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  • 【SEO】検索クエリとは?キーワードとの違いと3つの分類・活用法を解説

    【SEO】検索クエリとは?キーワードとの違いと3つの分類・活用法を解説

    「検索クエリとキーワードって何が違うの?」
    「Search Consoleに出てくるクエリをどう活用すればいい?」
    「3種類のクエリタイプがあるって聞いたけど、よくわからない…」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、検索クエリはユーザーがGoogleの検索ボックスに実際に入力した文字列のことです。キーワードがマーケター視点の設定データなのに対し、検索クエリはユーザーの生の声を把握できる貴重なデータソースです。

    この記事では、検索クエリの基本から3つの分類、確認方法、そして実践的な活用法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 検索クエリとは何か、キーワードとの違い
    • 検索クエリの3分類(DO・KNOW・GO)
    • 検索クエリの確認方法(Google広告・Search Console)
    • リスティング広告とSEOでの活用法
    • 分析時の注意点

    検索クエリとは?30秒でわかる基礎知識

    検索クエリとは?30秒でわかる基礎知識

    検索クエリとは、ユーザーがGoogleの検索ボックスに実際に入力した文字列を指します。例えば「SEOライティング 講座 どこ」と入力した場合、この一連の文字列が検索クエリとなります。

    リスティング広告やコンテンツSEOを運用する上で、検索クエリの分析は極めて重要です。なぜなら、実際にユーザーが何を求めて検索しているのか、その生の声を把握できるからです。

    検索クエリとキーワードの違い

    この2つは混同されやすいですが、用途が根本的に異なります。

    検索クエリ
    ユーザーが情報を得るために入力する文字列です。ユーザー側の実際の行動データであり、どのような言葉で検索しているかがわかります。

    キーワード
    マーケターが集客のために設定する文字列です。広告運用者やSEO担当者が「このワードで流入を狙おう」と意図的に設定するものです。

    なお「検索語句」という言葉はGoogle広告やGoogleアナリティクス上で使われる表現で、検索クエリと同じ意味を持ちます。

    検索クエリの3分類

    検索クエリの3分類

    Googleは検索クエリをユーザーの意図に基づいて3種類に分類しています。この分類を理解することで、より効果的なSEO施策を立案できます。

    1. トランザクショナルクエリ(DOクエリ)

    何かを「したい」「買いたい」という行動意図を含むクエリです。コンバージョンに直結しやすい性質を持ちます。

    例:

    • 「Chrome アプリ ダウンロード」→ アプリを入手したい
    • 「iPhone SE ケース 通販」→ 商品を購入したい
    • 「プログラミングスクール 資料請求」→ 情報を取り寄せたい

    このタイプのクエリで上位表示できれば、直接的な売上や問い合わせにつながりやすいです。

    2. インフォメーショナルクエリ(KNOWクエリ)

    知識を深めたい、悩みを解決したいという情報収集の意図を持つクエリです。直接的なコンバージョンにはつながりにくいですが、認知拡大に有効です。

    例:

    • 「Chrome 使い方 PC」→ 操作方法を知りたい
    • 「iPhone SE 大きさ」→ スペック情報を知りたい
    • 「プログラミングスクール おすすめ」→ 比較情報を知りたい

    検索ボリュームが大きいため、ブランド認知やリード獲得の入り口として活用できます。

    3. ナビゲーショナルクエリ(GOクエリ)

    特定のWebサイトへ直接アクセスしたい意図を持つクエリです。すでにブランドが認知されていることを示します。

    例:

    • 「YouTube」→ YouTubeに行きたい
    • 「Gmail」→ Gmailに行きたい
    • 「Amazon」→ Amazonに行きたい

    このタイプのクエリが多いほど、ブランド認知度が高いことを示しています。

    検索クエリの確認方法

    検索クエリの確認方法

    リスティング広告の場合:Google広告

    Google広告管理画面の「キーワード」→「検索語句」から、広告表示につながった検索クエリと各種指標を確認できます。

    確認できる主な指標は以下の通りです。

    • 設定したキーワードとの一致度(マッチタイプ)
    • クリック数・表示回数・クリック率
    • 平均クリック単価・費用
    • コンバージョン数

    自然検索の場合:Google Search Console

    Search Consoleの「検索パフォーマンス」から、サイトへの流入に使われた検索クエリを確認できます。

    確認できる主な指標は以下の通りです。

    • 表示されたページURL
    • クリック数・表示回数・クリック率
    • 平均掲載順位

    検索クエリの実践的活用法

    検索クエリの実践的活用法

    リスティング広告での活用

    キーワード追加
    コンバージョンが発生している検索クエリや、トランザクショナルな性質を持つクエリを新たなキーワードとして追加します。これにより、成果につながりやすいユーザーへのリーチを強化できます。

    除外キーワード設定
    商材と無関係な検索クエリを除外キーワードに登録し、広告費の無駄を削減します。例えば新品家具を扱っているのに「家具 中古」というクエリで広告が表示されている場合、「中古」を除外します。

    コンテンツSEOでの活用

    タイトル・ディスクリプション改善
    表示回数に対してクリック率が低いクエリがあれば、そのコンテンツの見出しや説明文がユーザーの期待に応えられていない可能性があります。クエリに含まれるユーザーニーズを反映した文言に改善しましょう。

    コンテンツ品質向上
    掲載順位が上位でないクエリについては、そのニーズに対して十分な情報を提供できていない可能性があります。クエリから読み取れる検索意図に沿った内容の追加や改訂を行いましょう。

    検索クエリ分析の注意点

    検索クエリ分析の注意点

    全てのクエリは表示されない

    検索ボリュームが極端に少ないクエリや、ユーザーを特定できる可能性があるクエリは、プライバシー保護の観点から表示されません。完全なデータは得られないという前提で分析する必要があります。

    ニーズが曖昧なケースがある

    「iPhone SE」のような単語だけのクエリの場合、購入意図なのか情報収集なのか、判断が難しいことがあります。このような場合は実際にGoogleで検索し、上位表示されているページの傾向からユーザーの意図を推測するとよいでしょう。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. 検索クエリとキーワード、どちらを重視すべき?

    A. 両方を組み合わせることが重要です。キーワードは運用者視点の「狙い」、検索クエリはユーザー視点の「実態」です。両方のデータを照らし合わせることで、狙いとユーザーニーズのギャップを発見し、施策を改善できます。

    Q. Search Consoleのクエリが少ないのはなぜ?

    A. 検索ボリュームが少ないクエリやプライバシー保護の対象となるクエリは表示されません。また、サイト自体のインデックス数や流入数が少ない場合も、表示されるクエリ数は限られます。

    Q. どのクエリタイプを優先すべき?

    A. 目的によって異なります。直接的な売上を狙うならトランザクショナルクエリ、認知拡大やリード獲得ならインフォメーショナルクエリを優先しましょう。バランスよく対応することで、ファネル全体をカバーできます。

    Q. クエリ分析はどれくらいの頻度で行うべき?

    A. 広告運用なら週1回程度、SEOなら月1回程度の頻度で確認することをおすすめします。トレンドや季節性の影響を受けるキーワードがある場合は、より頻繁にチェックしましょう。

    まとめ:検索クエリはユーザーの生の声

    まとめ:検索クエリはユーザーの生の声

    この記事では、検索クエリの基本と実践的な活用法について解説しました。

    重要ポイント:

    • 検索クエリはユーザーが実際に入力した文字列、キーワードはマーケターが設定する文字列
    • 検索クエリは3種類(DO・KNOW・GO)に分類される
    • Google広告とSearch Consoleで検索クエリを確認できる
    • リスティング広告ではキーワード追加・除外に活用
    • SEOではタイトル改善やコンテンツ品質向上に活用

    3つのクエリタイプ:

    1. トランザクショナル(DO):行動意図、コンバージョンに直結
    2. インフォメーショナル(KNOW):情報収集意図、認知拡大に有効
    3. ナビゲーショナル(GO):サイトアクセス意図、ブランド認知の指標

    次のステップ:

    • Search Consoleで自サイトへの流入クエリを確認する
    • クエリを3タイプに分類し、現状を把握する
    • クリック率の低いクエリのタイトル・ディスクリプションを改善する
    • コンバージョンにつながるクエリを特定し、コンテンツを強化する

    検索クエリは「ユーザーが本当に求めていること」を知るための貴重なデータソースです。キーワードという運用者視点のデータと、検索クエリというユーザー視点のデータを組み合わせることで、より的確な集客施策を展開できます。3種類のクエリタイプを理解した上で分析すれば、コンバージョン獲得に近いユーザーへのアプローチや、認知拡大に効果的なコンテンツ制作に活かすことができます。

  • 【SEO】関連キーワードとは?サジェストとの違いと正しい活用方法を解説

    【SEO】関連キーワードとは?サジェストとの違いと正しい活用方法を解説

    「関連キーワードって何?サジェストと何が違うの?」
    「検索結果の下に出てくるキーワードはどう活用すればいい?」
    「関連キーワードを全部盛り込めばSEO効果が上がる?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、関連キーワードは検索ユーザーのニーズを深く理解するための貴重なデータソースです。ただし、片っ端からコンテンツに盛り込めばSEO効果が上がるわけではありません。検索意図の軸をぶらさず、必要なニーズを選別して活用することが重要です。

    この記事では、関連キーワードの基本からサジェストとの違い、SEOでの正しい活用方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • 関連キーワードとは何か、生成される仕組み
    • サジェストキーワードとの3つの違い
    • 関連キーワードを活用したSEO強化の手順
    • キーワード取得に役立つツール
    • ネガティブな関連キーワードへの対処法

    関連キーワードとは?30秒でわかる基礎知識

    関連キーワードとは?30秒でわかる基礎知識

    関連キーワードとは、ユーザーが入力した検索語句と意味的につながりのある、または連想されるキーワード群のことです。Googleの検索結果ページ最下部に「他のキーワード」として表示される8つ程度のワードがこれにあたります。

    例えば「SEO対策」と検索すると、「SEO対策 やり方」「SEO対策 費用」「SEO対策 初心者」といった関連語が表示されます。これらは単なる派生語ではなく、実際にユーザーが検索している語句であり、検索意図を深く理解するための重要なヒントとなります。

    関連キーワードが生成される仕組み

    Googleのアルゴリズムは以下の要素を総合的に分析して関連キーワードを自動生成しています。

    • 過去の検索履歴データ
    • 各キーワードの検索頻度
    • 関連するWebページの情報

    デバイスや検索場所による影響は受けないとされており、トレンドを反映した語句が表示されることもあります。なお、「新型コロナ」のような特定のセンシティブなキーワードでは、誤情報拡散防止のため関連キーワードが表示されない設定になっていることがあります。

    サジェストキーワードとの3つの違い

    サジェストキーワードとの3つの違い

    関連キーワードとサジェストキーワードは混同されやすいですが、本質的に異なるものです。

    違い1:表示される場所

    関連キーワード
    検索結果ページの最下部に「他のキーワード」として表示されます。

    サジェストキーワード
    検索窓の直下に候補として表示されます。検索語を入力している途中でリアルタイムに表示される予測候補です。

    違い2:キーワード構成

    サジェストキーワードは必ず入力した検索語を含みますが、関連キーワードは検索語を含まない語句も表示されます。

    例えば「SEO ライティング」で検索した場合、サジェストには必ず「SEO ライティング」を含むキーワードが表示されます。一方、関連キーワードには「Webライティング コツ」や「記事作成 ポイント」など、元のキーワードを含まないものも含まれることがあります。

    違い3:パーソナライズの有無

    サジェストは検索者の過去の行動を反映するため、人によって異なる結果が表示されます。一方、関連キーワードは検索履歴の影響を受けない共通の結果が表示されます。

    この違いは重要です。サジェストは個人の検索傾向が反映されるため、客観的なニーズ把握には関連キーワードの方が適している場合があります。

    関連キーワードを活用したSEO強化の手順

    関連キーワードを活用したSEO強化の手順

    ステップ1:検索ニーズの深掘り

    関連キーワードから、ユーザーが本当に知りたいことを読み取ります。

    例えば「デート服」というキーワードの関連語を見ると、以下のような軸でニーズが細分化されていることがわかります。

    • 性別:メンズ・レディース
    • シチュエーション:初デート、2回目
    • 季節:春、夏、秋、冬
    • 年代:20代、30代

    このように関連キーワードを分析することで、ユーザーがどのような切り口で情報を求めているかが見えてきます。

    ステップ2:コンテンツに必要なニーズの選別

    関連キーワードすべてを網羅すればいいわけではありません。重要なのは、メインキーワードの検索意図から逸脱しないことです。

    例えば「不倫 慰謝料」の関連語には「慰謝料請求できる条件」「浮気相手 慰謝料請求方法」など様々なニーズが見えます。しかし、本来のテーマから離れすぎた情報を詰め込むと、かえってコンテンツの焦点がぼやけてしまいます。

    ユーザーがそのキーワードで何を解決したいのかを軸に、取り入れるべきニーズを取捨選択することが重要です。

    関連キーワード取得に役立つツール

    関連キーワード取得に役立つツール

    「関連キーワード取得ツール」として紹介されているものの多くは、実際にはサジェストキーワードを取得するツールです。厳密な意味での関連キーワードは、GoogleやYahoo!の検索結果から直接確認する以外に取得方法がありません。

    ただし、サジェストキーワードも検索ニーズを把握する上で非常に有用です。以下のツールを活用しましょう。

    ラッコキーワード

    国産の無料キーワードリサーチツールです。Google、Bing、YouTube、Amazon、楽天など複数プラットフォームのサジェストを一括取得できます。

    基本機能は無料で利用でき、初心者にも使いやすいインターフェースが特徴です。キーワード選定の第一歩として、まずはこのツールから始めることをおすすめします。

    Ubersuggest

    ニール・パテル氏が開発したツールです。Chrome拡張機能をインストールすれば、通常の検索時にSEO関連データを同時に確認できます。

    検索ボリュームや競合性などの情報も合わせて確認できるため、より詳細な分析が可能です。

    ネガティブな関連キーワードへの対処法

    ネガティブな関連キーワードへの対処法

    企業名や個人名で検索したとき、「○○ ブラック」「○○ 逮捕」のようなネガティブワードが関連キーワードに表示されることがあります。放置すると風評被害につながるため、対策が必要です。

    対処法1:検索エンジンへの削除申請

    Googleは「オートコンプリートポリシー」に基づき、以下に該当する場合は削除対応を行います。

    • 暴力的・残虐な内容
    • 露骨な性的表現や冒涜的内容
    • 特定集団への差別的内容
    • 著名人への不適切な中傷
    • 危険な内容

    GoogleとYahoo!それぞれに削除申請フォームが用意されています。該当すると思われる場合は、申請を検討しましょう。

    対処法2:弁護士への相談

    削除申請が通らない場合や迅速な対応が必要な場合は、インターネット上の誹謗中傷に詳しい弁護士への相談が有効です。法的根拠を示した申請により、削除成功率が高まる可能性があります。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. 関連キーワードを全部コンテンツに入れた方がいい?

    A. いいえ、全部入れる必要はありません。メインキーワードの検索意図から逸脱しないよう、必要なニーズを選別して取り入れることが重要です。関連キーワードを詰め込みすぎると、コンテンツの焦点がぼやけてしまいます。

    Q. 関連キーワードとサジェスト、どちらを重視すべき?

    A. どちらも重要ですが、用途が異なります。サジェストは実際に検索されている語句を把握するのに有用で、関連キーワードはより広い視点でニーズを理解するのに役立ちます。両方を組み合わせて活用しましょう。

    Q. 関連キーワードが表示されないことがある?

    A. はい、あります。センシティブなキーワード(医療、政治、災害関連など)では、誤情報拡散防止のため関連キーワードが表示されない設定になっていることがあります。また、検索ボリュームが極端に少ないキーワードでも表示されないことがあります。

    Q. 関連キーワードはどれくらいの頻度で変わる?

    A. 関連キーワードはトレンドや検索傾向の変化を反映して更新されます。特に話題性のあるキーワードでは頻繁に変わることがあります。定期的にチェックして、最新のユーザーニーズを把握しましょう。

    まとめ:検索意図の軸をぶらさず活用することが重要

    まとめ:検索意図の軸をぶらさず活用することが重要

    この記事では、関連キーワードの基本とSEOでの活用方法について解説しました。

    重要ポイント:

    • 関連キーワードは検索結果ページ最下部に表示されるキーワード群
    • サジェストとは表示場所、キーワード構成、パーソナライズの有無が異なる
    • 関連キーワードをすべて網羅する必要はない
    • メインキーワードの検索意図から逸脱しないことが重要
    • ネガティブな関連キーワードは削除申請で対処可能

    SEO活用の2ステップ:

    1. 検索ニーズの深掘り:関連キーワードからユーザーが本当に知りたいことを読み取る
    2. ニーズの選別:検索意図の軸をぶらさず、必要なニーズだけを取り入れる

    次のステップ:

    • 狙いたいキーワードでGoogle検索し、関連キーワードを確認する
    • ラッコキーワードでサジェストキーワードも合わせて収集する
    • 関連キーワードを分析し、ユーザーニーズの軸を把握する
    • 検索意図に合ったニーズを選別してコンテンツに反映する

    関連キーワードは検索ユーザーのニーズを深く理解するための貴重なデータソースです。大切なのは、メインキーワードで検索するユーザーが本質的に求めている情報を見極め、関連キーワードをその補強材料として活用することです。検索意図の軸をぶらさず、必要なニーズを選別してコンテンツに反映させていきましょう。

  • 【SEO】ロングテールSEOとは?メリット・デメリットと成功のポイントを徹底解説

    【SEO】ロングテールSEOとは?メリット・デメリットと成功のポイントを徹底解説

    「ロングテールSEOって聞いたことはあるけど、具体的に何をすればいいの?」
    「検索ボリュームが少ないキーワードを狙う意味がわからない…」
    「ビッグキーワードで勝てないから、別の戦略を知りたい」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、ロングテールSEOとは「検索ボリュームが少ないスモールキーワードを数多く攻略することで、総合的に大きなトラフィックを獲得しようとするSEO戦略」です。競合が少なく、コンバージョン率が高いという大きなメリットがあります。

    この記事では、ロングテールSEOの基本から、メリット・デメリット、これからの時代に意識すべきポイントまで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • ロングテールSEOとは何か、その考え方の起源
    • ロングテールキーワードの定義と見分け方
    • ロングテールSEOの4つのメリット
    • 知っておくべき3つのデメリット
    • これからのロングテールSEOで意識すべき重要ポイント

    ロングテールSEOとは?30秒でわかる基礎知識

    ロングテールSEOとは?30秒でわかる基礎知識

    ロングテールSEOとは、検索ボリュームが少ないスモールキーワードを数多く攻略することで、総合的に大きなトラフィックを獲得しようとするSEO戦略です。

    2000年代に注目を集め、現在では多くのSEO担当者がロングテールSEOの有効性を認めている、オーソドックスで古典的な手法のひとつです。

    マーケティング戦略「ロングテール」のSEO版

    「ロングテール」はもともとマーケティング用語です。クリス・アンダーソンが2004年に提唱した概念で、2000年代に起きた「大衆市場から無数のニッチ市場への変遷」を捉えています。

    ロングテール戦略の考え方
    ニーズの少ない商品や販売量の少ない商品でも、それらを数多く扱うことで、市場競争に勝てるという考え方です。

    代表的な企業としてAmazonが挙げられます。無数のニッチ商品をそろえる巨大ECモールとして躍進し、大衆受けするヒット商品より、自分の好みに合うニッチ商品に価値を見いだすユーザーに支持されました。

    SEOにおけるロングテール

    SEOにおけるロングテール戦略は「大衆受けするビッグキーワードではなく、ニッチなキーワードからの流入を多数そろえて勝つ戦略」です。

    ニーズの少ないキーワードや検索ボリュームの少ないキーワードを数多く取りそろえれば、ビッグキーワードを上回るトラフィックを獲得できるという考え方です。

    ロングテールキーワードとは?定義と見分け方

    ロングテールキーワードとは?定義と見分け方

    ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、ニッチなニーズに応える多種多様なキーワードのことです。

    重要:かならずしも複合キーワードではない

    よくある誤解として「3語以上の複合キーワード=ロングテールキーワード」と思われがちですが、これは正確ではありません。

    例えば「ダイエット 食事 メニュー」は3語の複合キーワードですが、月間検索数は8,100もあります。一方、「ガルベストンダイエット」は1語ですが、月間検索数は140しかありません。

    ロングテールキーワードか否かを決めるのは複合した単語数ではなく、検索ボリュームです。

    検索ボリュームの目安

    ロングテールキーワードの検索ボリュームの目安は、10〜500以下です。この範囲のキーワードを数多く攻略することで、総合的に大きなトラフィックを獲得できます。

    ロングテールSEOの4つのメリット

    ロングテールSEOの4つのメリット

    メリット1:競合サイトが少ない(=低コストでも勝ちやすい)

    ヘッドキーワード(ビッグキーワード)の上位は、認知度や実績あるドメインパワーの強いサイトで占められていることが多く、追い抜くのは難易度が高いです。リスティング広告の出稿も多い傾向があります。

    対して、ロングテールキーワードは強豪サイトや数多くの広告に打ち勝つ必要がありません。一人勝ちを狙える、ブルーオーシャンが広がっています。

    メリット2:コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい

    ヘッドキーワードと比較して、ロングテールキーワードは、ユーザーの検索意図や動機が具体的かつ明確なことが多いです。

    例えば、ヘッドキーワード「ダイエット」は検索意図が不明確で、さまざまなパターンが想定されます。一方、ロングテールキーワード「ダイエット 食事 おいしい」は、ピンポイントで「ダイエットに適していて、おいしい食事を知りたい」と想像できます。

    コンバージョン率の比較データを見ると、ビッグキーワード(月間検索数3,000以上)のコンバージョン率が0.56%なのに対し、ロングテールキーワード(月間検索数500未満)は53.6%と、約100倍の差があります。

    メリット3:獲得できるトラフィックの総数が大きくなる

    Googleで検索されるキーワードのほとんどは、ロングテールキーワードです。

    Ahrefsのデータベース(米国)によれば、約95%が月間検索数10以下のキーワードです。具体的には、月間検索数0〜10のキーワードが約38億(94.74%)、11〜1,000のキーワードが約2億(5.14%)、1,001〜100,000のキーワードが約400万(0.10%)、100,001以上のキーワードは約3万(0.0008%)に過ぎません。

    実際に、多くのサイトでアクセス数の80%以上はロングテールキーワードからの流入です。

    メリット4:トラフィックの変動リスクを軽減できる

    ヘッドキーワード狙いは、一攫千金を狙う集中投資のようなものです。リスクに弱く、アルゴリズム変動で順位が下がると大きな影響を受けます。

    一方、ロングテールキーワード狙いは分散投資です。1つのキーワードが急落しても大局に影響はありません。サイト全体のトラフィックが乱高下するリスクを回避して、安定的にアクセス数を稼げます。

    ロングテールSEOの3つのデメリット

    ロングテールSEOの3つのデメリット

    デメリット1:Google検索の進化とともに効力が減る可能性がある

    GoogleはNLP(自然言語処理)の研究を進め、以下のAIシステムを導入しています。

    • 2015年「RankBrain」:検索クエリがユーザーの脳内の概念とどう関連しているか理解する
    • 2019年「BERT」:単語の組み合わせがさまざまな意味や意図をどのように表現しているか理解する
    • 2021年「MUM」:BERTよりも1000倍強力で、言葉の理解と生成の両方が可能

    現在のGoogleは、ユーザーが入力したテキストの奥にある真の検索意図を理解できます。表記ゆれ、類似した語句、表現の違うキーワードも、Googleが同一視して同じ検索結果を返すシーンが増えています。

    古いやり方のロングテールSEO(例:ある語句の100個のバリエーション表現で100個のコンテンツを作る)は、通用しなくなっています。

    デメリット2:時間の経過とともに競合性が高まっている

    多くのサイト運営者が商業的な意図を持ってロングテールキーワードを狙っているため、すでに他サイトが攻略済みのキーワードが増えています。

    完全なブルーオーシャンだった20年前とは環境が変わっています。

    デメリット3:ロングテールキーワードの賞味期限はかならずしも長くない

    ドメインの検索流入キーワードを把握できるSEOツール(ラッコキーワード、Ahrefsなど)が普及したため、「自サイトだけのお宝キーワード」を独占することが難しくなっています。

    見つけたお宝キーワードも、競合に発見されれば競争が激化する可能性があります。

    これからのロングテールSEOで意識すべき2つの重要ポイント

    これからのロングテールSEOで意識すべき2つの重要ポイント

    ポイント1:語句ではなく「ニーズ」に着目してキーワードを選定する

    表現が違っていても、ニーズが同じと想定されるキーワードは重複させないよう注意しましょう。

    重要な発想は「GoogleのNLPが同一視しそうなキーワードは、優先順位を下げる」ということです。

    確認方法としては、Googleの検索結果を確認し、検索結果が似ているキーワードはGoogleのNLPが同一視している可能性が高いと判断します。

    例えば「甘いものをやめる方法」というニーズに対して、「甘いもの やめる方法」「甘いもの やめる」「甘いもの 食べない」「甘いもの 我慢」などのキーワードは同じグループとして扱い、1つのコンテンツで対応します。

    ポイント2:検索ニーズに応える「高品質で十分なボリュームのコンテンツ」を作る

    「お宝キーワードさえ見つければ、稼げる」という時代は完全に終わっています。現代のSEOの比重は、圧倒的に「コンテンツの質」にあります。

    検索数が少ないキーワードでも記事のボリュームを落とさない

    よくある失敗として、月間検索数が多いビッグキーワードは大作を準備するのに、ロングテールキーワードは簡易的な記事で終えてしまうケースがあります。

    しかし、むしろロングテールキーワードこそ、ユーザーが知りたいことが深いために、深掘りした大作が必要になることが多いです。

    ロングテール戦略の肝は、ニッチなニーズにきっちり応えていくことです。その束が、結果として大きなトラフィックを生み出します。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. ロングテールキーワードはどうやって見つける?

    A. ラッコキーワード、Googleキーワードプランナー、Ahrefsなどのツールを使って、軸となるキーワードから関連キーワードを抽出します。その中から月間検索数が10〜500程度のキーワードを選定しましょう。競合サイトの獲得キーワードを調査するのも効果的です。

    Q. ロングテールキーワードだけで十分なトラフィックが得られる?

    A. はい、十分に得られます。実際に多くのサイトでアクセス数の80%以上がロングテールキーワードからの流入です。1つ1つの検索ボリュームは小さくても、数を積み重ねることで大きなトラフィックになります。

    Q. ビッグキーワードは狙わなくていい?

    A. ビッグキーワードも狙う価値はありますが、サイトの成長段階に応じて優先度を調整しましょう。新しいサイトや小規模サイトは、まずロングテールキーワードで実績を積み、サイトの評価が高まってからビッグキーワードに挑戦する戦略が効果的です。

    Q. 似たようなキーワードで複数の記事を作っていい?

    A. 検索意図が同じキーワードで複数の記事を作ると、カニバリゼーション(共食い)の問題が発生します。Googleの検索結果を確認し、似た結果が表示されるキーワードは1つの記事にまとめましょう。

    まとめ:ニッチなニーズにきっちり応えることがロングテール戦略の肝

    まとめ:ニッチなニーズにきっちり応えることがロングテール戦略の肝

    この記事では、ロングテールSEOの基本から実践的なポイントまで解説しました。

    重要ポイント:

    • ロングテールSEOは検索ボリュームの少ないキーワードを数多く攻略する戦略
    • ロングテールキーワードの判断基準は「検索ボリューム」であり、複合語数ではない
    • 競合が少なく、コンバージョン率が約100倍高いというメリットがある
    • Google検索の進化により、古いやり方のロングテールSEOは通用しなくなっている
    • 語句ではなく「ニーズ」に着目してキーワードを選定することが重要

    4つのメリット:

    1. 競合サイトが少ない(低コストでも勝ちやすい)
    2. コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい
    3. 獲得できるトラフィックの総数が大きくなる
    4. トラフィックの変動リスクを軽減できる

    次のステップ:

    • キーワード調査ツールで検索ボリューム10〜500のキーワードを抽出する
    • Googleの検索結果を確認し、検索意図が重複するキーワードをグルーピングする
    • ニッチなニーズに深く応える高品質なコンテンツを作成する
    • 検索数が少ないキーワードでも記事のボリュームを落とさない

    ロングテール戦略の肝は、ニッチなニーズにきっちり応えていくことです。「お宝キーワードさえ見つければ勝てる」という時代は終わりました。高品質なコンテンツを積み重ねることで、結果として大きなトラフィックを生み出しましょう。

  • 【SEO】キーワード選定の正しいやり方|売上の8割を決める3ステップ

    【SEO】キーワード選定の正しいやり方|売上の8割を決める3ステップ

    「キーワード選定って何から始めればいいの?」
    「ツールを使っているけど、どのキーワードを選べばいいかわからない…」
    「アクセスは増えたのに、なぜか売上に繋がらない」

    そんな悩みをお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、キーワード選定とは「検索結果ページの上位表示を狙うキーワードを特定し、そのキーワードに戦力を集中させて、コンテンツづくりを行うSEOプロセス」です。「キーワード選定で、売上の8割が決まる」といって過言ではないほど重要な工程です。

    この記事では、キーワード選定の正しいやり方を3つのステップで解説し、さらに実践的なテクニックまでお伝えします。

    この記事でわかること

    • キーワード選定とは何か、なぜ重要なのか
    • キーワード選定に必要な3つのツール
    • 候補キーワードのリストを作る方法
    • キーワードを絞り込んで優先度を決める方法
    • 実践で使えるキーワード選定テクニック

    キーワード選定とは?売上の8割を決める重要プロセス

    キーワード選定とは?売上の8割を決める重要プロセス

    キーワード選定とは、検索結果ページの上位表示を狙うキーワードを特定し、そのキーワードに戦力を集中させて、コンテンツづくりを行うSEOプロセスです。

    重要なのは、SEO効果を最大化でき、かつSEO効果が発現したときにビジネス成果に結びつくキーワードを選ぶことです。

    選定すべきキーワードの3つの条件

    • 集客に貢献するキーワード:検索ボリュームがあり、サイトへの流入を増やせる
    • コンバージョンに貢献するキーワード:購買や問い合わせなど、成果につながる
    • ブランド価値に貢献するキーワード:企業やサービスの認知度向上に寄与する

    キーワード選定の悪さが引き起こす失敗

    「オウンドメディアを立ち上げたが、全然アクセス数が伸びない」
    → 集客に貢献するキーワードを選定できていない

    「アクセス数は伸びたが、全然コンバージョンしない」
    → コンバージョンに貢献するキーワードを選定できていない

    このような失敗を避けるためにも、正しいキーワード選定の手順を理解することが大切です。

    キーワードリストの完成イメージ

    最終的に完成を目指すのは、100個程度のキーワードリストです。ExcelまたはGoogleスプレッドシートで管理することをおすすめします。

    Step-1:必要なツールを準備する

    Step-1:必要なツールを準備する

    キーワード選定を効率的に進めるには、適切なツールの準備が欠かせません。

    キーワード選定に必要な3つのツール

    1. 関連キーワードを抽出するツール
    ラッコキーワード、Googleキーワードプランナー、Ahrefsなどがあります。

    2. 競合サイトの獲得キーワードを調べるツール
    ラッコキーワード、Ahrefsなどで競合分析が可能です。

    3. 各キーワードの月間検索ボリューム数を調べるツール
    ラッコキーワード、Googleキーワードプランナーなどで検索ボリュームを確認できます。

    ツールの選択ガイド

    ラッコキーワード(初心者向け)
    3つのツール機能を1つでまかなえるオールインワンツールです。基本機能は無料で、検索ボリューム機能は月額440円(税込・年払い)で利用できます。初めてキーワード選定に取り組む方におすすめです。

    Ahrefs(プロユース)
    高機能でプロ向けのツールです。月額12,500円〜と費用はかかりますが、詳細な競合分析や被リンク調査など、本格的なSEO施策に必要な機能が揃っています。

    Googleキーワードプランナー
    リスティング広告出稿で使い慣れている人向けです。無料で利用可能ですが、広告を出稿していないアカウントでは検索ボリュームが曖昧な数値でしか表示されません。

    Step-2:候補キーワードのリストを作る

    Step-2:候補キーワードのリストを作る

    起点となるのは目的・コンセプト・ペルソナ

    キーワード選定の起点を間違えると、的外れなキーワード選定をしてしまい、労力がまったく成果に結びつきません。

    目的の設定
    「いつまでに・何を・どれくらい」を明示します。例えば「6ヶ月後までに月間10万PVを達成する」「1年以内に問い合わせを月50件獲得する」など、具体的な数値目標を設定しましょう。

    コンセプトの明確化
    サイトのブランドアイデンティティを定義します。「誰に、何を、どのように伝えるサイトなのか」を明確にすることで、選ぶべきキーワードの方向性が見えてきます。

    ペルソナの設定
    ターゲット顧客を具体的な人物像として描きます。年齢、職業、悩み、情報収集の方法など、詳細に設定することで、その人が検索しそうなキーワードが浮かび上がってきます。

    種となるキーワードを出す

    目的・コンセプト・ペルソナをもとに、「種となるキーワード」をリストアップします。

    種キーワードは以下の3つに分類できます。

    • 集客力の高いキーワード:検索ボリュームが大きく、多くの流入が期待できる
    • コンバージョンしやすいキーワード:購買意欲が高いユーザーが検索する
    • コンセプトにマッチするキーワード:サイトの専門性を示せる

    種キーワードから拡げる

    重要なのは、種キーワードを抽出した時点で「キーワード選定、終了」としないことです。多くの人はここで止まってしまうから、SEO成果が出ません。

    種キーワードから拡げて、まだ誰も見つけていないお宝キーワードを探索しましょう。

    ラッコキーワードで使える機能は以下の通りです。

    • サジェストキーワード:Googleの検索窓に入力したときに表示される候補
    • 他のキーワード:関連する別のキーワード
    • 質問:ユーザーが疑問形で検索するキーワード
    • 周辺語:同じトピックで使われる関連語
    • 類語:意味が似ているキーワード

    この段階では質より量です。できる限り数多くのキーワードをリストアップしましょう。

    競合サイトの獲得キーワードをリストに加える

    以下のサイトの獲得キーワードを調べてリストに加えましょう。

    • 自社のビジネスが直接的に競合する同業他社のサイト
    • 同業ではないが、ニーズが競合するサイト
    • ベンチマークしているサイト
    • ペルソナの人物が利用しているサイト

    競合サイトの獲得キーワードを調べることで、自社で取りこぼしているキーワードを発見できます。

    Step-3:キーワードを絞って優先度を決める

    Step-3:キーワードを絞って優先度を決める

    「検索意図」に着目して重複を排除する

    検索意図(インテント)とは、ユーザーが検索したときの目的です。「なぜ、そのキーワードで検索したのか?」の答えといえます。

    例えば「虫歯治療 方法」「虫歯 治し方」「虫歯 治す方法」は、すべて検索意図は同じ「虫歯を治す方法を知りたい」です。

    重要なポイントとして、現在のGoogleは語句の表現が違っていても、検索意図が同じならば同じ検索結果ページを返します。検索意図が同じキーワードを複数選定すると、無駄になるだけでなく、カニバリゼーション(共食い)の問題も発生します。

    検索意図が重複するキーワードは1つにまとめ、無駄な重複を排除しましょう。

    SEO効果を出しやすくコンバージョンしやすいゾーンを探る

    キーワードを「ニーズ×ウォンツのマトリクス」で分類すると、戦略的な選定ができます。

    ウォンツ:欲しいと感じる商品やサービス、願望
    ニーズ:実際の必要性、解決すべき課題の存在

    今すぐキーワード(ウォンツ高×ニーズ高)
    コンバージョンしやすいキーワードです。ただしSEO難易度が高く、競合が多い傾向があります。

    まだまだキーワード(ウォンツ低×ニーズ低)
    潜在顧客を集客したいオウンドメディアの狙いどころです。多くのサイト運営者がたどり着けないため競合が少なく、重要な潜在顧客はこのゾーンにいます。

    総合的に優先度を決める

    キーワードごとにA・B・Cの優先度を入力します。以下の問いを参考に判断しましょう。

    1. 戦略(ビジョン、目指す方向性)と一致するか?
    2. コンバージョン率は高そうか?
    3. 検索ボリュームは多いか?
    4. 競合性は強いか?低いか?
    5. そのキーワードで作るコンテンツは、自社ならではの専門性を発揮できるか?
    6. そのキーワードで、突き抜けて良質なコンテンツを作れそうか?

    これらの問いに対する答えを総合的に判断し、優先度を決定します。

    実践で使えるキーワード選定テクニック

    実践で使えるキーワード選定テクニック

    テクニック1:コンバージョン貢献度の高いキーワードパターン

    コンバージョンに繋がりやすいキーワードには特定のパターンがあります。「〇〇 比較」「〇〇 おすすめ」「〇〇 口コミ」「〇〇 料金」などは、購買意欲の高いユーザーが検索するキーワードです。

    テクニック2:ユーザージャーニーで考える5W3H

    Who、What、When、Where、Why、How、How much、How manyでキーワードを整理します。ユーザーが購買に至るまでの各段階で、どのようなキーワードで検索するかを考えることで、網羅的なキーワードリストを作成できます。

    テクニック3:非重複のロングテールキーワード

    検索意図が重複しないロングテールキーワードを見つけることが重要です。3語以上の複合キーワードは検索ボリュームは小さいものの、競合が少なく、コンバージョン率が高い傾向があります。

    テクニック4:緊急状況のキーワード

    ユーザーが緊急性を感じている状況で検索するキーワードは、コンバージョン率が高い傾向があります。「〇〇 今すぐ」「〇〇 即日」「〇〇 24時間」などがこれに該当します。

    テクニック5:改善・成長系のキーワード

    ユーザーが改善や成長を求めて検索するキーワードも有効です。「〇〇 上達」「〇〇 コツ」「〇〇 改善」などは、ユーザーの課題解決意欲が高いため、適切なソリューションを提示できればコンバージョンにつながります。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. キーワードは何個くらい選定すればいい?

    A. 目安として100個程度のキーワードリストを作成することをおすすめします。ただし、数を揃えることが目的ではなく、質の高いキーワードを選ぶことが重要です。サイトの規模や目的に応じて調整してください。

    Q. 検索ボリュームが多いキーワードを優先すべき?

    A. 検索ボリュームだけで判断するのは危険です。ボリュームが大きいキーワードは競合も多く、上位表示が難しい傾向があります。最初は検索ボリュームが小さめで競合性が低いキーワードから攻略し、徐々にサイトの評価を高めていく戦略が効果的です。

    Q. 競合が強いキーワードは避けるべき?

    A. 競合が強いキーワードでも、自社ならではの専門性を発揮できる場合や、突き抜けて良質なコンテンツを作れる場合は挑戦する価値があります。ただし、サイトの成長段階に応じて優先度を調整しましょう。

    Q. キーワード選定は一度やれば終わり?

    A. いいえ、キーワード選定は継続的に行うべきプロセスです。市場環境の変化、競合の動向、ユーザーニーズの変化に応じて、定期的にキーワードリストを見直し、更新することが大切です。

    まとめ:キーワード選定で売上の8割が決まる

    まとめ:キーワード選定で売上の8割が決まる

    この記事では、キーワード選定の正しいやり方について解説しました。

    重要ポイント:

    • キーワード選定は「売上の8割を決める」ほど重要なプロセス
    • 集客・コンバージョン・ブランド価値に貢献するキーワードを選ぶ
    • 目的・コンセプト・ペルソナを起点にキーワード選定を行う
    • 種キーワードで終わらせず、お宝キーワードを探索する
    • 検索意図の重複を排除し、カニバリゼーションを防ぐ

    3つのステップ:

    1. ツールを準備する:ラッコキーワード、Ahrefs、Googleキーワードプランナーなど
    2. 候補キーワードのリストを作る:種キーワードから拡げ、競合分析も行う
    3. キーワードを絞って優先度を決める:検索意図で重複排除し、総合的に判断

    次のステップ:

    • キーワード選定ツール(ラッコキーワードなど)を準備する
    • サイトの目的・コンセプト・ペルソナを明確にする
    • 種キーワードをリストアップし、関連キーワードに拡げる
    • 競合サイトの獲得キーワードを調査する
    • 検索意図で重複を排除し、優先度を決定する

    キーワード選定は、SEOの成否を分ける最も重要なプロセスです。正しい手順で進めることで、集客にもコンバージョンにも貢献するキーワードを見つけることができます。この記事の内容を参考に、ぜひ実践してみてください。

  • 【2025年版】Googleキーワードプランナーの使い方|無料で検索ボリュームを調べる方法

    【2025年版】Googleキーワードプランナーの使い方|無料で検索ボリュームを調べる方法

    「キーワードプランナーって無料で使えるの?」
    「検索ボリュームの調べ方がわからない…」
    「Google広告のアカウントがないと使えないって本当?」

    そんな疑問をお持ちではありませんか?

    結論からお伝えすると、Googleキーワードプランナーは広告を出稿しなくても無料で利用できます。月間検索回数、関連キーワード、競合性など、SEOに欠かせないデータを公式ツールから取得できる貴重な存在です。

    この記事では、キーワードプランナーの基本機能から、導入手順、SEOでの具体的な活用方法まで、わかりやすく解説します。

    この記事でわかること

    • キーワードプランナーとは何か、調べられる情報
    • 2つの基本機能の使い分け
    • SEOでの具体的な活用方法
    • Google広告アカウントの作成から利用開始までの手順
    • 無料利用時の制限と対処法

    Googleキーワードプランナーとは?

    Googleキーワードプランナーとは?

    Googleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料のキーワード調査ツールです。本来はGoogle広告の機能の一部ですが、広告を出稿しなくても以下の情報を調べることができます。

    • 月間検索回数(検索ボリューム)
    • CPC(クリック単価)
    • 関連キーワードの発見
    • 競合性(リスティング広告における競争の激しさ)

    SEOにおいては、どのキーワードを狙うべきか判断するための重要なデータソースとなります。Google公式のデータに基づいているため信頼性が高く、SEO戦略の土台となるキーワード選定には欠かせないツールです。

    2つの基本機能と使い分け

    2つの基本機能と使い分け

    キーワードプランナーには、目的に応じた2つの入口があります。

    機能1:新しいキーワードを見つける

    入力したキーワードやURLに関連するキーワード候補を自動で抽出してくれる機能です。

    キーワードから開始する方法
    上位表示を狙いたいキーワードを入力します(最大10個まで)。関連性の低いキーワードが多い場合は、サイトドメインをフィルタとして追加することで絞り込めます。

    ウェブサイトから開始する方法
    競合サイトのURLを入力すると、そのサイトが獲得しているキーワードや検索ボリュームを確認できます。自社で取りこぼしているキーワードを発見するのに有効な方法です。

    機能2:検索のボリュームと予測データを確認する

    すでに候補となるキーワードがある場合に、それらの詳細データを一括で確認する機能です。

    • 複数のキーワードをまとめて入力可能(コピー&ペースト対応)
    • 各キーワードの月間検索ボリューム、競合性、入札単価などを一覧表示
    • 「予測」タブでは、広告配信した場合のクリック数や費用の見込みも確認できる

    SEOでの活用方法

    SEOでの活用方法

    キーワードの収集

    網羅的にキーワードを集めることが、効果的なSEO戦略の第一歩となります。

    ラッコキーワードとの併用がおすすめ

    効率的にキーワードを収集する方法として、以下の手順をおすすめします。

    1. 関連キーワードツール「ラッコキーワード」でサジェストキーワードを一括取得
    2. 取得したキーワードをキーワードプランナーの「検索のボリュームと予測データを確認する」に貼り付け
    3. 「過去の指標」タブで検索ボリュームを確認
    4. CSVでダウンロードし、スプレッドシートで管理

    この方法を使えば、1つの軸キーワードから数百〜数千の関連キーワードとその検索ボリュームを効率的に収集できます。

    キーワードの選定

    収集したキーワードの中から、実際にコンテンツを作成する対象を選ぶ際の判断材料として活用します。

    確認すべき指標

    • 月間検索ボリューム:需要の大きさを示す
    • 競合性:高いほど上位表示が難しい傾向
    • 入札単価:高いキーワードは商業的価値が高い

    選定の考え方

    検索ボリュームが大きく競合性も高いキーワードは、上位表示の難易度が高くなります。最初は検索ボリュームが小さめで競合性が低いキーワードから攻略し、徐々にサイトの評価を高めていく戦略が効果的です。

    便利な機能を使いこなす

    便利な機能を使いこなす

    絞り込み検索

    以下の条件で結果をフィルタリングできます。

    • 言語:特定の言語圏に絞る
    • 期間:季節変動があるキーワードの傾向を把握(過去5年分まで)
    • 地域:国や地域を限定
    • 検索ネットワーク:Google以外のネットワークも含めるか選択

    表示項目のカスタマイズ

    デフォルトでは非表示の項目もあります。必要に応じて追加表示できます。

    • 競合性(インデックス値):0〜100の数値で競合度を表示
    • オーガニック検索のインプレッションシェア:Search Consoleと連携時のみ
    • オーガニック検索の平均順位:Search Consoleと連携時のみ

    デバイス別内訳

    「予測」タブからPC・スマートフォン・タブレットごとの検索比率を確認できます。モバイルからの検索が多いキーワードであれば、スマホでの表示品質を重視すべき判断材料になります。

    データのダウンロード

    検索結果はGoogleスプレッドシートまたはCSV形式でダウンロード可能です。キーワードリストの管理や分析に活用できます。

    導入手順:Google広告アカウントの作成

    導入手順:Google広告アカウントの作成

    キーワードプランナーを使うには、Google広告アカウントの作成が必要です。ただし、広告を配信しなくても無料で利用できます。

    ステップ1:Google広告に登録

    1. Google広告の公式サイトにアクセス
    2. 会社名やウェブサイトURLを入力(SEO目的なら任意の情報でOK)
    3. 広告の目標を選択(何を選んでも問題なし)
    4. 効果測定の設定はスキップ
    5. 広告作成、キーワードテーマ、地域設定もそのまま進む
    6. 予算は最小の「¥1」に設定
    7. クレジットカード情報を登録(広告を出さなければ課金されない)

    ステップ2:広告配信を停止

    登録直後は広告が有効な状態になっているため、必ず停止設定を行います。

    1. キャンペーン一覧から作成した広告を選択
    2. ステータスを「一時停止」に変更
    3. 「一時停止」表示を確認

    この手順を忘れると広告費が発生してしまうので、必ず確認してください。

    ステップ3:エキスパートモードに切り替え

    初期状態の「スマートモード」ではキーワードプランナーが使えません。

    1. 設定画面から「エキスパートモード」を選択
    2. 「ツールと設定」メニューから「キーワードプランナー」を選択
    3. 利用開始

    無料利用時の制限と対処法

    無料利用時の制限と対処法

    2016年頃から、広告を出稿していないアカウントでは検索ボリュームが「100〜1,000」「1万〜10万」のような曖昧な数値でしか表示されなくなりました。

    正確な数値を見るには

    少額でも広告を配信すると制限が解除されます。目安として月200〜300円程度の広告費で解除されるケースが多いです。

    正確な数値が表示されたことを確認してから広告を停止すればよいので、一時的な出費で済みます。

    注意点

    一部のキーワードは制限に関係なく検索ボリュームが表示されないことがあります。極端に短い単語や、最新トレンドのキーワードなどが該当する可能性があります。

    よくある質問(FAQ)

    よくある質問(FAQ)

    Q. 完全に無料で使える?

    A. はい、Google広告アカウントを作成すれば無料で利用できます。ただし、検索ボリュームの正確な数値を見るには少額の広告出稿が必要になる場合があります。広告を停止しておけば課金されることはありません。

    Q. ラッコキーワードとどう使い分ける?

    A. ラッコキーワードは関連キーワードの「収集」に強く、キーワードプランナーは「検索ボリュームの確認」に強いツールです。両方を併用することで、網羅的なキーワードリストと検索ボリュームデータを効率的に取得できます。

    Q. 競合性の数値はSEOの難易度を表している?

    A. いいえ、キーワードプランナーの競合性は「リスティング広告における競争の激しさ」を示しています。SEOの難易度とは異なります。ただし、広告競合が高いキーワードは商業的価値が高いことが多く、SEOでも競争が激しい傾向があります。

    Q. スマホからも使える?

    A. Google広告アプリからアクセスできますが、機能が制限されています。キーワードプランナーをフル活用するには、PCからの利用をおすすめします。

    まとめ:キーワードプランナーでSEO戦略の土台を作ろう

    まとめ:キーワードプランナーでSEO戦略の土台を作ろう

    この記事では、Googleキーワードプランナーの使い方と導入方法について解説しました。

    重要ポイント:

    • キーワードプランナーは広告を出稿しなくても無料で利用できる
    • 「新しいキーワードを見つける」と「検索ボリュームを確認する」の2つの機能がある
    • ラッコキーワードとの併用で効率的なキーワード収集が可能
    • 検索ボリューム、競合性、入札単価を見てキーワードを選定する
    • 正確な数値を見るには少額の広告出稿が必要な場合がある

    次のステップ:

    • Google広告アカウントを作成してキーワードプランナーを使えるようにする
    • 広告配信を停止してエキスパートモードに切り替える
    • 自社ビジネスに関連する軸キーワードから調査を始める
    • ラッコキーワードと併用して関連キーワードを網羅的に収集する
    • 検索ボリュームと競合性のバランスを見ながら攻略対象を選定する

    キーワードプランナーは、検索クエリの需要を数値で把握できる貴重なツールです。Google公式のデータに基づいているため信頼性が高く、SEO戦略の土台となるキーワード選定には欠かせません。まずは自社ビジネスに関連する軸キーワードから調査を始め、検索ボリュームと競合性のバランスを見ながら攻略対象を選定していきましょう。