

    主に以下のようなサイトが該当します。

    大規模なECサイト
    Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリなど

    大規模なCGMサイト
    アメーバブログ、おしえて!goo、価格.comなど

    毎日のように数百、数千というページが生成されるサイトでは、重複コンテンツが増えやすく、本来クロールされるべきページが埋もれてしまう可能性があります。

    クロールを最適化する4つの方法

    方法1:価値の低いページをなくす

    価値が低いと見なされるページを極力なくしましょう。

    • プログラムによって自動生成されたページを確認して削除
    • 重複ページを削除(URLパラメータを最適化)
    • 無断複製されたコンテンツを確認して削除
    • 特定のキーワードで上位表示されるためだけに作られた誘導ページを削除

    方法2:robots.txtでクロール拒否の設定をする

    サイトには残したいがクロールさせる必要のないページは、robots.txtを使ってクロール拒否の設定を行います。

    合わせて講じるべき対策として、内部リンクの正規化(非正規のURLにリンクしない)や、noindexの適切な使用があります。

    方法3:定期的にサイトマップを更新する

    XMLサイトマップを定期的に更新することで、新しく追加したページや更新したページの情報が伝わり、効率良くクロールしてもらえる可能性が高まります。

    方法4:コンテンツの品質を改善する

    クローラーは人気の高さや情報の新しさを基準にしてクロールの必要性を判断します。低品質なコンテンツは人気がないページとみなされ、クロールの必要性が低いと判断されます。

    補足:リダイレクトチェーンを避ける

    5回以上のリダイレクトチェーンはクロールに負荷をかけます。

    Googleのジョン・ミューラー氏は「5回までのリダイレクトはその場でたどるが、5回を超えると次のクロールのサイクルに回される。リダイレクトの繰り返しは、特にモバイルでは表示速度が非常に遅くなる」と説明しています。

    Google Search Consoleでクロールの頻度を確認する

    クロールの頻度を確認する

    1. Google Search Consoleにログイン
    2. 左メニューの「設定」をクリック
    3. 「設定」画面にある「レポートを開く」をクリック
    4. 「クロールの統計情報」が表示される

    各ページの最新クロール日を確認する

    1. Google Search Consoleにログイン
    2. 「URL検査」をクリック
    3. 確認したいページのURLを入力
    4. エンターキーを押す
    5. 完了画面が表示されたら「カバレッジ」の詳細を開く
    6. 「前回のクロール」の日付が最新クロール日

    よくある質問(FAQ)

    Q. クロールはランキング要素になりますか?

    A. クロールの速度や頻度は検索順位に直接影響しません。ただし、クロールを最適化する対策の中にはSEO対策として有効なものもあります。

    Q. nofollowはクロールバジェットに影響がありますか?

    A. ページの状況次第です。ページ内でURLをnofollow設定しても、サイト内の他のページや他サイトからそのページへのリンクがnofollowされていなければ、クロールされる場合もあります。

    Q. alternateのURLや埋め込みコンテンツもクロールバジェットに含まれますか?

    A. 基本的にすべてのURLはクロールバジェットに加えられます。AMPやhreflangのalternate要素も、CSSやJavaScriptのような埋め込みコンテンツも含まれます。

    Q. 小規模サイトでもクロールバジェットを意識すべき?

    A. URLが数千もない小規模サイトでは、クロールバジェットを意識する必要はほとんどありません。Googleも「サイトのURLが数千もない場合、そのサイトのクロールはたいてい効率的に行われます」と述べています。

    まとめ:クロールバジェットは大規模サイトのみ意識しよう

    この記事では、クロールバジェットの定義から最適化方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • クロールバジェットはクローラーが巡回できる上限枠のこと
    • Googleは公式に「クロールバジェット」という用語を採用していない
    • URLが数千もない場合は意識する必要はない
    • 価値の低いURLが多いとクロールに悪影響
    • 大規模ECサイトやCGMサイトは注意が必要

    最適化の4つの方法:

    1. 価値の低いページをなくす
    2. robots.txtでクロール拒否の設定をする
    3. 定期的にサイトマップを更新する
    4. コンテンツの品質を改善する

    次のステップ:

    • 自サイトのURL数を把握する
    • 数千以上ある場合は価値の低いURLがないか確認する
    • Search Consoleでクロールの統計情報を確認する
    • 重複コンテンツやエラーページを整理する

    クロールバジェットは大規模サイト向けの概念であり、一般的な規模のサイトでは過度に心配する必要はありません。ただし、クロールを最適化する対策は、SEO対策としても有効なものが多いので、サイトの品質向上として取り組む価値はあります。

  • 【SEO】サブディレクトリとは?サブドメインとの違いとSEO効果を解説

    【SEO】サブディレクトリとは?サブドメインとの違いとSEO効果を解説

    「サブディレクトリって何?」
    「サブドメインとの違いは?」
    「新しいメディアを立ち上げるならどちらがいい?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、サブディレクトリとはドメインの下層に設置されたディレクトリ(フォルダ)のことです。新しいメディアを立ち上げる場合は、ルートドメインのSEO評価を引き継げるサブディレクトリが基本的におすすめです。サブディレクトリで作成したコンテンツは、ルートドメインと同じサイトとして認識されやすいためです。

    この記事では、サブディレクトリの定義からサブドメインとの違い、SEO効果、作成時の注意点まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • サブディレクトリとは何か
    • サブドメインとの違い
    • 新メディア立ち上げにサブディレクトリがおすすめな理由
    • 作成時に気を付ける3つのポイント
    • WordPressでの作り方

    サブディレクトリとは?

    サブディレクトリとは、ドメインの下層に設置されたディレクトリ(フォルダ)のことです。

    ドメインにあたる部分が「ルートディレクトリ」で、その下にある構造を「サブディレクトリ」といいます。

    例:https://example.com/blog/
    この場合、「example.com」がルートドメイン、「blog」がサブディレクトリです。

    サブディレクトリの活用例

    活用例1:企業サイト内の構造として
    同じコーポレートサイトの中に「会社概要」「サービス紹介」など複数のサブディレクトリを設置して、それぞれに詳細ページを配置します。

    活用例2:独立した別サイトとして運営
    同じドメインの下に配置したサブディレクトリを、独立した別サイトのように見せて運営する方法です。例えば、企業ドメインの下にサブディレクトリを設けてオウンドメディアを展開します。

    サブディレクトリで作成したメディアごとにデザインや色味を変えることも可能です。さらにコーポレートサイトのSEO効果を受け継ぐことができるため、多くの企業がこの方法でオウンドメディアを運営しています。

    サブディレクトリとサブドメインの違い

    URLの構造の違い

    サブドメインとは

    サブドメインとは、1つのドメインを用途に応じて複数に分割するときに使うものです。

    例えばヤフー(yahoo.co.jp)では以下のようにサービスごとにサブドメインを使い分けています。

    • news.yahoo.co.jp(Yahoo!ニュース)
    • shopping.yahoo.co.jp(Yahoo!ショッピング)
    • auctions.yahoo.co.jp(Yahoo!オークション)

    ルートドメインとの関係の違い

    サブディレクトリで作成したコンテンツは、ルートドメインと同じサイトとして認識されやすいです。一方、サブドメインで作成したコンテンツは、ルートドメインとは別のサイトとして認識されやすい傾向があります。

    ただし、これはあくまで傾向であり、実際にどのように判断されるかはGoogleの判断によります。

    おすすめの利用シーン

    • サブディレクトリ:ルートドメインとテーマの方向性が似ていて関連性があるコンテンツを作成する場合
    • サブドメイン:ルートドメインの内容と関連性が薄いコンテンツを作成する場合

    新メディア立ち上げは基本的にサブディレクトリ一択

    新しいメディアを立ち上げる場合には、企業サイトのサブディレクトリで立ち上げるのが良いケースが多いです。

    ただし例外として、立ち上げるメディアの内容が企業が展開しているビジネスとかけ離れている場合は、サブドメインを検討すべきです。

    理由1:ルートドメインのSEO評価を最も引き継げる可能性があるから

    サブディレクトリで作成したコンテンツは、ルートドメインと同じサイトと見なされやすいため、既に得ているルートドメインのSEO評価を引き継ぐ可能性が高いです。

    • サブドメインの場合:別サイトと見なされてしまうとパワーは失われる可能性がある
    • 新規ドメインの場合:サイトの評価がゼロからのスタートとなり、上位表示まで時間がかかる

    理由2:コーポレートサイトのサブディレクトリは特に評価されやすい

    コーポレートサイト自体がGoogleから評価されやすい傾向にあります。理由は、企業として活動している以上、良質なリンクが張られやすいからです。

    評価されやすいコーポレートサイトの直下でメディアを始めれば、評価されやすい状況をそのまま引き継ぐことができます。

    実際に、サブドメインや別ドメインからサブディレクトリに移設しただけで、検索順位が上がりPV数が伸びたケースは多くあります。PV数が約20倍となったケースもあります。

    第三者にサブディレクトリを貸す「ドメイン貸し」はやめるべき

    第三者にサブディレクトリを貸し出す「ドメイン貸し」は問題になっているブラックハット的なSEO手法です。「寄生サイト」とも呼ばれます。

    例えば、クリニックのサイトの直下のサブディレクトリでマッチングアプリのアフィリエイトサイトを運営するようなケースです。

    2024年5月から、Googleは「サイトの評判の不正使用」として明確にスパム扱いにしたため、現在は通用しません。

    Googleが問題視しているのは「ファーストパーティの監督や関与がほとんどまたはまったくない状態で、サードパーティのページを公開すること」です。企業が自分のサービスについてサブディレクトリを作ってメディアを展開する分には全く問題ありません。

    サブディレクトリ作成時に気を付ける3つのポイント

    ポイント1:サブディレクトリ内のコンテンツが本体サイトのテーマから逸脱しないようにする

    サブディレクトリを使って作成するページ・メディアは大元のWebサイト配下に存在します。テーマを統一することで、ユーザーの効率的な情報収集に貢献し、「何を専門としているのか」をユーザーや検索エンジンに示しやすくなります。

    ポイント2:ディレクトリ構造はできるだけシンプルにする

    構造がシンプルであれば、ユーザーが必要な情報に辿り着きやすくなります。

    メディアのカテゴリ直下に各記事が配置されたシンプルな構造が理想です。サブディレクトリの内側にサブディレクトリやファイルが乱立している構造は避けましょう。

    ユーザーが現在地を見失うような構造は、SEO的にもマイナスとなります。

    ポイント3:本体サイトとSEO評価を共有していることを意識する

    サブディレクトリで作成したコンテンツは本体サイトのSEO評価を引き継ぎます。その一方で、サブディレクトリのコンテンツに対するSEO評価も本体サイトに影響を及ぼします。

    サブディレクトリで作成したページやメディアがSEOにおいて低評価を受けると、その影響が本体サイトにも及びます。新たに作成するページやメディアの質に徹底的にこだわることが重要です。

    サブディレクトリの作り方(WordPressの場合)

    既にコーポレートサイトなどメインサイトがWordPressで構築されている場合の手順を紹介します(Xサーバーの例)。

    1. サーバーパネルにログイン
    2. 「WordPress簡単インストール」をクリック
    3. サブディレクトリを作成したいWebサイトのドメインを選択
    4. 「WordPressインストール」タブで必要事項を入力
    5. 確認画面で「インストールする」をクリック

    入力項目は以下の通りです。

    • インストールURL:メディアを作成するサブディレクトリ名(メディアトップのURLに反映される)
    • ブログ名:メディア(ブログ)のタイトル
    • ユーザ名:WordPressログイン用
    • パスワード:WordPressログイン用
    • メールアドレス:WordPress案内用
    • キャッシュ自動削除:ONにする
    • データベース:自動でデータベースを生成する

    これでサブディレクトリ内にWordPressがインストールされます。

    よくある質問(FAQ)

    Q. サブディレクトリとサブドメイン、どちらがSEOに有利?

    A. 一般的にサブディレクトリの方がルートドメインのSEO評価を引き継ぎやすいとされています。ただし、テーマの関連性が重要です。関連性のあるコンテンツならサブディレクトリ、関連性が薄いならサブドメインを検討しましょう。

    Q. 既存のサブドメインをサブディレクトリに移設すべき?

    A. テーマの関連性が高く、SEO評価を統合したい場合は検討の価値があります。実際にサブディレクトリへの移設でPV数が大幅に伸びた事例もあります。ただし、移設作業には適切なリダイレクト設定が必要です。

    Q. サブディレクトリの名前は何でもいい?

    A. コンテンツの内容がわかる短くシンプルな名前がおすすめです。ユーザーにとってわかりやすく、URLを見ただけで何のページかイメージできる名前を付けましょう。

    Q. サブディレクトリでメディアを運営する際の注意点は?

    A. 本体サイトとSEO評価を共有していることを意識してください。低品質なコンテンツを量産すると、本体サイトにも悪影響を及ぼす可能性があります。質にこだわったコンテンツ作成を心がけましょう。

    まとめ:新メディアはサブディレクトリで立ち上げよう

    この記事では、サブディレクトリの定義からSEO効果、作成方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • サブディレクトリはドメインの下層に設置されたフォルダのこと
    • サブディレクトリはルートドメインと同じサイトとして認識されやすい
    • サブドメインはルートドメインとは別サイトとして認識されやすい
    • 新メディア立ち上げはサブディレクトリが基本的におすすめ
    • 第三者へのドメイン貸しはGoogleにスパム扱いされる

    作成時の3つのポイント:

    1. 本体サイトのテーマから逸脱しない
    2. ディレクトリ構造はシンプルに
    3. 本体サイトとSEO評価を共有していることを意識する

    次のステップ:

    • 新メディアのテーマが本体サイトと関連性があるか確認する
    • 関連性があればサブディレクトリで立ち上げる
    • シンプルなディレクトリ構造を設計する
    • 質の高いコンテンツ作成に注力する

    サブディレクトリを活用すれば、ルートドメインのSEO評価を引き継ぎながら新しいメディアを展開できます。ただし、SEO評価は共有されるため、コンテンツの質には十分こだわりましょう。

  • 【SEO】セマンティック検索とは?SEOへの影響と2つの対策を解説

    【SEO】セマンティック検索とは?SEOへの影響と2つの対策を解説

    「セマンティック検索って何?」
    「SEOにどんな影響があるの?」
    「具体的な対策方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、セマンティック検索とは検索するユーザーの目的や検索意図を検索エンジンが適切に読み取り、ユーザーの目的に合わせて検索結果を提供する概念のことです。この技術により、キーワードだけを重視したSEOは通用しなくなり、ユーザーの意図に応える質の高いコンテンツが求められるようになりました。

    この記事では、セマンティック検索の定義から導入の歴史、4つの表示形式、SEO対策まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • セマンティック検索とは何か
    • セマンティック検索導入の3つのステップ
    • 4つの表示形式
    • SEOに及ぼす影響
    • 対応する2つのSEO対策

    セマンティック検索とは?

    セマンティック検索(Semantic Search)とは、検索するユーザーの目的や検索意図を検索エンジンが適切に読み取り、ユーザーの目的に合わせて検索結果を提供する概念のことです。

    「ユーザーが求めている情報を検索結果で正しく表示させる技術」といえます。

    「セマンティック」は「意味」「本質」を意味する英単語です。ITの世界では「データが持つ意味(本質)をコンピュータに理解させて処理する技術」の意味で使われます。

    かつての検索エンジンの問題

    かつてGoogleの検索アルゴリズムでは、検索キーワードが最重視されていた時代があり、キーワードを無造作に並べただけで文章として成立していないページが上位に表示されていました(ワードサラダなど)。

    セマンティック検索の技術により、ユーザーにとって有用でないコンテンツが上位表示される状況が改善され、ユーザーの検索意図に沿った検索結果が提供されるようになりました。

    セマンティック検索の効果

    効果1:ユーザーは求める情報を効率よく探せる

    検索キーワードに対してそれを含むページだけを検索上位に表示する以前の仕様とは異なり、キーワードよりも検索意図を重視した検索結果が表示されるようになりました。

    例えば、バレーボール開催中に「昨日 バレボール」と検索した場合、「昨日のバレーボールの試合結果が知りたい」という意図を検索エンジンが読み取って、最上位に表示します。

    効果2:ユーザーにとって有益なコンテンツが増える

    各WEBサイトがセマンティック検索への対策(SEO対策)を行うことで、それぞれのコンテンツが充実し、ユーザーファーストのサイト運営が実現します。

    セマンティック検索導入の3つのステップ

    ステップ1:2013年「ハミングバードアップデート」導入

    会話調での検索キーワードや、検索エンジンが読み取りづらい意図などをキーワードの文脈によって理解する検索アルゴリズムの技術です。

    このアップデートにより、会話調のキーワードでも検索結果を提示できるようになり、曖昧な検索にも対応できるようになりました。

    例えば、「父の日は何したらいい」と会話調で検索すると、お父さんが理想と思う父の日の過ごし方が書かれた記事が上位に表示されます。

    ステップ2:2015年「RankBrain」導入

    検索キーワードとコンテンツの関連性を判断するために作られた人工知能(AI)ベースの検索アルゴリズムです。概念と単語の関係性を理解できます。

    例えば、「日本の大統領」と検索すると、AIが自動的に「大統領」ではなく日本の「首相」が誰かを知りたいと判断して、検索結果を表示します。

    ステップ3:2019年「BERT」アップデート

    人工知能(AI)をベースにした自然言語処理の検索アルゴリズムです。キーワードの微妙なニュアンスの違いや文脈によって判断する技術を格段にアップさせました。

    例えば、「2019 brazil traveler to usa need a visa」という検索で、BERT導入前はブラジルに旅行するアメリカ人向けの情報が表示されていましたが、導入後はブラジルから米国に旅行する人に向けた正しい情報が表示されるようになりました。

    セマンティック検索の4つの表示形式

    表示形式1:アンサーボックス

    検索キーワードに対する答えを検索結果の上部に表示する形式です。

    検索結果に並んだWebページとは別に、検索結果の上部に枠が設けられ、ユーザーの質問(クエリ)に対する答えを表示する機能です。ユーザーが検索キーワードに対する答えを素早く見つけることができます。

    表示形式2:ナレッジグラフ

    特定の人物・場所・物事などを検索したときに表示される詳細情報です。

    Googleが検索キーワードからユーザーの得たい情報を推測し、検索キーワードに関連する情報をまとめて表示する機能です。PCでは画面右側に、スマートフォンでは検索結果の上部に表示されます。

    キーワードによって表示される情報が異なります。人物ならプロフィール、場所なら住所や地図などが表示されます。

    表示形式3:リッチスニペット

    通常の検索結果よりも視覚的、操作的な機能が追加された検索結果です。

    検索結果に表示されるメタ情報(タイトル、URL、ディスクリプション)に、画像やレビュー評価などの詳細情報が追加された表示形式です。

    リッチスニペットの種類には以下があります。

    • 画像:ページのトピックとなる画像が表示される
    • レビュー・価格:評価やレビュー数、商品価格が表示される
    • イベント情報:日時やイベント名、場所などが表示される

    リッチスニペットを適切に使うことで、検索結果上でユーザーにクリックしてもらいやすくなります。

    表示形式4:類義語の強調

    検索キーワードと似た意味の単語が太字で表示される形式です。

    キーワードからユーザーの検索意図を分析し、類似性が高い単語も含めて検索、それが提示されます。

    例えば、「東京 飲み屋」で検索した際、「飲み屋」と似ている「居酒屋」も太字で表示されます。

    セマンティック検索がSEOに及ぼす影響

    セマンティック検索の導入で、検索キーワードだけを重視したSEOが通用しなくなりつつあります。

    通用しなくなった手法

    同義語・類義語を狙う施策
    「コンピュータ」の代わりに「パソコン」「PC」を使う手法は、検索エンジンが関連するキーワードも含めて順位付けを行うため通用しなくなりました。

    キーワードを記事内に散りばめる方法
    検索エンジンはユーザーの意図とマッチしたコンテンツを探し出して検索上位に表示するため、キーワードを散りばめるだけでは意味がなくなりました。

    現在の重要ポイント

    Webページの内容そのものが検索順位に影響を与える時代になり、キーワードへのこだわりよりも、ユーザーの意図に応える「質の高いコンテンツ」を用意することが何より重要になっています。

    セマンティック検索に対応する2つのSEO対策

    対策1:キーワードに固執し過ぎず「ニーズ」を意識したコンテンツを作成する

    セマンティック検索では、キーワードを散りばめて検索順位を上げるといった小手先のテクニックは通用しません。ユーザーの意図に応えた内容であるかどうかを、検索エンジンが判断できるようになったからです。

    例えば、「猫 ご飯食べない おやつは食べる」という検索キーワードでは、検索エンジンは「猫の健康が心配」「病気なのかどうか知りたい」といった検索意図を判断します。「おやつ」というキーワードに固執せず、食欲不振の理由や対応策、症状から考えられる猫の病気といったニーズに応えるコンテンツを評価します。

    ユーザーの検索意図を理解し、ニーズを満たし、悩みを解決できるコンテンツを作ることが何より重要です。

    対策2:構造化データマークアップを適切に行う

    構造化データマークアップを適切に行うことで、ナレッジグラフやリッチスニペットでコンテンツの正確な情報を提供することができます。

    構造化データとは、HTML上で作成されたコンテンツがGoogleの検索エンジンに理解しやすい形になるように文章構成を加工することです。

    構造化データマークアップは、構造化データを使ってコンピュータに文章構成の指示を出していくことで、検索エンジンの作業を簡略化させる効果があります。

    例えば、「Kデパートは関西にある」「関西にKデパートがある」「Kデパートの拠点は関西だ」などの様々な言い方について、人間は同一の情報として捉えられますが、検索エンジンは文字列としか認識しないので同じものだと理解できません。構造化データマークアップを施すことで、全てが同じ意味を表していることが理解できるようになります。

    構造化データマークアップによって、すぐにSEO効果は出ないかもしれませんが、長期的にみると検索順位向上が期待できます。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. セマンティック検索でキーワード対策は不要になった?

    A. 不要ではありませんが、キーワードを散りばめるだけの対策は通用しなくなりました。キーワードの背後にあるユーザーの検索意図を理解し、それに応えるコンテンツを作ることが重要です。

    Q. 構造化データマークアップは必須?

    A. 必須ではありませんが、リッチスニペットやナレッジグラフに表示される可能性が高まるため、設定することをおすすめします。長期的なSEO効果が期待できます。

    Q. セマンティック検索はいつから始まった?

    A. 2013年のハミングバードアップデートが最初の大きなステップです。その後、2015年のRankBrain、2019年のBERTアップデートで技術が進化してきました。

    Q. 小規模サイトでもセマンティック検索対策は必要?

    A. はい、サイト規模に関係なく必要です。ユーザーの検索意図に応えるコンテンツを作ることは、すべてのサイトにとって重要なSEO対策です。

    まとめ:検索意図に応えるコンテンツを作ろう

    この記事では、セマンティック検索の定義からSEO対策まで解説しました。

    重要ポイント:

    • セマンティック検索はユーザーの検索意図を読み取る技術
    • ハミングバード、RankBrain、BERTと段階的に進化
    • キーワードだけを重視したSEOは通用しなくなった
    • ユーザーの意図に応える質の高いコンテンツが重要
    • 構造化データマークアップで検索エンジンの理解を助ける

    4つの表示形式:

    1. アンサーボックス:検索結果上部に答えを表示
    2. ナレッジグラフ:詳細情報をまとめて表示
    3. リッチスニペット:画像やレビューなど追加情報を表示
    4. 類義語の強調:関連キーワードを太字で表示

    次のステップ:

    • コンテンツ作成時にユーザーの検索意図を深く考える
    • キーワードに固執せずニーズに応える内容を作る
    • 構造化データマークアップの導入を検討する
    • 小手先のテクニックではなく質の高いコンテンツを追求する

    セマンティック検索の時代において重要なのは、キーワードへのこだわりではなく、ユーザーが本当に求めている情報を提供することです。検索意図を理解し、ニーズを満たすコンテンツ作りを心がけましょう。

  • 【SEO】パーマリンクとは?SEOへの影響と最適な設定方法を解説

    【SEO】パーマリンクとは?SEOへの影響と最適な設定方法を解説

    「パーマリンクって何?」
    「SEOに影響はあるの?」
    「最適な設定方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、パーマリンクとはページごとに設定されたURLのうち、ドメイン名を含まない部分のことです。パーマリンクは途中で変更するとSEOに悪影響があるため、最初にルールを決めておくことが重要です。理想的な設定構造は「投稿名のみ」で、英単語・短くシンプル・ハイフン区切りが推奨されます。

    この記事では、パーマリンクの定義からSEOへの影響、最適な設定方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • パーマリンクとは何か
    • 途中で変更するとなぜSEOに良くないのか
    • 最適なパーマリンクにする5つのポイント
    • WordPressでの設定方法
    • 途中で変更する場合の対処方法

    パーマリンクとは?

    パーマリンクとは、ページごとに設定されたURLのうち、ドメイン名を含まない部分のことです。

    例:http://example.com/how-to-use-wordpress
    この場合、「example.com」がドメイン、「how-to-use-wordpress」がパーマリンクです。

    パーマリンク(Permalink)は、恒久・不変を意味する「パーマネント」(permanent)と「リンク」(link)が掛け合わされた造語です。コンテンツごとに与えられた永続的に変わることのないURLという意味が含まれています。

    パーマリンクの例

    • http://xxx.com/?p=123
    • http://xxx.com/how-to-use-wordpress
    • http://xxx.com/how-to-use-wordpress.html
    • http://xxx.com/wordpress/how-to-use-wordpress
    • http://xxx.com/パーマリンクの設定方法

    パーマリンクは途中で変えるとSEOに良くない

    WordPressの初期設定では「?p=123」のような番号が付与されますが、内容が分かるようなパーマリンクの方が良いです。しかしパーマリンクを途中で変えるのは良くありません。

    理由1:外部からアクセスできなくなる

    パーマリンクを変更するとURLが変わるため、外部サイトに貼られたリンクからアクセスができなくなります。内部リンクは修正可能ですが、外部リンク先すべてにURL変更を依頼するのは難しいです。アクセス数も減ってしまう可能性が高いです。

    理由2:被リンク評価がリセットされる

    URLが変わると別のページと認識されてしまうため、それまで得ていた被リンクの評価がリセットされてしまいます。

    せっかくGoogleから「信頼性の高いページ」と判断されていたとしても、パーマリンクの変更により台無しになります。

    理由3:サイト全体のSEO評価に悪影響

    パーマリンクを変更してURLが変わると、Googleからは「新しいページ」と認識されます。ページ自体のSEO評価もリセットされてしまいます。

    複数のページで変更がある場合、悪影響はサイト全体にまで波及する可能性があります。

    パーマリンクの設定ルールは最初に決めよう

    途中でのパーマリンクの変更はSEOにマイナスの影響を受けるため、パーマリンクの設定ルールを最初に決めておくことを推奨します。

    設定ルールには2つの側面があります。

    • 設定構造:番号にするか、投稿名にするか、カテゴリーを含めるかなど
    • 細かい文字列のルール:日本語か英語か、区切り記号など

    理想的な設定構造は「投稿名のみ」

    「投稿名のみ」の形を推奨します。

    例:http://xxx.com/how-to-use-wordpress

    理由は、この形なら万が一カテゴリー名が変更になったとしても、URLが変わらないからです。

    カテゴリー名を絶対に変えないと言い切れる場合のみ、「カテゴリー名+投稿名」のパーマリンクにしても良いです。

    例:http://xxx.com/wordpress/how-to-use-wordpress

    ただしこの形の場合、カテゴリー名が変わるとURLが変更になり、アクセスできなくなったり被リンクが無効化するリスクがあります。

    最適なパーマリンクにする5つのポイント

    ポイント1:日本語ではなく英単語で設定する

    日本語でパーマリンクを設定した場合のデメリットがあります。

    • WordPressのバージョンによっては404エラーになる場合がある
    • 外部ブックマークサービスやトラックバックで404エラーになる場合がある
    • コピー&ペースト時にエンコードされてURLが長くなり見づらくなる
    • SNSに貼り付けるとURLと認識されないことがある

    Googleのジョン・ミューラー氏は「コンテンツの言語とURLの言語が違っていても、ランキングには影響を与えない」と明言しています。

    サーバーによっては大文字を認識しないものもあるので、小文字のみで構成することも押さえておきましょう。

    ポイント2:ユーザーが理解しやすい文字列を設定する

    Google公式見解では「サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法でURLを構成できるよう、コンテンツを分類します。可能であれば、長いID番号ではなく意味のある語句をURLに使用します」と述べています。

    良い例:http://bazubu.com/how-to-set-url-for-seo
    悪い例:http://bazubu.com/123456abcE3%83%96%E3%

    ユーザーに理解しやすいパーマリンクは、検索エンジンの認識しやすさにもつながり、クリック率の上昇にもつながります。

    ポイント3:キーワードを入れる

    Googleのジョン・ミューラー氏は「URLに含まれるキーワードのSEO効果は、コンテンツがインデックスされた後はほとんどない。SEOのためではなく、ユーザーのためになるURLを作りましょう」と発言しています。

    パーマリンクにキーワードを含めるSEO効果はゼロではありませんが、日本語検索を前提とした日本では効果は軽微と想定されます。無理に入れ込む必要はありません。キーワードを入れることで理解しにくいURLになるなら、含める必要はありません。

    ポイント4:なるべく短いパーマリンクを設定する

    Googleのジョン・ミューラー氏は「URLの長さはSEOに全く影響を与えない」と述べています。

    ただし、2014年のRadiumOneの調査によると、短縮したURLを利用した場合、共有の量が25%増加するという結果が出ています。短いURLの方がコピー&ペーストが楽なので共有されやすいです。

    目安として、URLが100文字以上になるようなら短縮した方が良いです。

    ポイント5:区切りの記号はハイフンを利用する

    Google公式で「URLでは、ハイフンを使用して単語を区切ることを検討してください。URLでは、アンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします」と推奨されています。

    良い例:http://bazubu.com/how-to-set-url-for-seo
    悪い例:http://bazubu.com/how_to_set_url_for_seo

    パーマリンクの設定方法(WordPress)

    STEP1:全体のパーマリンク設定を行う

    1. WordPressのダッシュボードにログイン
    2. 左側のメニューから【設定】→【パーマリンク設定】を選択
    3. 「投稿名」を選択
    4. 「カスタム構造」の入力欄が /%postname%/ に変わることを確認
    5. 画面最下部の「変更を保存」をクリック

    STEP2:記事ごとに個別にパーマリンクを設定する

    1. 【投稿】→【新規投稿】を選択
    2. タイトルに適当な文字列を入力
    3. 一度「下書き保存」をクリック
    4. 右側の「パーマリンク」欄の「URLスラッグ」に設定したい文字列を入力(例:how-to-set-wordpress)
    5. もう一度「下書き保存」

    デフォルトではURLスラッグには記事タイトルが転用されます。設定を忘れると日本語のタイトルがそのままURLに反映されるので注意しましょう。

    パーマリンクを途中で変更する場合の対処方法

    デメリットを最小限に抑えるために「301リダイレクト」の設定を行います。旧URLをクリックしたユーザーを自動的に新URLへ転送する設定です。

    方法1:プラグインを利用(推奨)

    「Redirection」プラグインを利用する方法です。

    1. WordPressの管理画面で「Redirection」をインストール・有効化
    2. 【ツール】メニュー内の「Redirection」設定画面をクリック
    3. セットアップを完了
    4. 「ソースURL」と「ターゲットURL」にそれぞれ旧新のURLを入力

    ソースURL(旧URL)は相対URL、ターゲットURLは絶対URL(https://〜)で表記します。

    方法2:.htaccessに記述

    .htaccessファイルに直接記述する方法もあります。

    旧ページから新ページへ(old.html→new.html)
    Redirect 301 /old.html http://example.com/new.html

    旧ページから新ページへ(拡張子なし)
    Redirect 301 /old http://example.com/new

    .htaccessを誤って編集するとサイトが消えたりデザインが崩れるリスクがあるので、バックアップを行ってから実行しましょう。

    よくある質問(FAQ)

    Q. パーマリンクはSEOに影響する?

    A. 直接的なランキング要因としての影響は軽微ですが、ユーザーの理解しやすさやクリック率、共有のしやすさに影響します。また、途中で変更するとSEO評価がリセットされるため、最初に適切に設定することが重要です。

    Q. 日本語パーマリンクはダメ?

    A. 使用は可能ですが、エンコードされて長くなる、SNSで認識されない、404エラーになる可能性があるなどのデメリットがあります。英単語での設定を推奨します。

    Q. 既存記事のパーマリンクを変更したい場合は?

    A. 301リダイレクトを設定して、旧URLから新URLへ転送する設定を行いましょう。WordPressの場合は「Redirection」プラグインが便利です。

    Q. カテゴリー名をパーマリンクに含めるべき?

    A. カテゴリー名を絶対に変更しないと言い切れる場合のみ検討してください。カテゴリー名が変わるとURLも変わるリスクがあるため、基本的には「投稿名のみ」を推奨します。

    まとめ:パーマリンクは最初にルールを決めよう

    この記事では、パーマリンクの定義から設定方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • パーマリンクはURLのうちドメイン名を含まない部分
    • 途中で変更すると被リンク評価がリセットされる
    • 外部からのアクセスができなくなるリスクがある
    • 設定ルールは必ず最初に決めておく
    • 理想的な設定構造は「投稿名のみ」

    最適なパーマリンクの5つのポイント:

    1. 日本語ではなく英単語で設定する
    2. ユーザーが理解しやすい文字列を設定する
    3. キーワードを入れる(無理には不要)
    4. なるべく短いパーマリンクを設定する
    5. 区切りの記号はハイフンを利用する

    次のステップ:

    • WordPressのパーマリンク設定を「投稿名」に変更する
    • 新規記事作成時は英単語のスラッグを設定する
    • 短くシンプルで理解しやすいURLを心がける
    • 既存記事を変更する場合は301リダイレクトを設定する

    パーマリンクは一度設定したら変更しないのが基本です。サイト立ち上げ時に適切なルールを決めて、一貫した設定を行いましょう。

  • 【SEO】パンくずリストとは?SEO効果と設置方法を徹底解説

    【SEO】パンくずリストとは?SEO効果と設置方法を徹底解説

    「パンくずリストって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「設置方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、パンくずリストとはWebページのナビゲーションの一種で、ユーザーがWebサイトの階層や現在ページを把握できるようにするものです。SEOの観点では検索エンジンのクロールを助け、ユーザー視点では現在地の把握や他ページの発見に役立ちます。すべてのWebサイトに設置すべきナビゲーションです。

    この記事では、パンくずリストの定義から3つの種類、SEOメリット、設置方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • パンくずリストとは何か
    • パンくずリストの3つの種類
    • SEOの観点でのメリット
    • ユーザー視点でのメリット
    • 良いパンくずリストを作る3つのポイント
    • 構造化データに対応した設置方法

    パンくずリストとは?

    パンくずリストとは、Webページのナビゲーションの一種で、ユーザーがWebサイトの階層や現在ページを把握できるようにするものです。

    通常、ページの左上部に1行のテキストで配置される内部リンクです。ユーザーはパンくずリストを利用して、前のセクションやホームページ(トップページ)に素早く戻ることができます。

    例:ホーム > SEO > 初心者向けSEO > ナビゲーション > パンくずリストとは?

    パンくずリストの特徴

    右側にいくほど具体的
    左端にホームページを配置し、右側に向けてより具体的なセクションを配置します。

    現在地がわかる
    グローバルナビゲーションでは「自分がサイト内のどこにいるか」はわかりませんが、パンくずリストがあることでユーザーは今閲覧中のWebページがサイト内のどこに位置するのか把握できます。

    名前の由来

    パンくずリストの語源はグリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』です。森の中に連れられるシーンでヘンゼルが道しるべとしてパンくずを撒いたエピソードに由来します。

    英語では「Breadcrumb List(ブレッドクラムリスト)」と呼びます。ユーザーがWebサイトの入口から入っていくとき、いつでも経路をさかのぼってもと来た道を帰れるようにするのがパンくずリストの根源的な役割です。

    パンくずリストの3つの種類

    種類1:ロケーション型(位置)

    最も一般的なパンくずリストで、「階層型」とも呼ばれます。通常のオウンドメディアであれば「パンくずリスト=ロケーション型」と覚えておけば問題ありません。

    例:ホーム > SEO > 初心者向けSEO > ナビゲーション > パンくずリストとは?

    種類2:アトリビュート型(属性)

    「属性」を示すパンくずリストです。複数のフィルターで絞り込みができるサイトなどで使われます。ECサイトでユーザーが商品を探しやすくするために採用されることがあります。

    例:ホーム > 商品 > カテゴリー > 性別 > サイズ > カラー

    種類3:パス型(履歴)

    ユーザーがWebサイト内を移動した履歴を動的に示すパンくずリストです。現在地までの閲覧経路が表示されます。

    現在ではほとんど使用されていません。閲覧経路はルールに沿わずに蛇行的になるため、ナビゲーションとしてロケーション型に劣るという見解が一般的です。

    パンくずリストを設置するメリット(SEOの観点)

    メリット1:検索エンジンがクロールしやすくなる

    パンくずリストを設置すると、個別の記事から上位のカテゴリに、そして上位のカテゴリから個別の記事にと、リンクを張り巡らすことができます。

    サイト内でリンクがつながっていることで、検索エンジンはサイトの情報をクロール(収集)しやすくなります。クロールしやすい構造になっていると、検索エンジンのロボットはサイトの構造も把握しやすくなり、インデックスのスピードも早まります。

    メリット2:検索結果ページにパンくずリストが表示される

    構造化データに対応した場合、Googleの検索結果画面にもパンくずリストを表示することが可能です。

    長くてわかりにくいURLが表示されるよりも、パンくずリストが表示されたほうがクリック率の向上が期待できます。ユーザーはパンくずリストを見て、そのWebページがどのカテゴリに属しているのか事前に知ることができます。

    メリット3:良質な内部リンクを形成できる

    パンくずリストは、極めて高品質な内部リンクを自然発生的に形成してくれます。結果として、検索エンジンのクローラーは効率的にサイト内を巡回し、インデックスの速度を高め、SEOの成果が上がりやすくなります。

    パンくずリストを設置するメリット(ユーザー視点)

    メリット1:現在地がわかりやすい

    ユーザーの「ここは、どこ?」という問いに、いつでも明確に答えるのがパンくずリストです。「パンくずリストとは住所表示」と捉えるとわかりやすいです。

    知らない街で現在地がわからないと不安になったりイライラしたりします。パンくずリストは、サイトの階層構造内でのユーザー現在地を視覚的に示し、ユーザーのストレスを軽減する効果があります。

    メリット2:他のページを発見しやすくなる

    オフラインの住所表示はクリックできませんが、パンくずリストはクリックできます。パンくずリストがあると、現在地がわかるのみならず、ユーザーにとって有益なページを見つける手助けとなります。

    メリット3:最小限のスペース・負荷で設置できる

    テキスト1行なので読み込み時に負荷がないという意味で軽いです。スペースをとらないコンパクトさで、ページ閲覧中に視覚的に邪魔になる重さもありません。

    パンくずリストのデメリット

    デメリットはほとんどありませんが、強いて言えばスマートフォンなどで見栄えが悪くなることがある点です。

    PCでは1行で収まるパンくずリストも、スマートフォン表示では2行以上になってしまうことがあります。

    ただし、このデメリットはデザイン設定でカバーできます。

    • 文字サイズを小さくする
    • 横スクロール設定をして一行に収める

    パンくずリストは全てのWebサイトに設置すべき

    パンくずリストはSEOの観点からもユーザー視点からもメリットが大きいため、Webサイトには不可欠なナビゲーションといっても過言ではありません。全てのWebサイトで設置すべきです。

    Googleの検索結果画面にもパンくずリストを表示させるために、構造化データも併せて設定しておくことを推奨します。

    良いパンくずリストを作る3つのポイント

    ポイント1:論理的なパンくずリストを作る

    パンくずリストがわかりづらいと、それだけでユーザーを混乱させてしまいます。論理的なパンくずリストを作るためには、そもそものサイト内のページやコンテンツが論理的に構成されている必要があります。

    具体的には、適切なカテゴリー設定が重要です。カテゴリー分けが適切にされていれば、現在のページから上層のカテゴリーに移動できるため使いやすいです。

    カテゴリー分けがされていない場合、「戻り先の上層カテゴリーがない」パンくずリストとなってしまい、機能しないパンくずリストになってしまいます。

    ポイント2:ユーザーが見慣れた記号で作成する

    ユーザーが「これはパンくずリストである」と理解しやすい記号を使いましょう。

    良い例:

    • >(不等号)
    • /(スラッシュ)

    悪い例:

    • |(縦線)
    • ・(中黒)
    • :(コロン)

    ポイント3:グローバルナビゲーションの代わりにはしない

    パンくずリストはユーザーにとって非常に利便性が高いナビゲーションですが、あくまでもメインのグローバルナビゲーションを補助する役割を担います。

    パンくずリストを設置したからといって、ほかのナビゲーションをおろそかにしないよう注意しましょう。

    構造化データに対応したパンくずリストを設置する方法

    パンくずリストの成果を最大化するためには「構造化データ」にする必要があります。

    構造化データとは、「検索エンジンに、『その文字列が何を意味するのか?』についての情報を与える仕組み」です。

    「これはパンくずリストです」とGoogleに分かるように構造化データで記述すると、検索結果ページでの可視性が上がり、Googleのクロールにも好影響があります。

    方法1:パンくずリストを含むWordPressテーマを利用する(推奨)

    schema.orgに基づく構造化データ用のパンくずリストを生成するテーマを選択します。特別な事情がない限りこの方法が推奨されます。

    サイト運営者がパンくずリストや構造化データの設定をする必要はなく、テーマがすべて自動的に行ってくれます。

    方法2:WordPressプラグインを導入しテンプレートを改造する

    パンくずリストを生成できるWordPressプラグイン(例:Yoast SEO)を導入する方法です。

    この方法の注意点は、サイト全体にパンくずリストを実装するにはsingle.phpなどのテンプレートファイルを改造する必要があることです。

    方法3:WordPress以外のWebサイトでの実装

    WordPressなどのCMSを利用しないWebサイトで手動で構造化データを追加する方法は、Google検索セントラル「パンくずリスト(BreadcrumbList)の構造化データ」で詳しく解説されています。

    よくある質問(FAQ)

    Q. パンくずリストは必須?

    A. 必須ではありませんが、SEOとユーザビリティの両面でメリットが大きいため、すべてのWebサイトに設置することを強く推奨します。

    Q. 構造化データは必要?

    A. パンくずリスト自体は構造化データなしでも機能しますが、検索結果に表示させてクリック率を上げるためには構造化データへの対応が必要です。

    Q. スマートフォンでは非表示にすべき?

    A. 非表示にする必要はありません。文字サイズの調整や横スクロール設定などで対応できます。ユーザビリティの観点からも表示しておくことをおすすめします。

    Q. どの種類のパンくずリストを使うべき?

    A. 通常のブログやオウンドメディアであれば「ロケーション型(階層型)」を使いましょう。ECサイトで絞り込み機能がある場合は「アトリビュート型」も検討できます。

    まとめ:パンくずリストで検索エンジンとユーザーを助けよう

    この記事では、パンくずリストの定義から設置方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • パンくずリストはサイトの階層と現在地を示すナビゲーション
    • 語源はグリム童話『ヘンゼルとグレーテル』
    • 最も一般的なのはロケーション型(階層型)
    • 検索エンジンのクロールを助ける
    • 構造化データで検索結果に表示できる
    • すべてのWebサイトに設置すべき

    良いパンくずリストの3つのポイント:

    1. 論理的なパンくずリストを作る
    2. ユーザーが見慣れた記号(>や/)で作成する
    3. グローバルナビゲーションの代わりにはしない

    次のステップ:

    • サイトのカテゴリー構造を論理的に設計する
    • 構造化データに対応したパンくずリストを設置する
    • WordPressの場合は対応テーマかプラグインを利用する
    • スマートフォン表示もチェックする

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  • 【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    【SEO】ページ速度とは?4つの影響と改善方法を徹底解説

    「ページ速度って何?」
    「SEOに影響はあるの?」
    「改善方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ページ速度とはWebサイトのページの読み込み速度のことです。ページ速度は離脱率、直帰率、コンバージョン、そしてGoogleの検索ランキング評価に影響します。目安は2.5秒以下で、PageSpeed Insightsのスコアが50未満であれば改善が必要です。

    この記事では、ページ速度の定義から計測方法、4つの影響、改善方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ページ速度とは何か
    • ページ速度が与える4つの影響
    • ページ速度の目安
    • PageSpeed Insightsを使った確認方法
    • 改善すべきかの判断基準
    • 4つの改善方法

    ページ速度とは?

    ページ速度とは「Webサイトのページの読み込み速度」のことです。ユーザーがWebサイトにあるページへアクセスしてから、そのページが読み込まれるまでの時間の速さであり、秒単位で示されます。

    ページ速度は以下のような要素によって決まります。

    • ネットワーク環境
    • Webサイトのサーバー設定
    • ページのHTML構成
    • JavaScriptやCSSなどのリソースの使用方法
    • 画像や動画の数

    Googleもページ速度の重要性を述べています。Google検索セントラルでは「ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます」と言及されています。

    ページ速度が計測されるしくみ

    PageSpeed Insightsでは2つのデータをもとに計測されます。

    フィールドデータをもとに計測

    実際のユーザー環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Chrome ユーザーエクスペリエンス レポート」を使用しています。

    アクセス数やデータ通信量の少ないページは、十分なデータを得られないため計測できないことがある点に注意が必要です。

    ラボデータをもとに計測

    試験環境においてGoogleが収集したデータをもとに計測します。「Lighthouse」を使用しています。実際のユーザー環境は反映されないため推測値となります。

    ページ速度が与える4つの影響

    影響1:ページの離脱率

    Think With Googleの調査によると、ページの読み込みに3秒以上かかると、ページを訪問した人の53%が離れるとされています。

    影響2:ページの直帰率

    同じくThink With Googleの調査では、ページの読み込みが1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上がるという結果が出ています。

    影響3:コンバージョン

    AutoAnything社の事例では、ページ速度を半減させて売上を1%伸ばすことに成功しています。ページ速度はコンバージョンにも影響を与えます。

    影響4:Googleの検索ランキング評価

    デスクトップ検索ランキング評価の影響の1つにページ速度があります。2018年のSpeed Updateでモバイル検索のランキング要素にも追加されました。極端に遅いページは順位が下がることが考えられます。

    ページ速度の目安

    ページ速度の目安は「2.5秒以下」です。

    これはGoogleが定めているCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)の指標の1つ「Largest Contentful Paint(LCP)」に基づいています。

    Google Developersでは「良好なユーザー体験を提供するために、サイトはLargest Contentful Paintが2.5秒以下になるように努力する必要があります」と述べられています。

    Largest Contentful Paint(LCP)とは、ページのメインコンテンツが読み込まれるまでの時間のことです。

    PageSpeed Insightsを使ったページ速度の確認方法

    確認手順

    1. PageSpeed Insightsにアクセス
    2. ページ速度を確認したいURLを入力
    3. 「分析」をクリック

    計測できるのは1ページのみです。離脱率・直帰率の高いページ、コンバージョン率の低いページに限定して確認すると良いでしょう。

    「実際のユーザー環境で評価する」の見方

    過去28日間における実際のユーザー環境のデータ(フィールドデータ)をもとに計測されます。Webサイトのページ速度の現状を知る指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒以下
    • First Input Delay(FID):最初の応答時間。目安は100ミリ秒以下
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒以下
    • Interaction to Next Paint(INP):操作に対する反応時間。目安は200ミリ秒以下
    • Time to First Byte(TTFB):サーバーの初期応答時間。目安は0.8秒以下

    「パフォーマンスの問題を診断する」の見方

    試験環境において収集したデータ(ラボデータ)をもとに推測されます。Webサイト内部にあるページ速度に関する問題を見つける指標です。

    主な指標と目安は以下の通りです。

    • Largest Contentful Paint(LCP):メインコンテンツの読み込み時間。目安は2.5秒
    • First Contentful Paint(FCP):最初のコンテンツ表示時間。目安は1.8秒
    • Speed Index:コンテンツ取り込み時間。目安は3.4秒
    • Time to Interactive(TTI):操作可能になるまでの時間。目安は2.5秒
    • Total Blocking Time(TBT):応答がブロックされている時間。目安は3.8秒
    • Cumulative Layout Shift(CLS):視覚的な安定性。目安は0.1以下

    ページ速度を改善すべきかの判断基準

    「パフォーマンスの問題を診断する」に表示されるスコアが0から49(50未満)であれば改善すべきです。

    • 90以上:速い
    • 50〜90:平均的
    • 50未満:遅い

    スコアが50未満の場合、Webサイト内部にページ速度を遅らせる問題があることを意味します。

    ページ速度の4つの改善方法

    Googleが重視するのは「レンダリングを妨げるリソースを削除する」ことと「リソースや画像を圧縮・軽量化する」ことの2点です。

    改善方法1:外部のJavaScriptを削除する

    外部のJavaScriptを使用していると、その取得までに時間を要するためページ速度が遅くなることがあります。

    外部JavaScriptが小さい場合はインライン化(HTMLファイルに直接挿入)することで改善できます。

    改善方法2:外部のCSSを最適化する

    外部のCSSを使用しているとページ速度が遅くなることがあります。

    小さなCSSファイルの場合はインライン化することで改善できます。

    改善方法3:リソースのデータを軽量化する

    余分な改行、不要なコメント、使用されていないコードが残っているとページ速度が遅くなります。

    軽量化ツールを使用して対処しましょう。HTMLはHTMLMinifier、JavaScriptはUglifyJS、CSSはCSSNanoやcssoが利用できます。

    改善方法4:画像を最適化する

    画像が多かったり容量が大きかったりするとページ速度に影響します。

    以下の方法で対処できます。

    • コンテンツに無関係の画像を削除
    • 画像を圧縮
    • 圧縮性の高いファイル形式に変換(JPEG2000、JPEG XRなど)
    • レスポンシブ画像を使う

    ページ速度に関する5つの注意点

    注意点1:ネットワーク環境によって左右される

    通信障害や回線速度の問題でページ速度が遅くなることがあります。3回ほど計測することをおすすめします。

    注意点2:実際のユーザー環境の速度が表示されないページもある

    アクセス数やデータ通信量が少ないページは、十分なデータを得られないため計測できません。

    注意点3:スコアが遅いと判断されてもページ速度は良好なケースもある

    実際のユーザー環境のデータをもとに計測されたページ速度が良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することもあります。

    注意点4:改善案は全て行う必要はない

    改善案の中には多くの作業時間を要したり高度な技術が必要なものもあります。重要な改善案を優先に対応すると良いでしょう。

    注意点5:ページを改善しても実際のユーザー環境の速度はリアルタイムで変更されない

    過去28日間のデータをもとに計測されるため、改善後は日を置いて再度計測しましょう。ただし、「パフォーマンスの問題を診断する」のスコアは数分で変更が反映されます。

    よくある質問(FAQ)

    Q. ページ速度はSEOに影響する?

    A. はい、Googleの検索ランキング要素の1つです。2018年のSpeed Updateでモバイル検索にも適用されました。極端に遅いページは順位が下がる可能性があります。

    Q. ページ速度の目安は?

    A. Googleが定めるCore Web VitalsのLCP指標に基づき、2.5秒以下が目安です。PageSpeed Insightsのスコアでは90以上が速い、50〜90が平均的、50未満が遅いと判断されます。

    Q. スコアが低いのにユーザー環境では良好と表示される場合は?

    A. 実際のユーザー環境のデータが良好であれば、現状問題ありません。スコアはローカルネットワークやサーバーの負荷によって変動することがあります。

    Q. 改善案はすべて実施すべき?

    A. すべて実施する必要はありません。作業時間や技術的難易度を考慮し、重要な改善案を優先して対応しましょう。

    まとめ:ページ速度を改善してユーザー体験を向上させよう

    この記事では、ページ速度の定義から改善方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • ページ速度はWebサイトの読み込み速度のこと
    • 離脱率、直帰率、コンバージョン、検索ランキングに影響
    • 目安は2.5秒以下(LCP基準)
    • PageSpeed Insightsでスコア50未満なら改善が必要
    • フィールドデータとラボデータの2種類で計測される

    4つの改善方法:

    1. 外部のJavaScriptを削除する
    2. 外部のCSSを最適化する
    3. リソースのデータを軽量化する
    4. 画像を最適化する

    次のステップ:

    • PageSpeed Insightsでサイトのページ速度を確認する
    • スコアが50未満のページを特定する
    • 改善案を優先度順に対応する
    • 改善後は日を置いて再計測する

    ページ速度はユーザー体験とSEOの両方に影響する重要な要素です。スコアが低い場合は、優先度の高い改善から着手していきましょう。

  • 【SEO】構造化データとは?できることと実装方法を徹底解説

    【SEO】構造化データとは?できることと実装方法を徹底解説

    「構造化データって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「実装方法を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、構造化データとは検索エンジンが理解しやすいようにページに関する情報を定義するデータ形式のことです。構造化データを実装することで、リッチリザルト表示が可能になり、検索結果でのクリック率向上が期待できます。検索順位に直接影響を与えるものではありませんが、ユーザーの利便性向上に効果的です。

    この記事では、構造化データの定義からできること、実装方法、確認方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 構造化データとは何か
    • 構造化データができる2つのこと
    • 注意点とガイドライン
    • 構造化データに必要な2つの要素
    • マークアップする2つの方法
    • 実装の確認方法

    構造化データとは?

    構造化データとは、検索エンジンが理解しやすいようにページに関する情報を定義するデータ形式のことです。

    HTMLは文書構造や段落などを指示できても、言葉の意味は指示できません。構造化データを使うと、Webページの理解をサポートできます。

    例えば、HTMLだけでは「100」が重量なのか価格なのか分かりませんが、構造化データを実装すると価格と100が紐づけでき、検索エンジンは100が価格を示していると理解できます。

    セマンティックウェブとの関係

    セマンティックウェブとは、W3Cが提唱しているWeb構想です。機械処理ができるメタデータなどをHTMLに付与して、語彙の意味や分類、定義を行います。

    構造化データはセマンティックウェブの実装例であり、HTMLにマークアップを行い検索エンジンの理解をサポートします。Googleも構造化データの使用を推奨しています。

    構造化データができる2つのこと

    できること1:リッチリザルト表示ができる

    リッチリザルトとは、通常の検索結果に比べて視覚的に見やすく表示できる拡張機能です。

    視認性が高く検索結果画面で目を引くため、通常表示のサイトよりもクリックされやすくなります。Milestone Researchの調査結果によると、リッチリザルト表示された1ページ目のクリック率は平均58%(非表示では約41%)とされています。

    代表的なリッチリザルトの種類:

    • FAQ:複数の質問が検索結果に表示される。クリック率が最も高い
    • パンくずリスト:ページの階層を可視化。どの階層のページにアクセスできるか一目で分かる
    • 評価や価格の表示:商品やサービスの評価、価格を検索結果に表示
    • How to:使い方や手順を見やすく表示。テキストのみ、テキスト+画像、テキスト+動画の3パターン
    • イベント:直近のイベントを3列縦に並べて掲載

    ただし、構造化データの実装=リッチリザルト表示ではありません。様々な要因が検索結果表示に影響を及ぼすため、必ずリッチリザルト表示できるとは限りません。

    できること2:検索エンジンにコンテンツ内容を理解してもらいやすくなる

    構造化データを用いて語彙の意味や定義を行うことで、何のコンテンツなのか分かりやすくなります。

    例えば、「コップ」という語彙があった場合、構造化データを使い「カフェ」であることを示すと、「コップ」というカフェがあることを検索エンジンが理解できます。

    また、構造化データはHTMLに埋め込まれるためクローラーが理解しやすく、検索結果への反映の短縮やコンテンツのクロールにかかる時間の短縮も見込めます。

    構造化データの注意点

    注意点1:Google未サポートの構造化データを使用しても意味がない

    検索エンジンによりさまざまなマークアップ方法を導入していますが、Googleが対応している方法は全体の一部に過ぎません。Googleがサポートしていない方法で実装しても、リッチリザルト表示を始め検索に役立つことはありません。

    注意点2:Googleが提示しているガイドラインを守る必要がある

    ガイドラインを守っていないとリッチリザルト表示ができなくなります。

    リッチリザルト表示ができなくなる主なケースは以下の通りです。

    • 構造化データの内容が誤解を与えている、または適切ではないと判断した場合
    • ユーザーに表示されない情報に関する構造化データを実装している
    • 構造化データを保持するために空白のページを作る
    • Googleの品質に関するガイドラインに違反している

    構造化データは順位に直接影響を与えない

    構造化データは、実装することで検索順位に直接影響を与えるものではありません。GoogleのJohn Mueller氏も同様の発言をしています。

    ただし、ユーザーの利便性が向上することでアクセス数を増加させる効果は十分に期待できます。FAQをリッチリザルト表示するとクリック率が87%も向上するというデータもあります。

    構造化データの目的:

    • リッチリザルト表示でユーザーの利便性を向上させてアクセス数を増加させる
    • 検索エンジンにコンテンツを適切に理解してもらう

    構造化データのメリットを最大限に活かせるケース

    ケース1:すでに基本的な競争力を身につけている

    構造化データを実装したからといって、必ずリッチリザルト表示されるとは限りません。サイト自体がユーザーにとって最適だと判断されなければ、リッチリザルト表示されない可能性が高いです。

    すでに検索結果で15位以上を獲得できている場合は、短期間で恩恵を受けやすいです。

    ケース2:構造化データの実装を継続できる仕組みが整っている

    コンテンツが増える場合には、その都度適切なカテゴリーの構造化データを実装する必要があります。チームや委託先で構造化データの実装ができる環境が整っていると有効活用できます。

    構造化データに必要な2つの要素

    要素1:ボキャブラリ

    構造化データを定義する規格のことです。代表的なものが「Schema.org」で、Yahoo!やMicrosoft、Googleなどで共同運営されています。

    Schema.orgの語彙の例は以下の通りです。

    • 人名:name
    • 画像:image
    • 調理時間:cookTime

    要素2:シンタックス

    構造化データをHTMLに記述するときの文法です。

    • JSON-LD(Google推奨):JavaScriptの記述方法を採用。HTMLのどのページにも記述でき、既存のコードの書き換えが不要
    • microdata:HTML5の一部として作成された表記
    • RDFa:HTML5の拡張機能

    構造化データをマークアップする2つの方法

    方法1:HTMLを使いマークアップする

    ボキャブラリを定義し、JSON-LDなどを用いてHTMLに構造化データをマークアップします。

    コードミスやボキャブラリの定義ミスがあると検索エンジンが正しく認識できない可能性があるので注意が必要です。

    方法2:Googleの構造化データマークアップ支援ツールを使う

    Googleが提供しているツールを使い、ノーコードでシンタックスを作成できます。

    1. 構造化データマークアップ支援ツールにアクセス
    2. 構造化データを実装したいページのURLとカテゴリーを入力
    3. 「タグ付けを開始」をクリック
    4. テキストをマウスで選択し、定義する語彙と紐づける
    5. 「HTMLを作成」をクリック
    6. 自動生成されたシンタックスをコピーして該当箇所に貼り付け

    決められたカテゴリーでしか作成ができず、細かな指示はできない点に注意しましょう。

    構造化データが実装できているか確認する方法

    確認方法1:リッチリザルトテスト

    Googleが提供している無料の診断ツールです。

    構造化データの実装を確認したいURLを入力し、「URLをテスト」をクリックします。

    結果の見方:

    • 「アイテムが検出されませんでした」→ 構造化データが実装できていない
    • 「有効なアイテムを検出しました」→ 構造化データが実装できている

    コードの検証も可能です。URLを入力する部分に構造化データのコードを入力して確認できます。

    確認方法2:Google Search Consoleで確認

    クローラーが構造化データを読み取れたか確認でき、エラーがある場合にはエラーの詳細を把握できます。

    1. Google Search Consoleにログイン
    2. メニュー内の「拡張」をクリック
    3. 「解析不能な構造化データ」を選択
    4. エラーがなければ、構造化データが問題なく実装されている

    警告が出ているとリッチリザルト表示ができないわけではありませんが、ユーザーの利便性が低下する可能性があるのでできるだけ早く修正しましょう。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 構造化データはSEOに効果がある?

    A. 検索順位に直接影響を与えるものではありませんが、リッチリザルト表示によるクリック率向上や、検索エンジンのコンテンツ理解促進に効果があります。FAQのリッチリザルト表示ではクリック率が87%向上したデータもあります。

    Q. 構造化データを実装すれば必ずリッチリザルト表示される?

    A. いいえ、必ず表示されるわけではありません。サイト自体がユーザーにとって最適だとGoogleに判断される必要があります。検索結果で15位以上を獲得できているサイトは恩恵を受けやすいです。

    Q. どのシンタックスを使うべき?

    A. JSON-LDがGoogle推奨です。HTMLのどのページにも記述でき、既存のコードの書き換えが不要というメリットがあります。

    Q. 構造化データの実装は難しい?

    A. Googleの構造化データマークアップ支援ツールを使えば、ノーコードでシンタックスを作成できます。ただし、細かな指示が必要な場合はHTMLでの直接マークアップが必要です。

    まとめ:構造化データでリッチリザルト表示を狙おう

    この記事では、構造化データの定義から実装方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 構造化データは検索エンジンの理解をサポートするデータ形式
    • リッチリザルト表示でクリック率向上が期待できる
    • 検索順位に直接影響を与えるものではない
    • Googleがサポートしている方法で実装する必要がある
    • ガイドライン違反はリッチリザルト表示ができなくなる

    構造化データに必要な2つの要素:

    1. ボキャブラリ:Schema.orgなどの定義規格
    2. シンタックス:JSON-LD(Google推奨)などの記述文法

    次のステップ:

    • サイトの現状の検索順位を確認する(15位以上なら効果を得やすい)
    • 構造化データマークアップ支援ツールで実装を試す
    • リッチリザルトテストで実装を確認する
    • Search Consoleでエラーがないか定期的にチェックする

    構造化データはSEOの直接的な効果よりも、ユーザーの利便性向上が主な目的です。サイトの基本的な競争力を身につけた上で、効果的に活用しましょう。

  • 【SEO】内部リンクとは?SEOでの重要性と効果的な張り方を解説

    【SEO】内部リンクとは?SEOでの重要性と効果的な張り方を解説

    「内部リンクって何?」
    「SEOに効果はあるの?」
    「効果的な張り方を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、内部リンクとは同じサイト内のページとページをつなぐリンクのことです。適切に設置することでクローラーの回遊を助け、ユーザー体験を向上させ、Googleにサイト構造を理解させる効果があります。SEOにおいて非常に重要な要素で、関連性の高いページにリンクを張ることが大原則です。

    この記事では、内部リンクの定義から4つのメリット、効果的な張り方5つ、応用編まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 内部リンクとは何か
    • 内部リンクを設置する4つのメリット
    • SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ
    • サイト全体で効果的な内部リンクを設置する工夫5つ
    • 内部リンクについての3つの注意点

    内部リンクとは?

    内部リンクとは、同じサイト内のページとページをつなぐリンクのことです。別の参考記事に遷移させたり、問い合わせページに送客したりする場合などに使われます。

    「自サイト内」とは一般的には「同ドメイン内」を意味します。ただし、複数ドメインで1つのサイトを構築している場合など、実体に照らしたときドメインによる定義と矛盾する場合には実体が優先されます。

    対義語は「外部リンク(external link)」で、自サイトから別のサイトに向けたリンクのことです。

    内部リンクの種類

    コンテクスチュアルリンク(文脈上のリンク)
    コンテンツの文脈に沿って設置されているリンクです。

    ナビゲーションリンク
    ユーザーが別ページへ遷移するための案内です。グローバルナビゲーション、パンくずリスト、サイドバー、フッターなどがあります。

    発リンクと被リンクの違い

    • 発リンク:ページから発したリンク
    • 被リンク:他ページから受けているリンク

    被リンクと内部リンク、発リンクと外部リンクは別の概念なので混同しないように注意しましょう。

    内部リンクを設置する4つのメリット

    メリット1:クローラーが回遊しやすくなる

    Googleはクローラーを使ってWebページのデータを収集しています。内部リンクの設置はクローラーの通り道を作ることであり、クローラーのデータ収集を手助けできます。

    クローラーを手助けすることで、インデックスへのすばやい登録や更新がなされます。インデックスに登録されて初めて検索結果に表示可能となります。

    メリット2:ユーザーもサイトを回遊しやすくなる

    内部リンクを適切に設置することでUX(ユーザー体験)が向上し、クローラーだけでなくユーザーも回遊しやすくなります。

    WebサイトのUXを測る重要な指標は「滞在時間」と「直帰率」です。Wikipediaは内部リンクによってすばらしいUXを生み出している好例です。

    メリット3:Googleがサイトの構造を理解しやすくなる

    Googleは「どのページからどのページへ内部リンクがされているか」を見てサイトを理解しています。

    Googleのジョン・ミュラーは「あるページがサイト内で下層にあるのか上層にあるのか、URLのスラッシュの数だけではわからない。トップページやメインページから、どれだけ早くそのページに到達できるかが重要だ」と発言しています。

    つまり、ディレクトリの階層より内部リンクを重視しているということです。トップページから内部リンクが設置されていれば、ディレクトリ構造にかかわらず「上層」と判断されます。

    メリット4:Googleがページ同士の関連性を理解しやすくなる

    内部リンクで結ばれたページ同士は、「同じカテゴリのトピックについて話していて関係がある」とGoogleが解釈します。

    内部リンクによってサイトに関する情報をGoogleへ的確に伝えられれば、ニーズに合うユーザーの検索結果に表示されやすくなります。

    適切な内部リンク設置はSEOに良い影響を与える

    適切な内部リンク設置がSEOに良い影響を与える理由は以下の通りです。

    • クローラーを助けると早くインデックスに登録されるため、新着コンテンツにおいてSEOで有利な状態を作れる
    • Googleがサイトの構造やページ同士の関連性を理解しやすくなり、ニーズに合うユーザーの検索結果に表示されやすくなる
    • 滞在時間が長くなり直帰率が下がることで、サイト全体のSEOに良い影響を与える

    悪い内部リンクは逆効果

    以下のような内部リンクは、Googleにとってもユーザーにとっても役に立たない「悪いリンク」です。

    • メインコンテンツと関連性が低いページへのリンク
    • リンクである(クリックできる)ことが伝わらないデザインのリンク
    • 1ページ内に何度も出てくる同ページへのリンク
    • 切れているリンク
    • ユーザーの気持ちとは関係がないリンク(商品・サービスのLPへの唐突な誘導など)

    Googleは関連性が高いページに張られたリンクを「良いリンク」と見なしています。

    SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ

    張り方1:【大原則】関連性が高いページにリンクさせる

    関連性が高いページにリンクさせることで、Googleに「リンク元のページと、リンク先のページは関連性が高いページですよ」と教えることができます。

    「ユーザーのためになる関連したページ」にリンクを張るのが基本です。リンク先のページが「良質であること」は絶対条件です。

    張り方2:URLではなくリンクテキスト(文字列)を設置する

    文字列に設定したリンクは「リンクテキスト」「アンカーテキスト」と呼ばれます。

    悪い例:セミナー詳細:http://www.sample.jp/seminor/
    良い例:セミナー詳細:バズ部が11年間で積み上げてきたCVアップのポイント公開

    張り方3:リンク先の内容が分かる文字列を設定する

    「こちらのページ」ではなく「SEO対策ノウハウ50選」のように、リンクをクリックした後の内容を想像しやすい文字列を設定しましょう。

    意識すべきことは以下の通りです。

    • 同じアンカーテキストを使いまわさない(「こちらのページ」「詳しくはこちら」など)
    • リンク先の内容が明確にわかるアンカーテキストにする
    • プラグインによる自動リンク挿入は基本的に使わない

    Zyppyの調査によると、アンカーテキストのバリエーションが多いほど、検索トラフィックが増えるという結果が出ています。

    張り方4:画像にリンクを張る場合にはalt属性を設定する

    画像に内部リンクを指定する際は、必ず「alt属性」を設定しましょう。

    悪い例ではalt属性が空になっていますが、良い例では「バズ部式マーケティング広告費を1/10にして売上を倍増させる全手法」のようにリンク先の内容がわかるalt属性を設定しています。

    張り方5:クリックされていない内部リンクは削除する

    「ユーザーのためになっていない内部リンク=クリックされていない内部リンク」が無いかチェックして、見つかったら削除しましょう。

    あるWebサイトでは、メインコンテンツの内部リンクのうち、クリック数の少ないリンクを機械的に削除しただけで、直帰率などに改善が見られました。

    内部リンクのクリックは、タグマネージャーとGoogle Analyticsを組み合わせることで測定できます。

    【応用編】サイト全体で効果的な内部リンクを設置する工夫5つ

    工夫1:トピッククラスターでコンテンツを作る

    トピッククラスターとは、HubSpotのマシュー・バービーが提唱したコンテンツ設計手法です。

    • コアトピック:幅広い情報を網羅し、多くのユーザーに対してキャッチ力があり、高い成約率がある記事
    • サブトピック:コアトピック分野のトピックを深掘りし、ニッチなニーズに応える記事

    トピッククラスターの魅力は、「サイトが深い情報を持っていることを検索エンジンに知らせながら、秩序ある内部リンクで、コンバージョンの柱となるページを検索上位に押し上げられる」という点です。

    工夫2:重要度の高いページにリンクを集める

    内部リンクが集まっているページには自然とアクセスが集まります。クローラーも「このページはサイトにとって重要度が高いページなのだな」と理解できます。

    コンバージョンに繋がりやすい記事など、重要度の高いページには優先的に内部リンクを集めましょう。

    工夫3:ナビゲーションから重要なページにリンクを張る

    ナビゲーション(グローバルメニュー、フッターメニュー、サイドカラムなど共通メニュー)から直接内部リンクできる状態にすることで、多くのアクセスを集められます。

    工夫4:パンくずリストを設置する

    パンくずリストを全てのコンテンツに適切に設置するだけで、記事から上位カテゴリに内部リンクが張られ、検索エンジンにサイトの構造を理解してもらいやすくなります。

    工夫5:HTMLサイトマップを活用する

    HTMLサイトマップとは、サイトの来訪者に見せるサイト全体の地図のようなものです。重要なカテゴリやページへの内部リンクをまとめて張っておけます。

    内部リンクについての3つの注意点

    注意点1:リンクジュースのことは忘れる

    リンクジュースとは「リンク元ページからリンク先ページへ、検索エンジンの評価が渡される」という概念です。

    しかし、Googleのジョン・ミュラーは2020年に「リンクジュースの知識はすべて忘れることだ。すべてが時代遅れ、間違っている、誤解を招く可能性が非常に高い。そうではなく、あなたのWebサイトのユーザーたちにとって、よくワークするサイトを構築してほしい」と発言しています。

    注意点2:ユーザーのために内部リンクを設置する

    リンクジュースを渡すことを目的にではなく、「ユーザーのためになる、ユーザーにとって必要な、ユーザーに役立つ内部リンク」ということだけを考えましょう。

    どんな内部リンクがユーザーのためになるかを知るには、ユーザー理解から始める必要があります。

    注意点3:ナビゲーションは自分で改造しない

    ナビゲーションで重要なのは「ユーザーがここにあるだろうと思うところに案内がある」ことです。他サイトと共通する見慣れた様式であることに意味があります。

    SEOに精通した作者が作ったWordPressテーマを利用するのが最善です。

    よくある質問(FAQ)

    Q. 内部リンクはSEOに効果がある?

    A. はい、適切な内部リンク設置はSEOに良い影響を与えます。クローラーの回遊を助け、インデックス登録を早め、Googleにサイト構造を理解させる効果があります。

    Q. 内部リンクは多いほど良い?

    A. 量より質が重要です。関連性が高く、ユーザーのためになるリンクを設置することが大原則です。クリックされていない内部リンクは削除しましょう。

    Q. リンクジュースを意識すべき?

    A. Googleのジョン・ミュラーは「リンクジュースの知識はすべて忘れること」と発言しています。ユーザーのためになる内部リンクを設置することに集中しましょう。

    Q. 内部リンクのクリック数は測定できる?

    A. はい、タグマネージャーとGoogle Analyticsを組み合わせることで測定できます。クリック数の少ないリンクを削除することで直帰率の改善も期待できます。

    まとめ:ユーザーのための内部リンクを設置しよう

    この記事では、内部リンクの定義から効果的な張り方まで解説しました。

    重要ポイント:

    • 内部リンクは同じサイト内のページをつなぐリンク
    • クローラーの回遊を助け、インデックス登録を早める
    • ユーザー体験を向上させ、滞在時間と直帰率を改善
    • Googleにサイト構造とページの関連性を理解させる
    • 関連性が高いページにリンクを張ることが大原則

    SEOに効果的な内部リンクの張り方5つ:

    1. 関連性が高いページにリンクさせる
    2. URLではなくリンクテキストを設置する
    3. リンク先の内容が分かる文字列を設定する
    4. 画像にリンクを張る場合にはalt属性を設定する
    5. クリックされていない内部リンクは削除する

    次のステップ:

    • サイト内の関連性の高いページを洗い出す
    • アンカーテキストを具体的な内容に変更する
    • クリックされていない内部リンクを調査して削除する
    • トピッククラスターを意識したコンテンツ設計を行う

    内部リンクはリンクジュースのためではなく、ユーザーのために設置するものです。ユーザー理解を深め、本当に役立つ内部リンクを設置していきましょう。

  • 【SEO】ページランクとは?今でも意識すべき理由と確認方法を解説

    【SEO】ページランクとは?今でも意識すべき理由と確認方法を解説

    「ページランクって何?」
    「2016年に廃止されたんじゃないの?」
    「今でも意識する必要がある?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ページランクとはGoogle検索エンジン独自の評価指標の一つで、被リンクの数と質でページを評価する仕組みです。2016年に廃止されたのは「ツールバーページランク」であり、Google内部でのページランクの使用は現在も継続しています。被リンクは検索順位に影響を与えるため、今でも意識すべき重要な指標です。

    この記事では、ページランクの定義から仕組み、確認方法、評価を上げる方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ページランクとは何か
    • 2016年に廃止されたのは何か
    • ページランクの仕組み
    • 検索順位への影響
    • ページランクを確認する方法
    • 評価を上げる3つの方法

    ページランクとは?

    ページランク(PageRank)とは、Google検索エンジン独自の評価指標の一つです。「ページ間のリンクを投票と解釈し、どのサイトが最高の情報源として投票されているか分析をする」というGoogleの考え方を基に、被リンクの数と被リンクの質でページ評価をします。

    簡単に言うと、被リンクの数が多く被リンクの質が高いサイトは良いサイトと判断され、逆に被リンクの数が少なく質が低いサイトは評価の低いサイトだと判断されます。

    この考え方は学術論文を参考にしています。学術論文では参考文献が多ければ多いほど、信頼のおける論文だと考えられます。同様にサイトでも、被リンクが多ければ多いほど信頼があり評価に値すると捉えています。

    ページランクには2種類ある

    • Google内部のページランク:Googleの内部で更新されているページランク。リアルタイムで更新されており一般ユーザーや管理者が見ることはできない
    • ツールバーページランク(TBPR):Google内部で更新されるページランクを「0〜10」の11段階でランク付けをしたもの(リアルタイム更新ではない)※2016年で廃止

    2016年で廃止となったのはツールバーページランク

    「Googleのページランクは2016年で廃止された」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれませんが、廃止となったのは「ツールバーページランク」に限定された話です。

    当時はページランクのみが視覚的に把握できる要素だったため非常に重要視されていました。その結果、被リンクの売買やスパムリンクの発生を招くようになり、Googleのアルゴリズムにも悪影響を及ぼしたため廃止されました。

    Google内部でのページランクの使用は継続されている

    現在も、Google内部のページランクの使用は継続していると考えられています。

    理由1:Google社員Gary Illyes氏の発言
    2016年以降の会議で「ページランクツールバーが存在していないだけで、ページランク自体は依然としてアルゴリズムの一部である」と発言しています。

    理由2:Googleが掲げる10の真実に記載がある
    Googleが掲げる10の真実では「Googleでは、200以上の要素と、PageRank™アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています」と記載されています。

    ページランクの仕組み

    仕組み1:被リンクの獲得数が多ければ多いほど評価される

    ページランクはウェブ上のリンクを票と見なします。最初の段階では票の数は平等とされており、被リンクを獲得することでどんどん票が増えていきます。

    飲食店に例えると、「おいしい」「いい経験ができた」など評価された飲食店に票が集まり、その結果飲食店の価値が高まります。同様に、被リンクという票が集まれば集まるほど人気や価値があると判断されてランクアップにつながります。

    仕組み2:リンク元の質が問われる

    ページランクは、リンク元の状態(質)によって票の価値が変わります。

    リンク元の被リンク数
    リンク元の被リンク数が多いと、人気が高いページからリンクを獲得したとみなされます。被リンクが5つのサイトよりも、被リンクが10のサイトからリンクをもらったほうが1票の価値が高くなります。

    関連性の高いページやサイト
    関連性の高いページからのリンクを重視する傾向があります。関連性のない被リンクはユーザーの利便性を低下させるため、評価も低いです。

    有名なサイトや上位表示サイト
    Yahoo!ニュースやGoogleニュースなど有名なサイトからの被リンクや、特定のキーワードで上位表示を得ているサイトからの被リンクは、票の価値が高くなる可能性があります。

    仕組み3:過剰な被リンクや被リンク販売はページランクの低下を招く

    被リンクの質や量を増やすために過剰な被リンクや被リンク売買をすると、ページランクの向上どころか評価の低下につながる可能性があります。

    Google検索セントラルでは「Googleでは、過度のリンク交換や購入したリンクでのPageRankの転送など、検索エンジンの結果の操作を目的としたリンクについては評価を下げるように努めています」と記載されています。

    評価が下がる行為:

    • 短期間での過度な被リンク設置
    • 被リンクの購入
    • Googleの品質に関するガイドライン違反

    ページランクは検索順位に影響を及ぼす

    Googleが公表している「10の真実」の中にページランクは含まれており、少なからず検索結果表示に影響を与えています。

    アメリカのSEO会社Backlinkoが2020年に1180万件のGoogle検索結果を分析したところ、Googleで1位表示となるサイトは2位〜10位表示のサイトよりも平均3.8倍も多い被リンクをもらっていたという結果が出ています。

    ただし、Googleの検索順位を決めるアルゴリズムには200を超える要素が関連しており、ページランクはそのうちの1つの指標です。ページランクのみに集中し被リンク獲得にこだわるだけではサイトの価値を高めることはできないため、バランスの取れたSEO対策が必要です。

    ページランクを確認する方法

    現在Googleではページランクを公表していませんが、外部ツールを使えばページランクの目安が把握できます。

    外部ツールで把握できるのはあくまでもページランクの目安で、Googleのページランクそのものではない点に注意してください。

    確認方法1:Moz(モズ)

    アメリカのSEO会社が提供している分析ツールです。

    1. Mozの公式サイトを開き、ページランクを把握したいURLを入力(事前に無料の会員登録が必要)
    2. 分析結果が表示されるため「ドメインオーソリティ」を確認(これがページランクの目安となる)

    確認方法2:Ahrefs(エイチレフス)

    SEO分析や競合分析ができる有料ツールです。

    1. Ahrefsの公式サイトにアクセスしログイン(プラン契約が必要)
    2. ダッシュボード画面にページランクを確認したいサイトのURLを入力
    3. 検索結果が表示されるため、「UR(URL Rating:URL別評価)」と「DR(Domain Rating:ドメインの評価)」を確認

    URとDRはどちらも被リンクの質や量を評価するAhrefs独自の指標です。数値が高ければ高いほど、ページランクとドメインの評価が高いと考えられます。

    ページランクの評価を上げる3つの方法

    方法1:スパムリンクを削除する

    まずは現在の被リンクの状況を確認するところから始めましょう。被リンクの状況は、Google Search Consoleを使い確認できます。

    1. 被リンクの確認がしたいURLを使いGoogle Search Consoleにログイン
    2. メニュー欄にある「リンク」をクリック
    3. 画面に内部リンクと外部リンクが表示されるので、外部リンクの詳細をクリック
    4. 被リンクページの一覧が表示されるため、被リンクの確認をしたいページをクリック
    5. リンク元のURLが表示される

    万が一、質の低いサイトやGoogleのガイドラインに反するサイトから被リンクをもらっていた場合は、否認テキストファイルを送信で被リンクを拒否することも可能です。

    方法2:良質なコンテンツを作成する

    ページランクを向上させるには、何よりもユーザーにとって有益な質の高いコンテンツを作成することが必要です。

    そもそも質の低いコンテンツには被リンクが設置しにくいです。「リンクを設置したい」と感じるコンテンツがなければ、被リンクを集めることや質の高いサイトから被リンクをもらうことが難しくなります。

    無意味な被リンク設置をしない:

    • サイドバーやフッターにリンクを並べる
    • リンク前後に文字がない
    • 同じドメインからの被リンクばかりを使う

    これらは評価が低いです。メインコンテンツ中に文脈に沿って、関連性のある被リンクを使うことで質の高い被リンクとして評価されます。

    方法3:被リンクをもらいやすいコンテンツを作成する

    コンテンツ内の被リンクが少ない場合、敢えて被リンクが増やせるコンテンツを作成するのも一つの方法です。

    被リンクをもらいやすいコンテンツ:

    • 事例紹介や商品紹介(商品や事例元となる会社から被リンクを獲得できる可能性)
    • インタビューコンテンツ(インタビュー元の会社から被リンクを獲得できる)
    • 監修者のいるコンテンツ(監修者から被リンクを獲得できる)
    • 独自の研究やアンケート結果を扱うコンテンツ(一次情報とみなされて多くの被リンクを獲得できる可能性)

    よくある質問(FAQ)

    Q. ページランクは廃止されたのでは?

    A. 2016年に廃止されたのは「ツールバーページランク」であり、Google内部でのページランクは現在も使用されています。Gary Illyes氏も「ページランク自体は依然としてアルゴリズムの一部である」と発言しています。

    Q. ページランクは検索順位に影響する?

    A. はい、影響します。Backlinkoの調査では、1位表示のサイトは2位〜10位のサイトより平均3.8倍も多い被リンクを獲得していました。ただし、200以上ある要素の1つなので、バランスの取れたSEO対策が必要です。

    Q. ページランクを確認する方法は?

    A. Googleは公表していませんが、MozのドメインオーソリティやAhrefsのUR・DRで目安を確認できます。ただし、これらはGoogleのページランクそのものではありません。

    Q. 被リンクを購入しても良い?

    A. いいえ、被リンクの購入はGoogleのガイドライン違反です。評価が下がる可能性があるので、良質なコンテンツで自然に被リンクを獲得しましょう。

    まとめ:ページランクは今でも重要な指標

    この記事では、ページランクの定義から評価を上げる方法まで解説しました。

    重要ポイント:

    • ページランクは被リンクの数と質でページを評価する指標
    • 2016年に廃止されたのはツールバーページランクのみ
    • Google内部でのページランクは現在も使用されている
    • 1位表示サイトは平均3.8倍も多い被リンクを獲得している
    • 過剰な被リンクや購入は評価低下につながる

    ページランクの評価を上げる3つの方法:

    1. スパムリンクを削除する
    2. 良質なコンテンツを作成する
    3. 被リンクをもらいやすいコンテンツを作成する

    次のステップ:

    • Google Search Consoleで現在の被リンク状況を確認する
    • 質の低い被リンクがあれば否認テキストファイルで拒否する
    • MozやAhrefsでページランクの目安を確認する
    • 被リンクをもらいやすいコンテンツを企画する

    ページランクは200以上あるランキング要素の1つですが、被リンクの重要性は現在も変わりません。良質なコンテンツで自然に被リンクを獲得し、バランスの取れたSEO対策を行いましょう。